UD Capをトライしたので紹介していきます。
(文字起こしソフトを使って書いていますので、誤変換などありますが、随時修正していく予定です)
UD-CAPは、グローブをはめることによって、指トラッキングができるデバイスです。従来のコントローラのみだと、決まった指の形しか表現ができません。
今回購入したので、実際使っていきたいと思います。
UDCAPの構成

UDCAPの中身は、外側の手袋、内側の手袋、コントローラー、コントローラーのUSB端子関連が入っています。

手袋には、充電端子や充電器などが付いているところがあり、端子経由でコントローラーに挿すことによって、手袋を挿したまま、メニュー画面を開いたり、コントロールすることが可能になります。

ちなみに、LとRそれぞれにコントローラーがあり、それを操作するといった形になっています。
【準備編】
準備としては、まず袋の中を開けてコントローラーを手袋に設置するという作業が必要になります。

まずは外側の手袋にあるコントローラーをやっていきましょう。コントローラーは人差し指にかける形で輪っかをはめて、それを外側の手袋の上の部分についている充電器にUSB接続します。
対応としては特に困ることはありませんが、このコントローラーと人差し指をはめるところのはめる方法が、ずいぶん凹凸をそのままそれぞれの穴にはめ込むという形式で、ずいぶん原始的というか、調整が難しい感じのものだなと思っていました。

次は公式のサポートのところからダウンロードします。
https://udexreal.com/ja-jp/pages/setup
インストール時の注意点は特にあまりないのですが、基本的にはインストール時に「ショートカットを作成する」をオンにすることをお勧めします。
そうすると、まずアダプターを挿入してくださいというお知らせがきます。
USBのドングルをぶっ刺します。ドングルは、下記の中央のポケットにはいっていて
どこにあるかはわかりづらいです。

これを2つぶっ刺して先ほど接続した外側の手袋のところの下にボタンがあるので、そのボタンを押すと最初青く点滅して、その後緑になります。そうするとこのように認識します。
続いて、小さい方の箱を開けると、それぞれのマウントに対応したものが出てきます。自分はVIVEトラッカーを選択したので、VIVEトラッカー用のものになっています。
https://udcap-vr-gloves-document.gitbook.io/udcap/ja/hardware/ogy
https://udcap-vr-gloves-document.gitbook.io/udcap/ja/sf/vrcs
と思って、やったらうまくいかなかったので、今回は家にあるコントローラーケースを 代用して使ってみました。
https://udcap-vr-gloves-document.gitbook.io/udcap/ja/hardware/ogy
非公式な使い方になってしまいますが、使用感を書いていきたいと思います。
設定時間としては、大体1時間程度でそんなに、設定がわからずにハマってしまうというポイントはありません。基本的に指トラデバイスで一番厄介なのは、ソフトのセッティング等というより、キャリブレーションとかの多さとか不慣れとかの方です。
使用感・レポート
ではさっそく、VRC上で使ってみました。まず、非公式的な使い方なので、手のトラッキング位置はかなりずれています
グーで握れるっていうのは素晴らしいですね。今までコントローラーって基本的に握るっていうことをしたんで、握るっていう動作を完全にすることができませんでした。なので動画の後半だと嬉しくてやっちゃってるんですけど、写真のように、グーで握ってボクシングみたいな動きもすることができます。

個人的にやっぱり気になるところっていうのが、つまむっていう動作が表現うまくできてないです。例えば、親指と小指、親指と薬指、親指と人差し指・中指を輪っかを作るようなそういったムーブっていうのは、さすがに再現できませんでした。仕組み上、センサーが入っていない位置っぽいので。
って言ってもですね、アバター自体も最適化してるわけではないんで、これがベストなのかって言われるとちょっと分かんないです。
従来との比較
当サイトでは、従来品との比較をいくつかやっていますので、これをベースに紹介したいと思います。
コントローラ型との比較
コントローラに後付けするタイプと比較すると、もう明らかですが
普通にきれいにグローブ型のほうが表現されています。きれいです。
まずは、Valve Indexのパターンを参考に紹介していきます。
Valve Indexのコントローラーとの比較
私は、Valve Indexのコントローラーを今まで愛用してたんですけど、しばらく前から作らなくなっちゃって、今後なくなっていくっていう流れがあります。なので、個人的にはお勧めですが、強くお勧めできていないという現状があります。しかし、世の中の多くは、ソフト上では、このValveIndexをエミュレートしたようなものが多いため、この製品を紹介しないと、SteamVR上で表示されても何を意味しているのか分からないため、説明しています。
コントローラ型に対して、グローブ型は、2倍くらいのお金を払うという状況でかつ、重くて、手間が発生してくるという中を考えると、やっぱりValve Indexのようなタイプのコントローラーが手軽に始めれて、重要だなというのを痛感させられたような気がします。動きとしてはぎこちないのですが、手軽にできたのは大きいです。
また、contactsheetと比べても、きれいですね。
まぁ、これくらい良くないと、グローブを付ける意味薄いですからねぇ
デメリット:時間がかかる、暑い、
実際、①グローブの中の手袋をはめる ②グローブをはめる ③人差し指にコントローラをはめる
という作業は、フルトラのIMU方式のトラッカーを5個取付ほどではないですが、すぐ握れるコントローラとは違い、毎日2分位はかかってしまいます。
メリット:没入感は高い
ただ、コントローラを握らないため、やっぱり没入感は高いです。 グローブ型、ただ汗とかかいたりとかしてのメンテがすごい大変そうというのは、もうただただ一択です。実際、グローブについているところ外せるらしいんですけど、強度的な問題っていうのも考えると、今後ずっと長時間使うっていうのはちょっと使い勝手悪いなという感じがします。
向いているムーブ
どういったムーブが向いているかというと、何か物を触ったり、掴んだりといった上半身の動作をするのに向いているかなと思います。実際にやってて強く感じたのが、やっぱり肘トラッキングやそういったトラッカーが必要になってきます。
楽器などの演奏に使えるか?
リコーダーなどの縦笛、ウインドシンセサイザーは厳しい
リコーダーなどの楽器を吹くという動作は、指が動いているのは、ある程度トラッキングできていますが、肝心のコントローラがロストしやすいので、他トラッカー(ViveTracker)のような再現度が高いものをお勧めします。
ただ、肝心の第一関節から先の表現が厳しく、わっかをつくるという動作がうまく再現できないので、表と裏の穴をきれいに閉じるという肝心の表現は厳しいです。
AKAIのewi(イウイ ウインドシンセサイザーの一種。F1のOP曲で有名なT-SQUAREなどが使用していて有名)を実際握ってみたときの写真が以下。(動画でいうと1分40秒あたり)ですが、何か指を動かしているのはわかるのですが。。。といった感じで、ダイレクトに表現できているかというと怪しいです。
ピアノのような打楽器、一方的に押し込むだけのものなら有効
ピアノのような、指でわっかを閉じるような動きをしない打楽器だったらまだ再現できますが、弦楽器や吹奏楽器は、結構きびしいかもしれません。楽器の種類的には、第一関節の先と親指との距離がある程度あるトランペット等のように指のわっかが広いものなら再現できそうです。
少なくともUnity側でちょこちょこいじる必要はありそうです。第一関節より先の動きはきれいに再現できていないのが実情です。

個人的な感覚としては、Webカメラ系のトラッキングで試してダメそうだったら、使う位という印象で、カメラでOKだったら、買う必要はないですね。(実際は、死角でうまく再現できないことの方が多いので、死角で困らないものだったら、カメラ系に頼って第一関節まで表現するって感じにはなりそうです)
第一関節から先まで表現したいかというところがポイントです。曲げセンサーのUDCAPでは若干厳しいです。
カメラ系に関しては、指トラ一覧記事で記載しているので、ぜひトライしてみてください。トライ自体はどのデバイスも基本無料です。
楽器演奏する場合に必要なもの
ちなみに、楽器をつけて演奏するようなムーブを見せたい場合は、こういったものを使って表現しているようです。コンタクトなどを有効利用することで、指の動きだけに集中することができます。下記リンク先に動画例もありますので、ご参考にしてください。
[VRChat] VRC Virtual Guitar
https://booth.pm/ja/items/4893294
残光ピアノ – Afterglow Piano – (VRChatアバターギミック)
https://booth.pm/ja/items/7961134
どのトラッカーを取り付けるべきか?
そういった中で、アルトラ(ViveUltimateTracker)を使ってしまうと、両手が常にそれを使って2つ使っちゃっているので、残り3つしか使えなくなってしまい、ちょっと肘の動作といったものがうまくできなくなってしまうところがあります。

見えるところだったら全然問題ないんですけど、見えないところだとバーチャルデスクトップや仮想化ソフトもあまりうまく作動しないよ、ということがなっちゃいます。
弱点
①手袋用のトラッキングデバイスを何にすべきか、慎重に選ぶべき
今回コントローラーやったんでやっぱり強く感じたんですけど、クエスト3のコントローラーとどうしても手がトラッキング飛びやすいんで、周りでなぜなぜしたりするときはクエスト3のコントローラーがちゃんと認識する範囲であの動作を心がけないと、結局飛んじゃうっていうことが分かりました。
やっぱりViveTracker3.0やアルティメットトラッカーとかを使って、トラッキング飛ばないようにする、肘トラッキング使う工夫が別途必要になります。
やっぱり普通にグローブをはめ込むので、手軽さはだいぶ失われます。あと高いです。純粋に5万円以上するので、こういう系のデバイスは、基本的に「どうしても欲しいよ」という人向けのものになると思います。
② グローブ型特有の欠点を克服できるか?
①装着に耐えられなくて、挫折
「フルトラデバイスは、自分も色々買ってすぐやめた」みたいな話は腐るほど聞きましたが、このグローブ型の指トラに関しては、私も、結構買うのをためらいました。
理由は、ずっと使うことをあまり想定できなかったからです。「あれ、今後もはめ続けて使いますか?」と言われると、結構、強い動機がないと続けるのは難しいかなと思っています。普通に洗濯も必須になってきますし、フルトラデバイスと比べて格段に手入れが必要です。
自分は、過去にいろいろなユビトラデバイスを買っているんですが、全部挫折しています。
ValveIndex以外、全部挫折しています。やっぱりコントローラーと一体型で、コントローラと同系統で充電ができ、操作が楽とかじゃないと、長く使い続けるのは、きついというところはあります。
②入力が手間なことによる没入感の低下
あとグローブ型の最大の欠点というのは、握らないんで、別途コントローラーを付けることになる点です。今回はキャリブレーションをした後にトリガーを引くっていう度差を人差し指でやらないといけないんですけど、中々難しく、校正が狂い始めた時に、トリガーを引くっていう動作がなかなかできずに手間取りました。
その時に、ヘッドマウントを外して、パソコンでマウス操作するとかいったこともたまにやりました。対策としては、キャリブレーションを頻繁にやることくらいしかないんですが、このタイプのデバイスは、キャリブレーションが結構多めいう印象は強く感じてます。
他のデバイスと比較するのなら
今、自分はユビトラデバイスとして Valve Index 、Addcon+、ユビトラプラス、コンタクトシートを使ってきました。インストールした時に、すぐに使えなかったAddcon+は論外として、今までのコントローラーにプラスして付けるっていうものと比べると圧倒的に没入感が上がるので、表現したいものがある人にとっては一番おすすめです。
UDCAPの注意点
Rebocap、PICO等の中国企業あるあるなのですが、ユーザーに提供するキャンペーンというものが結構あります。例えば、紹介したら○○がもらえる!!などです。UDCAPについても、アバターを一個もらえる!!キャンペーンをやっています。
なので、良い情報のみで回りやすい傾向がある点ご注意ください。
今後の予定
今後は別のタイプ、手袋タイプのコンタクトグローブ3と、あともう一つはEXLトラックジンテックスのやつを購入したのでトライしたいです。
次にそのレビューをしたいんですけど、自分の感想としては、やっぱりコントローラーを握るっていう動作から解放されるっていうのは、圧倒的な没入感を得ることができます。バルインデックスの時も、普通にそういったムーブがインデックスだとできるんですよ。だからやっぱりそこが圧倒的にいいかなと思いました。
インデックスって基本的にその、やっぱり握りはしないけど、挟まれてるっていう感覚が強いんで、そこのところどうしてもコントローラーを握っているという感覚がありました。でもグローブのタッチというのはないので、没入感を上げるのは他の指トラデバイスと比べたら全然いいです。
あと親指をグーで握れるというところが強いかなと思います。個人的になんですけど、指トラデバイスっていうのは、フルトラと指トラっていうのは相手に見られるし、自分も見るので、没入感を上げるにはかなり重要なデバイスになってくるのかなと思います。
以上になります。
