【インタビュー形式】フルトラ購入時の注意点について ヒロが語る2025年8月のフルトラトピック

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以前、「ユーザーがOpsensとHaritoraX2を比べて悩む理由って何ですか?」と聞かれたときに回答した「フルトラ購入時の注意点」を深く掘り下げたいと思います。

 

【インタビュー形式】ヒロが語る2025年8月のフルトラトピック:Opsensとシフトールについて

カタログスペックで決める前にやることがある

以前ユーザーがOpsensとHaritoraX2を比べて悩む理由って何ですか?のときに、初心者が購入するときの注意点をおっしゃっていましたが、もう一度教えてください

はい。フルトラデバイスを決めるプロセスってほとんどの人が、「カタログスペック」で決めがちです。もう心の中で、「予算」や「IMU方式」もしくは○○って決めちゃっています。しかし、自分は「動き」や「表現したいもの」をまず決めろって言っています。それが決まればおのずと、優先順位が決まってきてデバイスが絞られるからです。フルトラデバイスは多彩なため、人によって最適なものが違うのです。それを決めるのが、「表現したいもの」でいったん動けです

ポイント1:「動き」や「表現したいもの」をまず決めろ

フルトラつける前に、HMDつけてフルトラのときにどういった動きをしたいのか、表現をしたいのか、まず自分で動いてみてください。肝心のそれをすっぽかして、カタログスペックだけ決めちゃっているから悩むんですよね。だから、そういった人たちは、結局、最終的に即決でどっちもメーカーに選ばず買ってしまうと思います。野球したことない人がグローブを買うようなものです。まず、グローブ借りて、メンテナンスが必要になるのがわかる程度に野球をしてください。

なので、「思ってたのと違ったーー」が出てしまうんです。最初にどう動きたいのかが明確でないし、HMDかぶって、フルトラになったつもりで、動いて何を表現したいのか、どんな没入感が欲しいのかを体感するのが最も大切なのですが。。無料のTDPTとか進めているのもそういう理由なんですね。それを理解するのは、1万円もいらないです。

安いからを理由で選ぶのは、何に妥協できるかを明確にしてからでいいんです。だからHMDつけて、スマホだけでできるフルトラでまず動いてとしか言いようがない。。HMD重すぎたりして、HMD交換がまず必要って人もいるので・・

自分は今回、ハリトラX2とOpsensを例にして悩んでいるって書いていますが、実際は、PICOMotionTrackerとか当サイトが推奨していない海外IMU方式デバイスとか、もっともっとあるわけです。

あとあなたの「「脳みそ」」に聞いているんじゃない、ってことですね。自分がどういう動きをして、どうVRC上で表現したいかを明確にすることが非常に大事です。

 

ポイント2:脳みそできめるな

フルトラデバイスって、結局主体は体なんですよ。だから、体に聞いてくださいってことです。初めての人ほど脳で決めています。脳はいくらでも騙せるので、設定が大変なことがわかると「大変だったからやめた」とかいろいろ理由を後付けします。特に、フルトラを人に決めてほしいって考えている人は、かなり甘いです。もっと具体的に言ってというのが本音ですね。

 

ポイント3:「ダンスしたいからフルトラ」だけでは説明が足りない。全然ダメ。

ダンスって簡単な振り付けからシャッフルダンスみたいなものまであるんですよ。もっと具体的に言ってというのが本音ですね。

ダンスしたいって超アバウトにいう人もいるんですが、ダンスを人に見せたいのか?自分が没入したいだけなのかだけでもデバイスなんて全然変わります。そもそも人に見せるダンスの場合、5センチの許容をゆるのかで全然変わるんですよね。5センチっていうのは、IMU方式が大体ずれるレベル。ぎりぎり合わせられても3センチぐらいは差があるかなぁ。

 例えば、VRChatでフルボディトラッキングを使って踊るとき【毎回「うわぁ…これがやりたかったんだよなぁ」って思う。普通に音楽に合わせて体を動かすのとは全然違って、自分の仕草やクセがそのままアバターに乗っかって、まるで自分がキャラクターになってステージに立っている感覚になるんだよね。】って人だったら、5センチのズレなんて致命的でしょ。デバイス選び以前にダンスがイメージできていないんです。だから三点でも踊ってほしいんですよね。

他にもたとえば、【腕をふわっと振り上げたときの力加減とか、足のステップの細かいリズムとか、腰のひねり具合まで全部反映される。現実で鏡を見ながら練習するよりも、「アバター」という存在を通して自分の動きを客観的に見れるのも面白いところ。なんだか、もう一人の自分を外側から操っているような、でもちゃんと自分自身でもあるような、不思議な二重体験なんだよね。】なんて求めているようなレベルだったら、もう動きの再現性だけでなく追従性も重要なわけです。

あとダンスする人だったら、大体以下のような感じを求めていると思います。

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観客と一緒に作る「場」の力をフルトラで表現したいか?

フルトラダンスの一番の醍醐味って、やっぱり「誰かに見てもらえること」だと思う。VRChatって観客がその場にログインして見てくれるから、拍手や「すごい!」って声がリアルタイムで飛んでくる。あれがね、めちゃくちゃ心に刺さる。現実でスタジオ借りて練習しても、なかなかそんな体験できないじゃない?VRなら自宅からでも、一瞬でライブ会場に立てちゃう。しかも自分の好きなステージで、好きな姿で踊れるんだよ。これは現実にはない、VRならではの贅沢さだと思う。

しかも録画も簡単にできるから、「その場のライブ感」と「作品として残す動画」の両方が楽しめる。友達と一緒に踊って動画にしたり、自分の成長記録として並べたり。だんだん「ただ踊る」から「作品を作る」モードに気持ちが切り替わっていくんだよね。

「理想の自分」で踊れる自由さをフルトラで表現したいか?

フルトラダンスのもう一つの魅力は、自分の体に縛られないこと。現実だと身長も体型も変えられないけど、VRChatならアバターは自由。小さな妖精みたいな姿で軽やかに踊ってもいいし、大きな翼を持ったキャラで迫力のある動きを見せてもいい。尻尾や髪の毛の揺れがダンスにプラスされると、それだけで雰囲気が変わるし、ちょっとした動きでも絵になるんだよね。

だから「ダンスが上手いかどうか」だけじゃなくて、「どんなアバターでどう表現するか」も作品の一部になる。これはリアルのダンスには絶対ない楽しさで、VRの可能性を強く感じる瞬間だと思うんですよ。

機材調整も含めて「踊り」かどうか?で変わるのではないか??

もちろん、フルトラダンスには裏側の苦労もある。トラッカーがズレたり、ベースステーションが見失ったり、汗だくになって「うわー!」って叫ぶこともしょっちゅう(笑)。でもね、それをひとつずつ調整して、自分の動きとアバターの動きがぴたりと重なった瞬間、めちゃくちゃ気持ちいいんだよ。あの「バシッと決まった!」っていう瞬間があるから、どれだけ手間がかかっても続けちゃう。

そう考えると、踊るって「ただダンスする」以上の体験なんだよね。観客と共有するライブ感、自分の理想の姿で表現できる自由さ、機材との格闘まで全部まとめて、一つの大きな作品になっていくと思うんです。

最近思うのは、フルトラダンスって「VRの中で踊ってる自分」と「それを見ている友達や観客」との間に生まれる“空気”が一番の魅力なんじゃないかなってことですね。結局、ダンスって自己表現なんだけど、VRChatだとそれがコミュニケーションに直結していくんだよね。

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もし、上記のような感じでダンスを求めている人で、「これがあるから、僕は今日もまたトラッカーを装着してステージに立ちたくなるんだと思う。」っていう人だったら、もうそりゃあ、デバイスもそうったデバイスを選ぶべきです。逆にはじめてだから、継続して使いたいんだけどお金がないよって人は、そういった対応をして、次のステップに進めばいいんです。

ポイント4:お勧めしている相手がメリットだけいう場合は気をつけて

フルトラデバイスたくさん経験しているからって、その人が自分の適切な動きとマッチして選んでいるとは限らない

フルトラって、大体使っている人の感想を聞くんだけど、その人が没入感を求めているのか?設定の楽さを求めているのか?全然動かない人なのか?で全然変わってきます。

僕はよくいろんな人のフルトラの動きを見ているのですが、その人がどう動くのかでデバイス選びはほとんど決まります。最近では「自分が○○の動きをするから」という大前提がないのに、カタログスペックだけ見て、フルトラデバイスを勧める人が本当に増えました。

皆さん、めちゃくちゃ勘違いしていますが、自分は、比較動画のあのムーブをするために、フルトラをしているわけではなく、寝ているとき以外は、めっちゃ激しく普段から動くため、フルトラが欲しいのです。

足動かすためだけにフルトラやっているのに、デバイスをたくさん持っているから、いろんな人に自分のお勧めのフルトラのデバイスをお勧めする人がいます。それはどうなのかなぁと自分は思っています。デバイスもたくさんありますので。めんどくさくても設定を極めて安価にしたい人もいるし、簡単な設定で済ませたいという人もいます。

HaritoraX2がよいケースもあれば、PICOの5個トラッカーの場合がいいケースもあり、様々です。逆に、本当にたまにおはついだけやるときに使いたいという人だったら、フルトラじゃなくて、ポーズシステムを使えばいいかもしれません。

DJで突っ立ってちょっと歩いたりする人が、暗い環境下で激しいダンスとかする人に、アルトラのように全く向かないデバイスを勧めたりとか、本当にたくさん見てきました。そういうのは、本当にその人のためにもならないし、その人がかわいそうだと思っています。結局、その人が自分でどういう動きをしたいのかが明確でない限り、厳しいと思います

フルトラデバイスの現実を知ってください

フルトラって大変残念なことに、リアルとの同期を求めれば求めるほど、犠牲になるものがあるんですね。お金とか。充電時間とか。「それを犠牲にするんだ」って覚悟と気合がなかったら、望んだことってできないんですよ。犠牲をデバイスに求めるのか、それとも自分の何かを犠牲にするのかでだいぶ変わると思います。

それを決めることができるのは、自身の優先順位以外にないのです。

デバイスはあなたの都合に合わせてくれません。

あなたに対してデバイスの限界を発揮してくれるかもしれませんが、デバイスはあなた以上にあなたのことを知らないのです。

まずは、あなたがあなたのしたい動きを知ってください。その次に、あなたがフルトラデバイスのことを知ってください。
私はデバイスのことを記事では、語りますが、あなたのしたい動きについては語りません。

なので、実際会って人を勧めるときは、あなたの動きをしっかり見ます。

以上になります