コントローラ別に記載しました。VRC中に、突然空中に浮き出したり、地面に潜っていく、挙動が激しいなど、通常のコントローラで動く人を見かけたことがないでしょうか? 一見、そういうアバターと思いがちですが、実はこれ、SteamVR上でOpenVR Advanced Settingsを導入すれば、誰でも簡単に導入できます。
設定方法がコントローラごとに違いますので、コントローラ別に紹介したいと思います。
【共通】OpenVR-AdvancedSettingsのダウンロード
①Steam>ストア>「OVR」と検索、もしくは、上記をクリック。
https://store.steampowered.com/app/1009850/OVR_Advanced_Settings/
②githubにはOSSとして公開されているものからDL
https://github.com/OpenVR-Advanced-Settings/OpenVR-AdvancedSettings
があります。②は更新のたびインストールしなおしが必要です。以前は、無料でしたが、開発&更新の維持が目的のため、①で有料化されました。ただ、使い勝手の良さから、①を推奨します。
【共通】OpenVR-AdvancedSettingsの設定
インストール後、起動し、SteamVR>ライブラリ>「OVR Advanced Settings」へ。
選択後、起動をクリック。その後、「Motion」を選択。Space Dragの「Left Hand」「Right Hand」の両方にチェック
あとは、コントローラごとの操作になります
①Questシリーズでの設定方法
Quest3、Quest3Sの場合
Quest3は、OVRのボタン設定をタッチパネル部分にすることで寿命を延ばすことが可能に
Quest3、Quest3sはタッチパネル部分がXYボタンの右側、ABボタンの左側にあります。
OVRのボタン設定を「Thumbrest」の項目に設定すると、コントローラーのタッチパネル部分でアバターの上下、解除が出来ます。
押してリセットしたい方に:ボタンとして使用>タッチ>resetoffsets
押して上下したい方に:ボタンとして使用>タッチ>righthandsspacedrag(左の場合はlefthands)
その部分をよく使う人は、XYABボタンのいずれかを「ダブル」に変更してカスタマイズすることをお勧めします。
古いコントローラ群
Quest2以前
設定方法は今と変更がなく
https://note.com/w01f/n/n573cb48371c2 や https://metacul-frontier.com/?p=4921
に記載されています。
②Indexコントローラ
https://signyamo.blog/valve-index_ovr_height/を参照して実施。HMDがIndexなどのライトハウス方式の場合、VIVEのフルトラ関連のソフトはあまり更新がないので、古い記事でも問題なくできることが多いです。OpenVR Advanced Settingsに関しても同じです。Questでもコントローラーの名称や設定以外はほとんど同じです。
https://signyamo.blog/valve-index_ovr_height/ に設定の仕方やスクショは、すべて書いてあるので、そちらをご参照ください。こはろぐでもIndexコントローラでしたので、こちらでも可能です。
https://kohavrog.com/spacedrag/
③VIVEコントローラ
こちらも記事が古いのですが、そもそもVIVEコン自体大きな変化がないため、基本的に設定方法は今と変更がなく
バチャマガの記事で対応できます。ほとんど共通していて、コントローラの割り当てのところのみ異なっています。
ポイント:コントローラのボタン割り当て以外は同じ
先ほどの3つのケースにほとんどの人があてはまるので、以下は余談です。
共通している部分だけ抜き出すと、つまり「コントローラーのどのボタンに割り当てるのか?そのボタンはタッチも認識するのか?」のみが大きく違っていて、下記の割り当ての設定内容や動作については同じのようです。
キーバインドの設定
「Bindings」の選択、左コントローラーのシステム横の+を選択後、「left hand space drag」をクリック。
「reset offsets」を選択>個人用バインドを保存を選択。
Unityと同じで、記事が古いからできないと思わず、古い記事でも今でも使えるから、検索して上位に残っていると思った方がいいでしょう。以上です。
意外に知られていない便利な方法
フルトラ時に足が埋もれる等が発生した場合、OpenVR-AdvancedSettingsのFloor Fixを使って一時しのぎする
床の位置がおかしくなった場合、コントローラを一台置いて、OpenVR-AdvancedSettingsのFloor Fixを使うと、一時的に床の高さにあいます。ただし、プレイ中のみ、一時的な処置なので、HMD側の再設定をお勧めします。HMDがIndexなどのライトハウス方式の場合は、ルームセットアップ、QuestやPICOなどの場合も床の設定などを再度しなおしましょう。どのHMDでもどのフルトラデバイスでもSteamVR対応している場合は、普通に有効です。
HMDの位置がぶっ飛んでいる、最初から位置がおかしい時、一時しのぎで
Fix Floor: 床の高さを修正します。床にコントローラを1つ置いて、ボタンを押すだけです。
Recenter Playspace: 床の高さを修正するだけでなく、床にあるコントローラの周囲のスペースもリセンタリングします。
OpenVR-AdvancedSettingsの英語を和訳
TOPページについて
Video Profile: ビデオプロファイル。
Chaperone Profile: シャペロン境界プロファイル。
Microphone: マイクの音量設定。ミュート/ミュート解除。
Push-to-Talk: プッシュトークの有効/無効
シャペロンって何?
ライトハウス方式のHMDで、ユーザーのプレイエリアの境界を示す技術。 コントローラでプレイエリアを指定することにより、セットアッププロセスでシャペロン境界を設定可能。 デフォルト設定では、ユーザーが境界線に近づくとグリッドパターンが表示されるようになっている。今はQuestが多いので、そんな言葉は使わないかもしれません。
SteamVR
Misc
Enable Timing Overlay: タイミングオーバーレイを有効。
Allow Multiple Drivers: 複数のドライバのロードを許可。viveトラッカーを別デバイスで使うなどを許可
Disable Notifications: 通知無効
Enable System Button Binding: システムボタンをバインドして任意のアプリケーションで使用可能。
No Fade to Grid: アプリケーションが応答しないときに、グリッドを非表示
Camera
Enable Camera: カメラ機能有効
Desktop Overlay Width: :Steamのデスクトップオーバーレイの幅を調整。
Restart SteamVR:SteamVRを再起動
Statistics
HMD Rotations: Y軸の回転数(有線HMDの絡まったコードをほどくのに便利)。
Left Controller Max Speed: 左コントローラの最大速度。
Right Controller Max Speed: 右コントローラの最大速度。
