【VRChat】快適にプレイするために必要なPCスペック(初心者向けからフルトラ、アイトラ、フェイシャルトラッキング向けも記載)

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はじめに ~VRChatは特殊~

VRChatは、ほかのゲームと比べてずいぶん特徴的なPCを組む必要があります。というのも、多くのユーザーは、ゲームエンジンであるUnityを触ったり、フルトラ&アイトラ用のVR機材を導入したり、とにかくVR環境だからというだけでなく、クリエイターも多く特殊だからです。それゆえに、VRモードの場合だと、一番お金をかける必要がないのが、PCの作業では重要な要素のキーボードだったりしたりします。

そんなVRChatですが、実際のところどういったスペックが必要なのでしょうか?以下詳細を解説していきます。

VRCで必要なPCスペック

 VRChatで最低限必要なPCスペックは公開されていますが、正直言って、通常使うには耐えられるものではなく、実際にVRで使うことを考えると以下のレベルが望ましいです。

最初に利用したPCのスペック

 当初自分が使っていたPCは以下のスペックです。このスペックは最低限ではありませんが、このスペックでも不足を感じることはありました。

■商品型名:G-Tune PM-B-KK #2111PM-B560-KK
■商品単価:\139,800(税込)
■商品台数:1
……………………………………………………
構成内容
……………………………………………………
■使用者  個人向け
■OS  Windows 10 Home 64ビット
■オフィスソフト  ・・・ オフィスソフト無し
■CPU  インテル(R) Core(TM) i5-11400F プロセッサー ( 6コア / 12スレッド / 2.60GHz / TB時最大4.40GHz / 12MB )
■CPUファン  標準CPUクーラー
■CPUグリス  標準CPUグリス
■メモリ  16GB メモリ [ 8GB×2 ( PC4-25600 / DDR4-3200 ) / デュアルチャネル ]
■SSD (M.2)  512GB NVM Express SSD ( M.2 PCI Express 接続 )
■HDD  ・・・ HDD無し ※OS用に別途 SSD / HDD を選択してください。
■外付けストレージ  ・・・ 外付けストレージなし
■光学ドライブ  ・・・ 光学ドライブ非搭載
■光学ドライブ(外付け)  ・・・ 外付け光学ドライブなし
■電源  700W 電源 ( 80PLUS(R) BRONZE )
■UPS  ・・・ UPSなし
グラフィックス  NVIDIA GeForce RTX 3060 / 12GB ( DisplayPort×3 / HDMI×1 )
■LAN   [ オンボード ] 10/100/1000BASE-T GigaBit-Ethernet LAN
■無線LAN 2,860(税込)  インテル(R) Wi-Fi 6 AX200 ( IEEE 802.11ax/ac/a/b/g/n 最大2.4Gbps対応 ※連続160MHz帯域 Wi-Fi 6対応機器が必要 ) + Bluetooth 5 内蔵
■外付け拡張デバイス  ・・・ 外付け拡張デバイスなし
■拡張カード  ・・・ 拡張カードなし
■マザーボード  インテル(R) B560 チップセット ( Micro ATX / SATA 6Gbps 対応ポート×4 / M.2スロット×2 )
■ケース  【G-Tune】ミニタワーケース ( ケースファン 背面×1 搭載 )
■サウンド  ハイデフィニション・オーディオ

 ただ、はじめてのゲーミングPCということで、VRCを遊ぶ上で、いろいろメモリ不足に苦しんだりしましたが、入門用としては悪くないと思います。

VRChatで重要なPCスペックについて

 上記では、入門用のレベルを紹介しました。当然最低限のレベルだと、もっと下を行けると思いますが、実際のところ、どれくらい必要なのでしょうか? VRChatは、VR機材も不要のデスクトップモードがあり、もし、デスクトップでグラフィックボード、内臓GPUがあり、入れる環境にある場合は、ひとまず入ってみることをおすすめします。アカウント作成だけで、ゲーム自体は無料でできます。

 以上を踏まえたうえで、VRChatをまだ始めたことがない人向けに、簡単に重要なものから順に紹介していきたいと思います。

500W以上の電源とGPU差込口

 VRCは一般的にゲーミングPCと呼ばれるPCでゲームをするのが普通です。その際、必要になってくるのが、グラフィックボードと呼ばれる板上の拡張ボードになります。GPUには一般的に、高度な3Dグラフィックの表示、AIなどの計算などが必要とされています。VRChatのワールドは、Unityというソフトで作成された高度な3Dグラフィックワールドで構成されているため、画像処理能力が必要となってきます。ワールドはユーザー自身で作成し、アップロードすることができるため、ワールドの中には、VRゴーグル(HMD)やスマートフォンのみで表示できるワールドも存在します。
 しかし、すべてが最適化されているわけではなく、PCでのみしか表示できないワールド、アバターなど多数存在します。

そういったときに必要になるのが、既存のデスクトップPCに対して、GPUを差し込める拡張性です。GPUを差し込むには、一般的に、GPUを差し込むためのPCIスロットとGPUに電力を供給するための電源が必要になってきます。

オフィスソフトの利用などで使われるPCは、一般的にGPUはCPUに内蔵されたものを使っており、大きな電力を必要としません。そのため、電力供給はCPUなどのもので十分です。対して、VRChatで使われるPCは、ゲーミングPCと呼ばれ、ゲーム用のGPUに供給する電力が必要となってきます。

以上のことから、「デスクトップPC」と言われているものの中でも、ゲーミング用途やCADなどやグラフィック、動画編集、AI用のソフトなどを動かすために必要なGPUを必要としているPCでなければいけません。

内臓GPUによっては、VRChat上で動くものも存在しますが、GPUを取り付けることがほとんどのため、上記の電源とそれを差し込むPCIスロットがまず必要になってきます。一般的なオフィス用途のスリムPCだと250W~350W程度のものがほとんどで、500W以上の電源に交換することを考えると、PCケース自体も大きなものに変更すること前提に検討することをお勧めします。

グラフィックボードのVRAMとメインメモリ

 VRCユーザーは、すでにクリエイターもしくは、ゲーマーのため、上記の基礎知識を身につけていることがほとんどです。上記とGPUを前提にして、多くのVRChatユーザーが口をそろえて重要だというのが、グラフィックボードのVRAMとメインメモリです。実際多ければ多いほどいいですが、どのくらいあれば、どういったことができるのか、普通わからないと思います。なので、以下必要な条件を提示していきたいと思います。

VRChatユーザーの多くは、フレンドとの交流を楽しんでいますが、前提として「3D空間上」でお話などをしながら交流しているという点です。また、VRゴーグルなどを身に着けて、「その3D空間に没入」しながら交流することを楽しんでいます。交流には様々なパターンがありますが、一般的によくするのが「ワールド巡り」になります。

ワールドをめぐる場合:【VRモード】VRAM 8GB以上 メモリ16GB以上

 では、一般的によく実施するワールド巡りのときに、どれ位メモリが必要になるのか?動画で表示しています。ベンチマークを中央下に表示してあります。VRChatは見る方向でも描写が変わってしまうため、このようにVRモードで表示しています。こちらは一人でワールドを訪れたときのワールドです。中央のベンチマークの味方として、左側がGPU、右側がCPUについての記載となっており、とくにGPUのVRAMに注目していただきたいです。

(あまり影響しないように解像度粗目で録画しています。目安としてご了承ください)

おおよそ8GB使っているのがわかると思います。
なお、このワールドを選定した理由は、今回のFPS測定という点では、特に大きな理由はなく、春になると、花見のワールドに行くことが多いことから選定させていただきました。

VRゴーグルの解像度を上げる、メニューのワールド設定を変更しないなどの場合、これくらい必要になってきます。なお、この条件は少し高めのため、OBSを起動しない、解像度を下げるなどすれば、もう少し低くできると思います。ただ、普通にフレンドや同行者の方、複数人と行くことが多いと思うので、その人数分のことを考えると、8GBより多いほうが余計な設定変更などしなくていいと思われます。

以降は、姉妹サイトであるPCVRラボに移設しましたので、ご確認ください

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 アルトラと検索して上位に表示されることがあるようです。こちらの記事は初心者のPC等の紹介記事です。Vive Ultimate Trackerについてはこちらをご確認ください