まずはじめに
VRChatはUnityを経由してアバターをアップロードするため、Unityの操作が必要で、デバイスも購入してすぐに使えるわけではありません。しかも、購入時に規約の理解が必要になってきます。規約を理解して適切に使用しましょう。
アバターの設定
アバターの設定で困った時の一覧です。アバターの利用規約やガイドラインは、全て同じというわけではなく、各アバターによって異なるので常に公式をチェックすることが重要になってきます。また、Unityの操作方法で悩んだ場合も、公式で素早く対応してくださるところもあるので、必ずチェックしましょう。
mioアバターの場合
公式ドキュメントをご確認ください。自分の場合は、mioアバターである薄荷ちゃんを例に書いていきます。
公式でしっかり書かれているケースを例に以下、どういった手順で確認するのか、示していきます。
基本的に、ここまで充実しているマニュアルがあるもので、困っている場合はドキュメントをいったん見ることをお勧めします
VRChatでのアバターの導入方法(PC)
https://avatar.mio3io.com/#/setup_pc
VRChatでのアバターの導入方法(Quest)
https://avatar.mio3io.com/#/setup_quest
Cluster(クラスター)でのアバターの導入方法(Quest)
https://avatar.mio3io.com/#/setup_cluster
汎用的な改変方法
https://avatar.mio3io.com/#/tips/
対応衣装制作・販売のガイドライン
以下は、衣装販売などをしたいときのガイドラインです。公式にしっかりと記載されていますので
BOOTHで販売する等する場合は必ず確認しましょう
https://avatar.mio3io.com/#/userclothes
アバター関連 イベント開催のガイドライン
イベントを企画する場合や主催する場合のガイドラインです。アバターによっては、問い合わせをする前に公式に記載されている場合がありますので、必ずチェックしましょう
https://avatar.mio3io.com/#/userevent
このようにアバターの利用規約やガイドラインは、全て同じというわけではなく、各アバターによって異なるので
常に公式をチェックすることが重要になってきます。今回は公式が全部記載しています。そういった場合は、Google検索よりも前に、公式のドキュメントを読み込みましょう。
利用規約ってなに?
VRChatの場合、VN3ライセンスが一般的
VRChatのアバターの利用規約の多くは、あしやまひろこ(@hiorko_TB)氏が作成したVN3ライセンス( https://www.vn3.org/ )テンプレートを使用していることが多いです。各項目についてわからない場合は、VN3ライセンス( https://www.vn3.org/ )のHPをチェックしましょう
先ほどのmioアバターの場合でも、ライセンスはVN3ライセンスになっています。
https://avatar.mio3io.com/license/ja.pdf
VN3ライセンスは、「利用規約による許諾範囲の簡易一覧」が1P目に記載されており、視覚的にわかりやすいアイコンを設置しており、そこで大まかな権利範囲がわかります。
1. 利用主体:A 個人利用 B 法人利用
個人で利用する人がほとんどですので、一般的に利用する人は個人を見てください。
2. オンラインサービスへのアップロード
VRChatはオンラインでアップロードするサービスですので、確認が必要です。全部NGの場合当然アップロードできません。
3. センシティブな表現
性的表現、暴力的表現、政治活動・宗教活動の3つがあります。
ここはアバターによって、かなり違いますので、要確認です。基本的に、迷惑な行為をパブリックでしないなどの通常のモラルに沿った行動なら、普通は問題ないと思います。VRChatのユーザーは、SNSや写真のアップロードなどすることが非常に多いので、第三者への公開時は特に注意が必要です。
4. 加工
調整、改変、他のデータを 改変するための 利用、調整・改変の 外部委託があります。
調整、改変がNGのものは、調整、改変がNGですが、多くのVRChatユーザーは、改変を楽しむために購入される方が多いので、この辺りはOKが多いです。調整・改変の 外部委託は要確認です。外部委託というのは、改変の仕方わからないから、友人に代わりにやってもらうというのも外部委託になります。
5. 再配布・配布
未改変状態での再配布と改変したデータの配布があります。基本的に、アバターをアップロードする場合、クローン可能にせず、配布を全くしない限りは問題が起きない項目です。
6. メディア・プロダクトへの使用
映像作品・配信・放送への利用 、出版物・電子 出版物への利用、有体物(グッ ズ)への利用、製品開発等の ためのソフト ウェアへの組み 込みについて書いてあります。ここで個人で使う時の注意点は、映像作品・配信・放送への利用 、出版物・電子 出版物への利用です。映像作品は、動画やSNSなども含むので、動画への利用に使えるかの理解が必要です。出版物や電子出版というのは、書籍などが該当します。
ただ、例外記載が1.利用主体の下に書いており、個人が普通に日常用途で使う時の許可を含むと記載されています。1と連動している点もしっかり確認しましょう。
見た目かわいい/かっこいいという理由で買ったが・・
このVN3ライセンスを見ていくと、規約がものすごく厳しいものから、ものすごく緩いものまであります。ライセンスは基本的には、BOOTHの販売ページに置いてありますので、事前によく確認しておきましょう。また、同じ作者さんの場合でも、販売時期によって、利用規約が変更されていることがかなりあります。
特に、VRChatでは、利用者が最近増えていることから、配信する時の不適切なアバター利用などで違反行為が目立つようになってきています。
VRChatで実際に起こった法的トラブルと人間関係、金銭トラブルで注意すること
VRSNSも通常のSNSも現実でも起こる問題やトラブルは大体同じ。VRChatは、VR空間でのSNSです。SNSである以上、著作権被害、投資詐欺、宗教勧誘、恋愛やエッチなことを目的に来られる方等が必ず...
利用規約は必ず読みましょう
また、VRChatのアバターの話ではありませんが、当サイトも利用規約があり、文頭に必ず記載しております。
読まれましたでしょうか?
アバター作者だけでなく、当サイトも著作権に関する規約があり、無断転載などの行為に苦しんでいます。