VRChatのVRモードに必須のデバイスであるVRゴーグル【別名;ヘッドマウントディスプレイ(HMD)】そもそもVRゴーグルってどんなものなのか?そして、VRChatではどのようなものが求められているのか?以下説明していきたいと思います。
- VRchatで求められるVRゴーグルの条件は何か?
- VRゴーグルをタイプ別に紹介
- インサイトアウト方式のHMDを紹介!
- ライトハウス方式のHMDを紹介
- 用途別!!これがおすすめ
- 初めての人:Quest3S
- ・価格:Quest3S
- ・性能のバランス:Quest3
- ・重量:QuestPro、Quest3、Bigscreen Beyond
- ・VR画質:QuestPro、Quest3
- ・MR画質:Quest3
- ・VRプレイ後のヘアスタイルの乱れや汗等:QuestPro
- ・メガネつけたままプレイしたい:QuestPro
- ・フェイシャルトラッキングとアイトラ:QuestPro推奨、vive-focus-vision、VIVE XR Eliteも検討
- ・VR睡眠:Quest3
- ・フルトラで安定性を求める場合
- ・フルトラでダンス等回転を伴う動作が多い場合
- ・設定が楽なフルトラをしたい場合
- 用途別!おすすめできないポイント
- 各HMDスペック一覧表
VRchatで求められるVRゴーグルの条件は何か?
VRゴーグル(HMD)って何?VRChatでは何が求められるか?
そもそもVRゴーグル(HMD)って何?ヘッドマウントディスプレイは、略してHMDと呼び、TV等との大きな違いは、平面のモニタをみるのではなく、左右で異なった映像を表示することで3Dの仮想現...
ここでは、VRChatでよく使われているVRゴーグルを紹介します
VRゴーグルをタイプ別に紹介
インサイト方式とライトハウス方式のHMDがあります
VRゴーグルでは、頭や移動したときの位置や距離を検出する仕組みは主に2つあります。ひとつは、HMD本体についているカメラ等を使って、トラッキングする方式(インサイトアウト方式)とベースステーションとよばれる外部装置を使って、位置を測定するライトハウス方式です。ライトハウス方式は別途ベースステーションと呼ばれる外部装置が必要になるため、高額になります。気軽に始めたい方は、インサイドアウト方式をお勧めします。今から各方式で人気があると思われる順に紹介します。
インサイトアウト方式のHMDを紹介!
メリット
インサイトアウト方式のHMDは、部屋のスキャン等をする必要がありますが、外出先でも利用ができます。デバイスによっては、単体のみでVRChatができます。
デメリット
デメリットととして、夜間や暗いところ、逆に太陽光が強すぎるところは非常に弱いです。VR睡眠時は、赤外線ライト等利用しましょう。
Questシリーズ(QuestPro、Quest3、Quest3S、Quest2) 49800円~
MetaQuestシリーズは、Meta社(旧Oculus)が開発したインサイトアウト方式のHMDです。Quest2が非常に安価だった2万円台~3万円台ころからユーザーが増え、QuestProが販売後、現在はQuest3が普及機となっており、市販されてます。VRChatでは、Quest単機で起動して入ることができるモードとPCと接続することでPCVRとして機能するPCVRモードがあります。多分ですが、VRChatユーザーが最も使っているシリーズです。
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Pico4 Ultra 81800円
PICO社で発売されているインサイトアウト方式のHMDです。VRChatでは、PICO単機で起動して入ることができるモードとPCと接続することでPCVRとして機能するPCVRモードがあります。
PICO4Ultraについての紹介記事です。PICO 4 Ultraについてインサイトアウト方式って何?他のHMDについて知りたい方はこちらもご確認ください。 ポイント①:Pico4Ultr...
VIVE XR Elite 10万円台~
HTC VIVEで発売されているインサイトアウト方式のHMDです。ベースステーション不要でフェイシャルトラッカーやアイトラッキングを後付けできるデバイスです。軽さがウリです。ただし、Questシリーズと同じトラッキング方式等の割に値段が10万円台と高く、フルトラにもあまり向いていません。
当サイトでは、買う価値があるのか微妙なデバイスだと思っており、ある程度の人柱覚悟が必要だと思っています。こはろぐをどうぞ~
vive-focus-vision 14万円~
こちらもHTC VIVEで発売されているアイトラッキング標準搭載のHMDです。フェイシャルトラッカーを後付けできます。デメリットとして、Questシリーズと同じトラッキング方式等の割に値段が14万円高く、フルトラにもあまり向いていません。ただし、同じくVIVE製のUltimateTrackerとの相性はいい可能性があります。HMDとして買う価値があるのか微妙なデバイス&人柱覚悟が必要だと思っています。詳細はこちらを参照ください。
【速報】VIVE Focus Visionが9/14発表!VRChat対応!フェイシャル、アイトラ対応。ただしベーステ非対応
HTCは、9.14、新型ヘッドセットVIVE Focus Vision ベースステーション不要のアイトラ標準搭載、オプションでフェイシャルトラッキング対応可能、アルトラ対応のHMDを発表しました。アル...
ライトハウス方式のHMDを紹介
ライトハウス方式のヘッドマウントディスプレイ(HMD)は、PCと接続することでPCVRとして機能するPCVRモードでのみ動作します。全身をトラッキングするVIVEトラッカー等を用いたフルトラでは、反射物が多い環境等以外では、数ミリ単位の誤差とものすごく動きの再現性が高いのがメリットです。ほかにも、暗闇でも動作する等のメリットがあります。
Valve Index、初代VIVE(VIVE CE)、Bigscreen Beyond
ベースステーションが必要なHMD一覧です。
Valve Index、VIVECEなどのライトハウス方式のヘッドマウントディスプレイを紹介!
他のHMDの詳細はこちらQuestシリーズ(QuestPro、Quest3、Quest3S、Quest2) やPICOなどの詳細はこちらライトハウス方式のヘッドマウントディスプレイとは何か?Valve...
用途別!!これがおすすめ
初めての人:Quest3S
VR酔いの耐性があるかどうかが重要なので、安価なQuest3Sがお勧めです。
QuestPro #Quest3 #Quest3S Quest2 #VRChat ではどのVRゴーグルが良いか! #PICO4Ultra も実際使って比べてみた【前編】2024年11月30日更新
PCでVRChat始めたけど、やっぱりヘッドマウントディスプレイ(HMD)をつけて遊びたい!そんな人に向けて、今回、MetaQuestのヘッドマウントディスプレイを各種紹介します。そもそもVRChat...
・価格:Quest3S
Quest3Sがお勧めです。
・性能のバランス:Quest3
Quest3がお勧めです。
・重量:QuestPro、Quest3、Bigscreen Beyond
軽量なQuestProやQuest3がお勧めです。ライトハウス方式の場合で入荷まで数か月まてる場合は、Bigscreen Beyondがお勧めです。
・VR画質:QuestPro、Quest3
Quest3やQuestProがお勧めです。自分はQuestProのほうがきれいに見えます
・MR画質:Quest3
カメラが高性能なQuest3がお勧めです。
・VRプレイ後のヘアスタイルの乱れや汗等:QuestPro
ひもがないQuestProがお勧めです
・メガネつけたままプレイしたい:QuestPro
密閉ではなく、オープンエアータイプのQuestProがお勧めです。
Questシリーズの詳細はこちら
QuestPro #Quest3 #Quest3S Quest2 #VRChat ではどのVRゴーグルが良いか! #PICO4Ultra も実際使って比べてみた【前編】2024年11月30日更新
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・フェイシャルトラッキングとアイトラ:QuestPro推奨、vive-focus-vision、VIVE XR Eliteも検討
できる機種が限られます。後付け不要なQuestProがお勧めです。公式で後付けがある、vive-focus-vision、VIVE XR Eliteの検討も視野に入れてください
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PCでVRChat始めたけど、やっぱりヘッドマウントディスプレイ(HMD)をつけて遊びたい!そんな人に向けて、今回、MetaQuestのヘッドマウントディスプレイを各種紹介します。そもそもVRChat...
・VR睡眠:Quest3
部屋を暗くする場合は、赤外線ライト購入必須でQuest3、Questpro等のQuestシリーズがお勧めです
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・フルトラで安定性を求める場合
Valve Indexのような有線HMDがベスト
Valve Index、VIVECEなどのライトハウス方式のヘッドマウントディスプレイを紹介!
他のHMDの詳細はこちらQuestシリーズ(QuestPro、Quest3、Quest3S、Quest2) やPICOなどの詳細はこちらライトハウス方式のヘッドマウントディスプレイとは何か?Valve...
・フルトラでダンス等回転を伴う動作が多い場合
VIVE Trackerの非公式対応ですが、Questシリーズでのフルトラがおすすめです
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・設定が楽なフルトラをしたい場合
PICOMotionTracker 対応のPICO4Ultraがお勧めです
PICO4Ultraについての紹介記事です。PICO 4 Ultraについてインサイトアウト方式って何?他のHMDについて知りたい方はこちらもご確認ください。 ポイント①:Pico4Ultr...
用途別!おすすめできないポイント
・価格と入手性;Valve Indexやベースステーションを必須とするHMD
・既存の眼鏡でのプレイ:Quest2、Quest3(横長のレンズだとメガネが入らず変形する可能性あり)
・価格:QuestPro
・重量以外の要素:初代VIVE(フルトラ完全特化や軽量最重視なら超お勧め)
・フルトラでもダンス等回転を伴う動作が多い場合:Valve Index(有線HMDのため断線しやすいのに線が2万円ほどして高い)
各HMDスペック一覧表
重要なポイント一覧
・PCVRするとき:CPUも確かに重要かもしれませんが、映像の表示画質の方が遥かに重要です。
・フレネルレンズorパンケーキ:Questの場合は基本パンケーキのほうが凹凸がなく、みやすいです。
・視野角が重要:見える範囲で、広ければ広いほど没入感が高まります
・指トラッキングされたい方;指トラッキング用の拡張デバイスが、現状QuestシリーズかValve Indexしか対応していません
Quest3 | Quest3S | Quest2 | QuestPro | PICO4Ultra | Valve Index | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|
対応ワールド | Quest(Android)/PC | Quest(Android)/PC | Quest(Android)/PC | Quest(Android)/PC | (Android)/PC | PC | |
販売 | 発売中 | 販売予定10/15~ | 終売 | 在庫限りで終売 | 発売中 | 販売中らしいが年単位で売切中 | |
価格 | 最低価格¥74,800 | 最低価格¥48,400 | 終売 | 最低価格 ¥159,500 | 最低価格¥89,800 | 販売していないため不明 | |
アイトラッキングとフェイシャルトラッキング | 非対応(別途非公式で取り付け必要) | 非対応(別途非公式で取り付け必要) | 非対応(別途非公式で取り付け必要) | 対応 赤外線センサー5個(視野角120度) | 非対応 | 非対応(別途非公式で取り付け必要) | |
一般的なトラッキング方式 | インサイドアウト | インサイドアウト | インサイドアウト | インサイドアウト | インサイドアウト | ライトハウス | |
コントローラトラッキング | コンピュータービジョンと 機械学習トラッキングのハイブリッド | コンピュータービジョンと 機械学習トラッキングのハイブリッド | IRベース、ヘッドセット によるトラッキング | 3つのカメラセンサー 無限のトラッキングボリュームによる自己トラッキング | 環境トラッキングカメラ×4 | ライトハウス | |
没入感のレベル | 完全没入 | 完全没入 | 完全没入 | 周辺部が完全に開いたデザイン(同梱品で部分的に遮光するか、別売のアクセサリーで完全に遮光) | 完全没入 | 完全没入 | |
搭載センサー | ワイヤレスインサイドアウトSLAMトラッキング | 6DOF | 6DOF | 6自由度のインサイドアウトSLAMトラッキング | iToF深度センサーカメラ×1 | 現在作成中 | |
接続方式 | 有線、WiFi | 有線、WiFi | 有線、WiFi | 有線、WiFi | 有線 | ||
重量 | 515g | 500g | 500g | 722g | 約580g | 現在作成中 | |
光学系 | パンケーキレンズ、連続IAD調整 | フレネルレンズ、3位置IAD調整 | フレネルレンズ、3位置IAD調整 | パンケーキレンズ、スライダーによる連続IAD調整 | パンケーキレンズ | 現在作成中 | |
リフレッシュレート | 72Hz、80Hz、90Hz、120Hz | 90Hz/120Hz | 90Hz/120Hz | 90Hz | 最大90Hz | 現在作成中 | |
視野⾓ | ⽔平110º × 垂直96º | 96度(水平)/90度(垂直) | 90度(水平および垂直) | 106度(水平)/96度(垂直) | 105° FoV | 現在作成中 | |
色域 | sRGB 100% | sRGB 100% | sRGB 100% | sRGB 129% | 不明 | 現在作成中 | |
ディスプレイ | 2064 x 2208 | 1218 PPI | 25 PPD | 1832 x 1920 | 773 PPI | 20 PPD | 1832 x 1920 | 773 PPI | 20 PPD | 1800 × 1920 | 1058 PPI | 22 PPD | 2160 × 2160 両目4320×2160 PPD 22.5 | 現在作成中 | |
パススルー性能 | カラー(4MP、18 PPD) | カラー(4MP、18 PPD) | グレースケール | カラー(1MP、8 PPD) | 32MPのカラーシースルーカメラ×2 | 現在作成中 | |
パフォーマンス | Snapdragon XR2 Gen 2 | Snapdragon XR2 Gen 2 | Snapdragon XR2 Gen1 | Snapdragon XR2+ Gen1 | Snapdragon XR2 Gen 2 | 現在作成中 | |
DRAM | 8GB | 8GB | 6GB | 12GB | 12GB(LPDDR5 ) | 現在作成中 | |
連続プレイ時間 | バッテリー : 5060 mAh* - 2.2時間駆動* | 4324 mAh / 2.5時間駆動* | 3640 mAh / 2時間駆動* | バッテリー : 5348 mAh* - 2.5時間駆動* | 現在作成中 | ||
Bluetooth | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.2 | Bluetooth 5.3 | 現在作成中 | |
Wi-Fi | Wi-Fi 6E対応 | Wi-Fi 6E対応 | Wi-Fi 6 | 6GHz帯を使用するWi-Fi 6E*に完全に対応しており、最高1.6Gbpsの超高速通信 | Wi-Fi 7(802.11 a/b/g/n/ac/ax/be) | 現在作成中 | |
イヤホンジャック等端子 | 3Dスペーシャルオーディオ /3.5mmオーディオ端⼦ | 3Dスペーシャルオーディオ | 2つのスピーカー | 2つの3.5mmジャック/4つのスピーカー | デュアルステレオスピーカー/4つのマイク | 現在作成中 | |
サイズ | 160x98x184mm(D×H×W) | 160x98x184mm | 160x98x184mm | 265mm (奥行き) x 127mm (高さ) x 196mm (幅) | 312mm (奥行き) x 84mm (高さ) x 165mm (幅) | 現在作成中 | |
引用 | https://www.meta.com/jp/ quest/compare/ より引用 | https://www.meta.com/jp/ quest/compare/ より引用 | https://www.meta.com/jp/ quest/compare/ より引用 | https://www.meta.com/jp/ quest/compare/ より引用 | https://www.picoxr.com/jp/products/ pico4-ultra/specs | 現在作成中 | |
その他 | 基本容量 : 128GB(在庫限り)、512GB | 基本容量 : 128GB、256GB | 基本容量 :128GB、256GB | 基本容量 : 256GB 調整可能なIPD*範囲:55~75 mm ・高度な3マイクアレイ | 基本容量 : 256GB 瞳孔間距離58mm~72mm | 容量:なし | |
同梱品 | 1 Meta Quest 3ヘッドセット 2 調整可能な接顔部(標準・取り付け済み) 3 Meta Quest Touch Plusコントローラー2機、単3電池 4 手首ストラップ x 2 5 電源アダプター 6 充電ケーブル | 1Meta Quest 3Sヘッドセット 2調節可能な接顔部(標準・取り付け済み) 3Touch Plusコントローラー x 2、単3電池 x 2 4手首ストラップ x 2 5電源アダプター 6充電ケーブル | 1Meta Quest 2ヘッドセット 2Touchコントローラー x 2、単3電池 x 2 3ヘッドセット充電ケーブル 4電源アダプター 5眼鏡スペーサー | Meta Quest Proヘッドセット Meta Quest Touch Proコントローラー x 2 充電ドック USB-C電源アダプター(45W) コントローラー充電ケーブル 充電ケーブル(ヘッドセット) スタイラスペン先 x 2 部分遮光ブロッカー x 2 (左右) ケーブルクリップ 保護カバー クリーニングクロス 手首ストラップ x 2 | PICO 4 Ultra MRヘッドセット コントローラー×2 リストストラップ×2 メガネスペーサー フェイスフォーム 1.5V単3アルカリ乾電池×4 USB-C to USB-Cケーブル クイックガイド ユーザーガイド 安全および保証ガイド |