2024年1月に発表され、年内発売予定だったハリトラワイヤレスR(現HaritoraX 2 Add-on “R”)とは?

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ヒロヒロ
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ここでは、2024年12月21日発表されたHaritoraX2の登場により、当初発表されていたカメラ併設型のフルトラデバイス「HaritoraXワイヤレスR」の記事をここにアーカイブしております。まだ発表されていないだけで、中止ではない模様です。

2024年1月に発表をする➡12月後半まで詳細発表なしという状態が続き、多くのユーザーを困惑させていました。

が、この度、HaritoraX2というHaritoraXワイヤレスの後継機に近い改良版が、2025年1月に発売される予定となり、ハリトラワイヤレスR(カメラ併設型)は今回は次回販売に見送られた形のようです。しかも、公式発表によるとRはなんと、販売中止ではない含みを持たせている点が注意点です。

【過去記事】そもそも【2024年発売予定】のデバイス(HaritoraXワイヤレスR)とは?

https://ja.shiftall.net/products/haritorax-wr

2024年1月に発表された2024年発売を目指して発売と言われているデバイスです。

お手軽フルトラデバイスの上位モデル「HaritoraX ワイヤレスR」登場 複合方式で精度向上

2024年12月現時点で詳細な情報が全く公式から出てこないため、当サイトでは、別のフルトラデバイスの購入をお勧めしています。ハリトラワイヤレスR待とうと考えている人は、必ず発売するとも限らないので、ご注意ください。1月以降発表も特になく、待っているだけフルトラになれないので、早めにフルトラになって自分の好きなことした方が生産的だと思います。

______(過去記事終了)

 

2025年になった今、どういう状況になっているのか?

HaritoraXワイヤレスRはHaritoraX 2 Add-on “R”として登場!価格(税込): 3万円前後の予定とのこと

シフトールさんは、1/7にHaritoraX 2を拡張し光学トラッキング併用型にする「HaritoraX 2 Add-on “R”」を発表しました。当初は、一つのデバイスとして発売予定だったのですが、オプション品にする形で光学式を付与する形にするようです。赤外線で絶対座標を取得し、位置ずれをなくす方式とのことです。

Add-on “R”の発売時期: 2025年秋である点要注意

 しかし、Add-on “R”の発売時期: 2025年秋となっており、だいぶ先になる点要注意です。実質利用できるのは冬以降とみていいかと思います。実質の1年販売延期です。光学式とIMU方式の複合的なメリットを得たい方は、既に予約が開始されているContactTrackの予約を推奨いたします。

公式発表(Add-on “R”)

https://ja.shiftall.net/news/20250107-2

以下はCES前の記事になります

【CES前の記事】HaritoraXワイヤレスRは見送られただけ

ここで重要なのは、あくまで先送りしただけと言うことです。つまり、現状は中止ではないということ。

シフトールは前回もCESで発表しているため、ちょいと先というのが、今回2025年は1月8日〜11日、米ラスベガスのコンベンションセンターで開催されるCESで発表されるかが注目ポイントです。詳しくはシフトールマンのみが知る!!

XR/メタバースの最新動向を読む「CES2025 報告会」、1月17日にオンライン開催

ワイヤレスR、やっぱり高いのでは?

今回、HaritoraX2を残したと言うことは、やっぱり高いのでは?と個人的に思っています。これ以上の推測や言及は、無駄なので販売してからにします。

HaritoraX2とは何か?

ライバルに奪われたが・・発表当時は斬新だったコンセプト

しかし、ライバルたちも寝て待っていたわけではありません。Rの時のコンセプトだったカメラ+IMU方式でのフルトラデバイスは、Haritora X2発表と同じ日にDiver -Xがなんとデバイス側についた赤外線LEDをカメラで認識して、IMU方式とハイブリットでフルトラする新作を発表&発売。2024年当初の斬新なコンセプトは一気に薄れる結果になってしまっています。

#ContactTrack Seriesのフルトラ(Diver-X社 新製品)とは何か?【2024年12月23日版】

他社被りの発表は打ち消せない時代へ

Diver -Xの対抗手段?として、例年通り?毎回通り?他社と発表を被らせるようにしましたが、新規参入&完成した新タイプと言うことで今回も打ち消すことは、かなり難しかった模様です。

個人的な意見ですが、発表を被せるのは別に全然構わないのですが、VRCユーザーには既に知られている方法で、最近は他社のPRを全然打ち消せていないので、あんまり意味ないし、いい印象を持たれないと思います。(前回はMocopiVRの時にやっていました。)

発売延期=他デバイスをさっさと購入する時代に突入

この広報戦略は、競合他社がユニモーションやソニーだけの時代には有効だったと思います。しかし、今は違います。
在庫が回復しつつあるVIVE、PICO Motion Tracker、そして今回のDiver-Xとどんどんデバイスが増えていく現状にあります。つまり、供給不足時代のVIVEの代替として、シフトールだけを見てくれる時代が既に終わってしまっているので、もうシェアが高い老舗メーカーとしか見られていないのかもしれません。
今までの他IMU方式の国産メーカーにのみ対抗した、広報戦略では通用しない時代に入っています。 個人的には自社の優位な点をもっと常にPRして、活かせばいいような気がします。。。一応自分、単元未満株主なので、この広報戦略は、売りたい気持ちになるくらいかなり複雑です。

特に、フルトラデバイスを一つも持っていないワイヤレスRを心待ちにしている人にとっては、納期遅延などの連絡よりもこんなを優先されていたら、かなり悪い心象を与えると思っています。。個人的には、そんなことより現時点のRの進捗具合を教えてほしいです。。実際問題2024年1月時点で興味を持って続報を待ってくれたユーザーをつなぎ止めれていないどころか、完全に忘れ去られていたか、他デバイスを買ったと思います。

Rへの関心は薄まるばかり・・・。

最終的に、2024年中に新方式で発売すると言っておいて、延期して12月にIMU方式の改良版をだしていて、同日に新方式が他から出たら、そりゃあ普通の人間でシフトールに愛着がある人間以外は、他のデバイスメーカーに逃げちゃうと思います。多くの人は、新方式だからこそ興味があったわけですので・・・。

まさかの2025年秋まで延期・・・。

また、2025年秋まで拡張版の「HaritoraX 2 Add-on “R”」は出ないことに。結局「ハリトラワイヤレスR」はまさかの実質一年近くの延期となってしまいました。これはなかなかきついです。個人的にはかなり期待の持てた普及機でしたが、ますますシフトールさんは厳しい立ち位置になっているような気がします。

HaritoraX2に期待

話を戻して、今回発表したHaritora X2は、既存機種の在庫を無くして発売していることから、シフトールとしては、相当の自信があると思われます。実際、前回のハリトラワイヤレスでは致命的な問題だったBluetoothの同時接続数の多さによる問題は、足部分のIMUを有線で一体にすることで、改善する可能性があるように思えます。

Rについては、待てる人は待つのもいいと思いますが、個人的には、VRChatはやめる人の方が多いSNSです。フルトラデバイスも豊富にあり、欠品が少ない状態では、ほかのデバイスか、Haritora X2を一旦購入した方がいいかもしれません。HaritoraX2が値段据え置きで改良が実現されているのなら、その地道な改良を重ねる辺りは、さすがとしか言いようがありません。

個人的には、お酒をこぼしてかかっても潰れないくらいの防水性があることを期待しています。