VRChatで使われるお砂糖、お塩とは一体どういう意味で使われるのでしょうか?
VRChatを3年ほどやってきて、色々経験してきたことをここにまとめたいと思います。
*この記事は、お砂糖とは何か?の部分を新設したものになります。前の記事はこちらを新設して作りました。
記事が見つかりませんでした。
お砂糖とは何か?
お砂糖とは何でしょうか?
VRChat独特の用語。男女問わずVRChat上での親しい間柄という意味。
VRChatで言われるお砂糖関係は、男女問わずVRChat上での親しい間柄という意味で主に使われています。
(大好きVRChatさん https://daisuki-vrc.com/sugarlove による。様々なパターンがあるので、詳細な分類は、大好きVRChatさんをご参照ください。)
当サイトでは、以下親しい間柄という意味で書いていきたいと思います。
親友~パートナー、婚約者と意味が多彩なのが特徴。広まった理由は不明
ただ、かなり広い範囲での用語の意味のため、大好きVRChatさん https://daisuki-vrc.com/sugarlove はかなりたくさんのパターンを記載しています。勘違いでなってしまったケースもあるとのこと。そもそも、親友~パートナー、婚約者などとものすごく広い範囲のことを「お砂糖」って言葉にまとめたのか起源が謎です。
また、どうして、日本では一般的に使われないわかりづらい表現を使い始めたのか、どうやって広まったのかは、今となっては不明です。
性別による区分はない。あくまで関係性を指す。ただし、文化ではない。
性別ではなく、関係性を指しています。また、VRChat自体、それぞれの人がいろんな目的で楽しんでいるゲームなので、個人的にはお砂糖は、「VRChat独特の文化」って言うほどのものではないと思います。親密なパートナーがいるのは、文化を問わず人間の営みの上で自然なことです。日本語をよく使う圏内での、独特のワードだと考えています。
VRChatを初めて3年で変わったこと
とこの記事を書いてから、2年ほど。そして、VRChatを初めて3年たちました。今回、本記事は、お砂糖特化記事として、新たに分割して作りました。書いた当時から色々かわっていたこともあり、見直しました。
変わったこと1:お砂糖交流ワールドの設立
当時はなかった、お砂糖マッチングワールドというワールドができています。
お砂糖マッチング – Public Created by: chalha
この交流ワールドができたことで、お砂糖と言われるレベルで親密な方ができたのか気になるところです。人自体は結構集まるワールドでクイズも絶対日本人しかわからないようなワールドのため、日本人にとにかく会いたいという人には、かなりおススメです。ワールド製作者さんも定期的にワールドを訪問して、色々やっている聞いています。
変わったこと2:VRChat人口の増加、ユーザー層の変化
俗にいう「スタンミ効果」と呼ばれる出来事でユーザー人口の増加がすごい増えました。新規の方が増えました。この新規ユーザーの増加により、「お砂糖」という独特なワードはずいぶん薄まったんじゃないのかなという印象です。
実際、自分も新規ユーザーとお話しする機会が増えたのですが、好きな異性に告白したいと言う旨の恋愛話を聞いています。
しかし、「お砂糖という特殊な言葉ではなく、純粋に恋人としてお付き合いたい」と言っていたのがかなり印象的でした。
変わったこと3:お砂糖の重要性に気づかされたが、普通に誰でも起こりうることと思うようにもなった
先月、自分は著作権に関する件で告知をしたのですが、自分もこの問題が発覚した際、この出来事を誰にも相談できずにずっと弁護士と粛々と相談して、告知をするまでは、自分の記事を書きたいように書けなかったので、正直つらかったです。
親友~パートナー、婚約者と秘密を共有できる信頼できる仲間はVR上でも非常に重要
きっと他のブログ記事の人たちもお砂糖いるので、こういった問題を相談し合いながら、多分乗り越えてきているんでしょう。うらやましい限りです。お砂糖というのは、親友~パートナー、婚約者とかなり広い範囲ながらも、秘密を共有しあえるという点では、かなり信頼のおける仲間だと思います。
色褪せない素晴らしい記事だと思っています。
二年たった今でも、大好きVRChatさんのお砂糖記事は、単純なリサーチやコピペでは成立せず、とても素晴らしいものだと感じています。というのも、二年間お砂糖関係の人達と触れ合ってきましたが、ここまでの幅のお砂糖を自分は見つけることも対話することもなかったからです。素地の違い、経験の多さというものを痛感させられています。
お砂糖という言葉は特殊だけど、友人以上のパートナーは、VRChat上では重要。
というように、お砂糖という言葉は、かなり特殊ですが、友人以上のパートナーという意味で、仲の良い人同士ってことを考えると、VRSNSでは極めて自然なことではないのかなぁ、むしろ必要なことなのではないかなぁと思うようになりました。
変わらない違和感
変わらなかったこと1:2年たっても「独特の文化」というのには抵抗感があります
そもそもVRChat自体、それぞれの人がいろんな目的で楽しんでいるゲームなので、個人的にお砂糖は、VRChat独特の文化って言うほどのものなのかなぁと思います。VRChatの日本語をよく使う圏内での、独特のワードだと考えています。
お砂糖という特殊な言葉に、私自身この2年ですっかり慣れてしまいましたが、実際、文化って言ってしまうと、恋愛や親しい交流のことを「独特の文化」と言っているものです。リアルでも恋愛や親しい交流は発生しますし、「独特の文化」という定義には、かなり違和感が残っています。
現実でも親しいパートナーは文化的でなくてもいる場合が多いです。それゆえ「VRchat特有の文化」以前に、そもそも文化ではないのでは、と思っています。
文化の意味
文化とは、複数名により構成される社会の中で共有される考え方や価値基準の体系のことである。簡単にいうと、ある集団が持つ固有の様式ことである。
https://www.weblio.jp/content/%E6%96%87%E5%8C%96 より引用
「お砂糖」という言葉の消滅が、VRの一般的普及をさすのではないかと考えています
以上から、お砂糖=親しい間柄という理解を続けています。しかし、お砂糖は、VRChatでしか使われない用語の一種です。
なので、VRChatのユーザーが自然と増えていくことで、お砂糖自体「人間が交流している以上、自然と発生する間柄」の一種なので、「お砂糖」という言葉が自然消滅していくのではないか?と思っています。今回の人口増でそう感じました。そして、お砂糖という言葉の消滅が、究極的には、VRの一般的普及をさすのではないかと考えています。
自分は、フルトラもフルトラが当たり前になれば、消滅すると思っています。
海外ユーザーにお砂糖関係を「Sugar relationship」等と説明してはいけない
注意していただきたいのは、海外ユーザーに対して「Sugar relationship」等と説明される方が非常に多い点です。「援助交際、パパ活」と間違えられるので、絶対にSugarをつけないようにしてください。「Close friend(親友)」「online friend (ネット友達)」等と親しい間柄である旨の説明が大事です。上記の説明で、「お砂糖文化」っていう人もいるのですが、「不倫やパパ活は文化」っていっているようなものなので、最悪犯罪を容認している発言になりかねません。
上記のように、海外のユーザーから誤解を与えないように適切な英訳が求められるワードですが、お砂糖関係自体の定義もかなりあいまいで本人同士によるところに依存するため、当サイトでも、男女問わずVRChat上での親しい間柄という意味での使い方にとどめています。
sugar daddy 「お砂糖パパ」は資金提供者 パパ活日本では何でも「~活」と呼ぶのが流行だが、中には社会的、道徳的に問題のある「活」がキャッチーな言葉で敷居を下げている場合がある。「パパ活」もその一つで、若い女性が金品を貢ぐ「パパ」を求めて食事や買い物をすることだが、性的関係を伴う「援助交際」との違いはグレーだ。未成年が関係する場合は刑事事件につながることもある。
「パパ活」のような最近のはやり言葉ではないが、英語にもsugar daddyという表現があり、甘くおいしい思いをさせてくれる「男性のパトロン、パパ」を指す。また、男女の交際とは関係なく「資金提供者」を滑稽に表す単語として使われることもある。例えば、 terrorist sugar daddyは「テロリストへの資金提供者」という意味だ。
このようなパトロンを求める「パパ活女子」にあたるのがsugar babyだ。どちらも俗語であることに気を付けようhttps://alpha.japantimes.co.jp/clubalpha/vocabulary/society/sugar-daddy/より引用
その他お砂糖に関して
動画の紹介
こちらのエンジンかずみさんの動画でお砂糖についてインタビューした事例がありますので、紹介します
実際のお砂糖体験の記事を紹介
ことはしろ氏のお砂糖記事などが参考になると思います。
【VRChat】結局のところ、私の中でのお砂糖はなんだったのか。https://note.com/kotoha_siro_page/n/nccdd24846101
言葉が広い定義の分、様々な解釈が発生する言葉ですが、ことは氏は、冷静に振り替えつつ
実直に過去を振り返って記録に残しているんだと思います。
お塩って何でしょうか?
お砂糖関係を解消することを「お塩」と言います
「お砂糖」「お塩」と言う言葉に抵抗感がある人も必ずいるので注意を
お砂糖、お塩の話については、上記のような条件付きの集会以外の場所で、親しくない人にいきなり振る話題ではないと思います。また、言葉自体も独特すぎるため、嫌いという人もいます。お砂糖関係でない親しい間柄であっても、あんまり触れないようにするのが良い交流関係のポイントかなぁと考えます。
本人から話があったりしない限りは、すすんでする話題ではないと思います(そういったいきなり話しづらいという意味でも集会があるんだと思います) 初めての人といっても、対面の人にする話題ではないでしょう。
いきなり初心者さんに案内等で「お砂糖」「お塩」の説明は不要だと思います
結局、お醤油とは
お醤油というワードは、お砂糖とお塩と全く関係ありません。お砂糖とお塩を混ぜ合わせたものでもありません。また、特定のユーザーとの間柄を指すものでも特定のアバターを指すものでもありません。今回、お醤油について、客観的に調べましたので、詳しくはこちらをご覧ください
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