フルトラって何?とわからない人はこちらの記事をまずご覧ください
フルトラをVRChatで遊ぶための18種類のツールを全く知らない人向けに一挙紹介!【2024年9月29日現在】
フルトラは体全身を使って操作する技術の略称で、正式にはフルボディトラッキング(以下フルトラ 英語:FullBodyTrackingでFBT)といいます。VRChat上では、一般的に使われている名称です...
VIVEトラッカーでフルトラできる仕組みについて
VIVEトラッカーはどういった原理でフルトラできるのか?ベースステーションについて解説します
VIVEトラッカー
公式サイトhttps://www.vive.com/jp/product/より引用
ベースステーションの役割
ベースステーションは単にライトハウスとしての役割(ライトハウスは灯台の意味)つまり、光を発しているだけの役割。ベースステーションの設置し、そこからトラッカー等にある受光部で受光することで位置を検出するので、この方式をライトハウス(ベースステーションは灯台としての役割のみ)と言います。
①縦軸と横軸方向のレーザーが一定間隔で出ており、めっちゃチカチカ赤外線が出る。
②トラッカーについている受信チップ(ウォッチマンモジュール)がレーザーを受信
③この際、グリンカーで時間をゼロにリセット。受信したトラッカーからPC側につけたドングルにデータを送信。
④③でベースステーションと赤外線を受信した時間までを計算し、ベースステーションまでの位置距離を検出。最終的に、アバターに動きを反映する仕組みです。
VIVEトラッカー
公式サイトhttps://www.vive.com/jp/product/より引用
まとめ:位置を検出する仕組み
①縦軸と横軸方向のレーザーが一定間隔で出ており、めっちゃチカチカ赤外線が出る。
②トラッカーについている受信チップ(ウォッチマンモジュール)がレーザーを受信
③この際、グリンカーで時間をゼロにリセット。受信したトラッカーからPC側につけたドングルにデータを送信。
④③でベースステーションと赤外線を受信した時間までを計算し、ベースステーションまでの位置距離を検出。
⑤最終的に、アバターに動きを反映する
*ベースステーションに付属しているBluetoothは、基本デバイスアップデート用なので、通常利用時は不要。フルトラ利用時もつなげる必要はありません。
ベースステーション(特に1.0)でNGな環境は何か?
(上記Youtubeページより引用)
公式のサポートについて
https://www.vive.com/jp/support/vive-pro/category_howto/base-stations.html
ベースステーションのBluetooth接続について
ベースステーション1.0と2.0の動きや精度の違いについて
ベースステーション1.0×2とベースステーション2.0×2とベースステーション2.0×4だと何が違う?
動画を例に説明します。動きはこんな感じです。
ベースステーション1.0×2の動きについて
ベースステーション2.0×2の場合の動きについて
対して、この動画は、Viveトラッカー3.0×8 Base Station2.0×2 Valve Index HMD+Indexコントローラで同じ立ち位置、ベースステーションも同じ位置で 2022 12 28 20 53 26 撮影したものになります。写真の状態で撮影しています。
ベースステーション2.0×4の場合どのような動きになるか?
トラッカーは固定方法で、トビはかなり改善できます。足だと、Eozのトラッカーベルトよりも靴に着けるほうが、靴の足底の足が曲がりづらくなるのでボクがよくやるような、ぐにょーーんといった動きが難しくなりますが、ダンスや外での運動のような激しい運動を再現するのには向いています。
【比較動画】ベースステーション1.0×2とベースステーション2.0×2とベースステーション2.0×4
ViveTracker 2.0と3.0について
ViveTracker 2.0 と3.0はそれぞれ大きさ、重量、充電時間、稼働時間等は異なりますが、Basestationが1.0及び2.0どちらでも動作します。
現状購入するのなら、重量が少なく新品の在庫量が多い3.0を推奨します。
IndexコントローラとQuestコントローラでの違いとベースステーションの台数やトラッカーの数が違うとダンスなどの動きでどう違う?
こちらの動画をご覧ください。ダンスでフルトラ使って、映像として残したい人は絶対見ておくべき動画です。
英語ですが、4つの分割比較の画像があり、非常にわかりやすいです。
■VIVEトラッカーを何個(3個~)つければよいか?
■ベースステーションを何台設置(1台~4台)すればよいか?
■IndexコントローラはQuestコントローラとどう違うのか?
が4つの比較動画を横並びで見ることができます。
ベースステーションはトビ防止だけでなく、高速で移動したり、くねくねしたりするときに、なめらかさにも影響してきます。今回のダンスでは、膝トラッカーはありませんが、膝トラッカーがあるともっと腰~膝間のムーブがなめらかに表現できます。
トラッカーの数は、ムーブや一体感をどれだけ求めるかで個人ごとで必要な数がだいぶ変わってきます。
一体感を優先したい場合は、数が多いほど有利です。
ただ、トラッカーベルトの運用が難しくなります。
しかし、ベースステーションの台数を増やせば、トビとかの問題が大幅に減るので、没入感を増やすにはお勧めの方法です。
没入感を増やしたいっていう人は、トラッカーの数を増やすよりもベースステーションの数を増やすのがお勧めです。
なおBS2.0対応前提の話となっていますので、その点ご注意ください。
数式?で表すとこんな感じです。
没入感=BSの数(多いほどトラブルが少ない)×トラッカーの数(一体感)
手間=1/トラッカー
ベースステーション1.0×2と2.0×2、2.0×4の違い
1.0×2と2.0×2の違い:トビの量が圧倒的に違うが、めちゃめちゃ動かなければ、1.0×2でも普通に動ける
2.0×2と2.0×4の違い:トビの量とエリアが違う。ほとんど飛ばない。エリア内の端から端まで有効的に使えるようになるため、トビを気にして、2.0×2の対角線上に位置を調整するなどの手間がいらない。エリア内のトビを気にせず有効利用したいムーブをする場合はあるといい。BS4台は、基本エリア内をめちゃめちゃ動く人向け
どんなムーブに向いているか
1.0×1:1台の場合は、基本ベースステーションに対して正面でないと飛ぶ。そのため、うごかない。椅子に座っている等が重要
1.0×2:動くけど、精度やラグがあっても問題ない等
2.0×2:対角線上で極端にくねくね動いたりしない動き。無限歩行やダンス等
2.0×4:ヒロさんムーブのような変な動き、エリアを端から端まで有効利用する必要がある動き(端から端まで)無限歩行する場合
トラッカーを付けるのが手間でやめてしまう人が多いです。
手間を省くためには、トラッカーベルトの運用の仕方がものすごく大事です。
トラッカー本体の固定方法等トラッカーについてはこちらに書いています。
【購入するとき】購入方法についてはこちら
VIVEトラッカー、ベースステーション、Indexコントローラーの購入方法、購入先などを中古、新品の場合で一挙紹介【中編】!!【20240714版】
【購入後の話】設定やトラブルについての話はこちら
【フルトラ VRChat】VIVEトラッカーとベースステーションってどうセッティングするの?どういったトラブルが発生しているの?ドングルの設置方法等を紹介!【後編】