フルボディトラッキング・・・・略してフルトラと当サイトでも紹介しています(この紹介文自体、多くの先輩たちの受け売りです)
がそもそもこの「フルトラ」、ハリトラを作っているシフトールが商標を獲得していることは、フルトラに関心のある一部の人しか知らない情報でした。そんな中、発生した「フルトラ商標登録」問題について簡単に紹介します。また、今回のフルトラ商標登録問題で
私は、シフトールに対してひどく失望しており、ユーザー視点を全く確保できない(ディスり記事しか思いつかない)ため、シフトール関連記事の更新をしばらく止めます。詳細は以下に記載します。
「フルトラ商標登録」問題とは?
自分もその人達に詳細を教えてもらって今に至っており、ここまで大盛り上がりした経緯を簡単にまとめてみようと思います。
そもそも、この問題がみんなに知られるようになったのは、青海さねさんの このツイートがきっかけです
(2024年3/10に非公開になったことを確認したため、非公開にしました。趣旨としては特許無効請求になります。
https://getnews.jp/archives/3441365)
この情報について、その後、Shiftall のCEOのツイートがありました。
フルトラ商標の件、沢山の方が興味を持たれているみたいなので、双方の主張について公開対談で話し合うとかにしません? 電子機器に限定して取り、競合他社に行使しただけですが、それは良くないことだ!というご意見が多いようなら誰もが使えるような形へと変更することも考えていますよ @aomicreate
— 和蓮和尚 (@warenosyo) September 14, 2023
と公開対談を提案する形になりましたが、その後当事者同士のここでは載せない方がいいと思えるようなやりとりが続き
他ユーザーからの推測、意見が飛び散る事態になりました。そして
フルトラ商標に関連して、公開対談は受け入れていただけませんでしたが、たくさんのご意見は頂戴できたかなと思います。本日中に社としての方針をまとめて公式発信致しますので、いましばらくお待ちください。
— 和蓮和尚 (@warenosyo) September 15, 2023
とシフトール側から公式(?)な見解が出る結果になりました。
そして、9/15の今日
商標「フルトラ」につきまして、昨日9月14日より本日にかけ、沢山の皆さまから、本商標の保持ならびに使用方法の是非について非常に沢山のご意見を頂戴いたしました。これを受けまして、過去の経緯と、これからの方針を発表いたします。
※同文が弊社Webサイトにも掲載されています。
———-…— 株式会社Shiftall (@shiftall_jp) September 15, 2023
という見解が発表されました。
当サイトの立ち位置
当サイトはどちら側でもありませんが、シフトールさんが商標を取得していることは把握しておりました。
また、シフトールさんの検索順位だけあがっていることにここ1年ぐらい不思議に思っていました。
私にとってこの問題は数か月前から気がかりな問題だったのです。
ただ、この度シフトールさんが言っている内容が、別の方が前から言っている内容と同じだったということがわかり
さらに、上記の検索結果と相関性がある対応をしていたということがわかり、ひどく失望しました。
シフトールさんについての心象
シフトールさんがおっしゃっていた「フルトラの民主化」とシフトールさんが実際やっていたことにずいぶん差があったんだなと悲しい思いをしています。フルトラの商標をとるというのは、検索ワードで一番をとり他社を排斥することができるからです。
実際問題として、フルトラと検索すると、当初検索1P目になかったシフトールが、出るようになり、当サイトの次に出るようになりました。しかし、肝心の他社の公式がなかなか出てこない。実際問題、公式はハリトラ以外出てこないため、検索結果1P目から転売品が紹介される等になっています。他社さんは、シフトールが今回のアクションをとっていたことを知っていたため、フルトラというワードをHPなどで記載しなかった可能性が十分にあります。現状はシフトールさん優位の検索順位となってしまっているということです。皆さんも検索するときは、どんなきれいごとをいっても、結局は1P目の中でも上位の検索順位を見られると思います。検索1P目に載っているのならまだしも、のっていないのですから、とてもじゃないですが、シフトールさんにとって圧倒的に優位で、検索者が知りたい検索結果になっているとは到底思えません。今回の件は、誰も知らなかった深い溝を掘っていて、それが明らかになっただけだと自分は感じており、非常に遺憾です。
フルトラの民主化をHPで掲げていた同社が、実際は他社に対して商標があることを理由に、フルトラという用語を使わないように声掛けした事実があったということは、同社は「フルトラの民主化」を目指していたのではなく、「フルトラ」という検索ワードで上位をとり、「フルトラの独占的地位を確保するために商標をとってハリトラ=フルトラだけの世界にしようとしていた」と解釈せざるを得ません。
しかも、フルトラデバイスが供給不足という状況の中、やることとは到底思えません。どちらかというとフルトラという言葉を使ってどんどんフルトラのニーズを満たさないといけない状況です。デバイスがやっと複数種類選べるようになったという状態なのに非常に残念です。また、今回の対応も相手側が行動を起こしてからの対応となっており、行動を起こさないと、行動しなかったのかと考えざるを得ません。
今回の件で、私はどちらかというと、シフトールさんがフルトラの民主化なんて微塵も考えていなくて、供給数自体が少ない環境の中、他社がフルトラというワードを使えないように声掛けした実態との差にひどく失望しています。今回の件も含め、私はシフトールさんが発する情報の何を信用していいのかわからなくなってしまいました。
デバイスの寸法も一から図りなおした方がよろしいでしょうか? 私が思う御社がやることは、まず度重なる納期変更で迷惑をかけているユーザーに、適切な納期を正確に連絡することではないでしょうか?納期も違う、掲げているHPの理想と真逆に近い行動をしているのでは、私は御社の何を信用していいのかわかりません。御社は既に納期が違うメーカーと思われています。
商標うんぬんよりも、フルトラの民主化なんてちっとも考えていないんだな、顧客にうそ(納期)ばっかりついているじゃんと思ってしまいました。シフトールさんが他社の広報活動に支障がでる「フルトラを使わせない」アクションをとっていたことと、それを長期間隠していたことには本当に失望しました。商標を取得して権利を守りますと宣言はしていますが、どちらかというと言わされた感が強く、懐疑心が深まっております。
当サイトの今後について
私にできることは、ユーザーの立場に立ったフルトラ情報の発信しかありません。フルトラという言葉は多くのユーザーが手足を動かして全身でアバターを操作する楽しさを知る機会になるためのキーワードです。
フルトラの普及には各社がフルトラという言葉を普通に使えないとだめだと考えていて、カメラ、IMU、光学式、ジョイコン、自作みんながフルトラという言葉の環境を使えることが普及の必須条件と考えております。私はすべてのフルトラデバイスメーカーが、フルトラという検索ワードで上位に来る日を夢見ており、必ず実現できると思っています。フルトラはまだまだ全然足りないと思います。
今後もフルトラのユーザーを増やすためにも、情報発信に努めますので、よろしくお願いいたします。今回の件でハリトラを不当に記事の掲載から取り除くといった変な対応などはしません。デバイスとしての純粋な記事を作成していきたいと考えています。ユーザー視点の情報提供を引き続きしていきます。
ただ、あまりにも心象が悪いため、ハリトラ関連の記事の更新はしばらく止めたいと思います。
なお、当サイトからフルトラという言葉が消えたら、そのときはお察しいただければ幸いです。
VRchatフルトラ猫研究所 ヒロ
商標権について
https://note.com/maekawa_ip/n/ncb4d74d8c1b1
商標権についてはこちらの記事が詳しいです。第三者的な視点で見られているため、冷静に知りたい方はこちらをご覧ください。
この記事に記載しているお二方について
こちらの記事では、シフトールCEOの方と青海さねさんのツイートを載せておりますが、お二人とも会社の公式HPに詳細な情報がありますので、詳しくはそちらかツイッターのほうをご覧ください。当サイトと私もあんまり詳しくありません。
この記事よりもフルトラについて知ってほしいです。
個人的には、この争い?よりも、多くの方にフルトラについてもっと知ってほしいです。
フルトラ関連のメーカーさんたちについて知ることができます。この記事で来られた方は
フルトラデバイスメーカーは、シフトールさんだけかと思っていますがそうではありません。
ぜひほかのメーカーさんについても知っていただきたいです。
フルトラをVRChatで遊ぶための18種類のツールを全く知らない人向けに一挙紹介!【2024年11月15日現在】
フルトラは体全身を使って操作する技術の略称で、正式にはフルボディトラッキング(以下フルトラ 英語:FullBodyTrackingでFBT)といいます。VRChat上では、一般的に使われている名称です...
願わくは、この記事のアクセスが低くなることを祈っております。
なお、9/17でnoindex、nofollowにして検索上位にならないように変更しました。
9/30にフルトラと検索した結果、他社さんがでるようになりました
「フルトラ」をPCで検索した結果です!!ついに商標持っているハリトラさん以外のユニモーションさんがでるようになりました!!!すごくうれしいです。
ありがとう!シフトール。 pic.twitter.com/nBOnR9w6SL— ヒロ/フルトラ研究所(フルトライター芸人)VRChat :hiro124 (@hiro124_VRC) September 29, 2023
*この記事は何度も修正しています。心の整理ができるまで修正させてください
心落ち着いたので記事記載を再開します(2023年10/15頃)
心落ち着きましたので、記事再開します。(2023年10/15頃)
2024年3月10日
*青海さんの当該ツイートが2024年3/10に非公開になったことを確認したため、非公開にしました
2024年9月7日
青海さんの当該ツイート非公開に伴い、完全に不明のため、別記事のリンクを掲載いたしました。
また、SNS上で当記事はフルトラの商標取得に否定的とコメントされる方がいますが、商標取得自体を否定したものではなく
商標取得後の他社に対する対応と宣伝内容として言われていた「フルトラの民主化」に対する見解が、かなり大きな差があったことに対し、非常に遺憾だったという趣旨になります。