Opsensについては、既に半年間追っています。詳細については、こちらに時系列で紹介しているので、ご参照ください
OpsensStudioがv1.2.1に改良になりました。
Verの数字がいつものように小さいですが、実際はモードが一つ追加となっており、大幅なアップデートになります。OpsensStudioの場合は、全く新しい方式ということもあり、大きい変化と小さい変化がかなりわかりづらいのて要注意です。
①3Dプレビュー機能を実装。
写真右です。大きな変化です。今まではなかったため、直感的にどこが良くないかわかりづらい状態でした。

②動作モードに『ハイブリッドモード(Beta)』を追加

これは、安価なフルトラデバイスとしては、史上初のモード搭載になります。
フォワードキネマティクスと光学補正機能を組み合わせてトラッキングします。
と書いてありますが、簡単に言ってしまうと、一般的なユーザーが思っているIMUがずれたときだけ、ズレを光学で補正してくれる「光学×IMUのハイブリット」というのを、実現してしまったということです。
当サイトでは、前から「光学×IMUのハイブリット」というキャッチコピーは、ハイブリットエンジンでいうところの、「モーターorエンジンどちらかのみ起動する」(Unimotion側)と「どっちも起動」(一般)ぐらい絶対ズレているだろうと言ってきて、販売当初はどちらかのみ起動だったものが、Unimotion側の対応により、販売から6か月たって実装するまでいたった状態になりました。
これはこれでめでたいことなのですが、肝心のIMUモードがまだベータ版のままなので、Unistudioと使い勝手がわるいのは間違いないのです。
③カメラプレビューが回転可能に。
④カメラプレビューの表示/非表示機能を追加。
当サイトが事前に上げていた要望事項です。
従来は、カメラの回転角度を調整することができなかったので、カメラ自体を回転させないといけませんでした。今回のこの機能は、地味にいい機能で、カメラにARマーカが入れる必要がある光学モードの場合、胸から足までARマーカーを認識させようとするとどうしても縦長の画像のほうがいいです。
この機能で縦長ができるようになり、カメラの位置を変えることなく、向きを変えることができます。
また、低い解像度でも縦長にすることで、うまくトラッキングすることができるようになり、基本解像度が横長のWebカメラを有効利用することができます。
さらに、映像OFFにすることで、少しではありますが、GPU消費量を減らす効果もあります。

アップデートの解説は以上です。
次からは動作確認に行きたいと思います
といっても実は、PCVRに入れていない。OpsensStudio起動するしないにかかわらず発生している


変化点としては、AMDのドライバアップデートぐらいしかないので
多分それ関連だろう。
Opsens Studio内での動作例(IMUモードのみ)
カメラキャリブレーションあたりがうまくいかなかったので、IMUモードでやってみた
以前のIMUモードと比べると、大幅に進化したように思える。かなりUnistudioに近くなってきた。
ただ、個人的にはまだUnistudioのほうがいいなぁという印象である。
前回のなんだこのふわふわした全くマッチしない動きは?という空中を浮いたような動き
から、ずいぶんとUnistudioっぽい動きになった。ただ、まだ左右に移動するドリフトは強めだ
正直、この強めのドリフトがあるのなら、まだまだUnistudioを使った方がいい。
ちなみにIMUモード自身がよくならないと、光学モードの動きの再現性もあまり期待できないので、ここの改善はかなり重要なポイントだと思われる。あとUI周りの実装も課題だ。
・寝キャリブレーションの実装
・I→Sキャリブレーションへ自動で移動して、キャリブレする
・7個以上のIMUに対応
あたりのUnistudioと同様の機能がないと、まだまだ厳しいだろう。他にもUnistudioには搭載されていた
・骨折防止
・オートコレクト
・足埋まり防止
・腰浮き防止

等のIMU単独起動ではあると助かる機能が実装されていない。ただ、前よりは大幅に進化しているので、次こそはぜひIMUモードが正式版になることを期待したい。
ちなみに、光学モード関連も試しましたが、右足がうまく表示されなかったので、IMUモードと比べるとまだまだなのかもしれないです。Hybridモードも途中でトラッキングが外れて、少し宙に浮いたような動きとなったり、補正っぽい動作は確認できているが、しっかり確認した後にまた動画をあげる予定です。
【他にもあるOpsensStudioの課題】
・OpsensStudioを起動しようとすると、スマートアプリコントロールをオンにしろって、でて、起動できないときがあります。(スマートアプリコントロールの解除の仕方は https://www2.mouse-jp.co.jp/ssl/user_support2/sc_faq_documents.asp?)オフにすると、起動できますが、前までオフにする必要はなかったので、理由はわかりません
・カメラキャリブレーション、15枚撮ろうとするときに、判定が厳しすぎて、中々キャリブレーションできません。(メーカー指定品のC920 1920×1080で実施した場合)
・カメラプレビュー自体が小さすぎて、キャリブレーションをするときに、どの角度にすればいいのか、プレビューだけ大きくできないので、見えにくい。最大化して大きくするなどできるようにすべき
といった感じで、使いづらくなっている点もあります。(キャリブレ関連は前からあった)
ベータ版は実用的ではないが本気のUnimotion
半年間位、Opsensについて追っている。ここまで一つのデバイスを追ったことはない。理由は単純で、Opsensが、光学×IMU方式という時代の最先端に挑んでいるからだ。現状、これに挑んでいるメーカは国内になく、出す出すいって、結局出ていないところの会社の方が多い。
ここでわかるのは、ベータ版は結局実用的ではない、もっと別のもののほうが良いという現実だ。実際問題、OpsensStudioのベータ版よりは、Unistudioのほうが完成度が高く、実用的だ。
OpsensStudioの場合、光学モードなど他モードのすべてのベースとなるIMUモードがまだまだベータ版の状況を見ると、IMUモードのベータ版解除が一番の課題だろう。いずれにせよ、Hybridモードは、ベータ版を始めたばかりで、IMUモード単体のほうがまだいい状況ですので、実際使えるかというと使えない状態です。もう少し開発が必要なようです。
ただ、光学補正型IMUの開発に本気であることは間違いない。
IMUモードの正式版
→光学・Hybridモードの熟成
が見えてきたのも史上初だ。個人的には、あともう少しの気がする。
モードが熟成したら、マーカーの小型化に挑めばいい。
Opsensの今後を期待したい。
