*この話はフィクションです。現実の話をベースにしているかどうかは読者の想像にお任せします。
私はサイト運営者でR(以下僕)という。VRChatをよくやる。
ある日、サイトのコメント欄を見たら、記事に対して新着コメントの通知があったので、開いてみた
「○○です。あなたのNvidiaの記事を見ました。確かにその分野のデバイス(商標名を当時取得されていたので、記載できません)を選定するにあたり、Radeonは障害になるかもしれません。しかし、その分野のデバイスだったら、Aだけを選べばいいじゃないですか?」 とある投稿者より
Rは憤怒した。
Rは、その分野のデバイス(商標名を当時取得されていたので、記載できません)に対して、NvidiaとかRadeonとか関係なく、紹介してきたからだ。一瞬、そのコメントのリンクを踏もうとした。
ただ、スパムの可能性が十分高かったので、僕は「VRChat Radeon」と検索した。
すると、出てきたのはなんととある投稿者が共同代表?という謎の団体の記事だった。
その記事を読んでみると、なんともいいことばかりで、都合の良いことが書いてあり、現実の実態とは乖離したものだった。で、検索すると僕のサイトが、しれっと上位に挙がっていたのだ。
つまり、検索首位を狙うためにわざわざ警告してきたのだ。
ただ、当時の僕は、この団体がNvidia関係の情報発信元にとんでもなくうざい団体とは知らず、「こいつ利用規約違反だから、規約違反にしておくか」としておいた。
この後規約に詳しい人に聞いたのだが、僕が作った規約は、かなり劇ゆるで、コメント欄への規制のみが主体で書かれていたらしい。
この規約は、規約に詳しい人と、後程別問題で修正することにしたがそれは別の話だ。
その後、その団体はなぜか、自分の記事の内容を読んだかのように、記事を修正し、情報発信を行いはじめたのだ。
別にそれはそれでよかったのだが、僕はGoogleにパクリと判断されない程度に記事を修正する余計で「本当に必要なんかこれ」と思いながら、しれっと修正作業を繰り返していった。
そして、しばらく時はたち、その分野のデバイスもそこそこ流行るようになり、多くのユーザーが来るようになった。
Nvidiaは、相変わらず天狗のような商売を続け、革ジャン(CEOの愛称)は今日も新しい革ジャンの新調に余念がないと思われた。
しかし、そんな革ジャンが予期していないことがいくつか起こってしまった。
そう、VRChatのグラボといえばかつては、Nvidia一択だった。
そして、VRAMが重要なVRCでは、Radeonも注目され、Radeon記事もそこそこ読まれていた。
「そういえば、Radeonで禁止にした人、どこに行ったのかなぁ~~」
ツイッターを見てみると、僕は驚いた。
「うわぁ・・・・・まじかよ・・・・・この人、Radeonって書いた人に、だれに対しても【○○さんこんにちは~~。VRCでのRadeonは、(以下略) その分野のデバイス(商標名を当時取得されていたので、記載できません)では一部利用できません】って、毎回書いて、ディスコードや自分のサイトに勧誘している!!しかも、僕のサイトで指摘した内容伝えてるし」
これだけだったら、まだよかった。これだけだったら。
問題は、Nvidiaじゃないとどうしてもいけない人達にも絡んでいたことだ。
これはどういうことかというと、VRChatでは、アバター本体、衣装、テクスチャだけでなく、ワールドを運営することによって収入を得ている人たちがいる。また、Nvidia製品のPCの購入によって収入を得ている人達だ。
こういった人たちは、基本利用者環境を再現しやすいNvidiaを基本的に持っている。自身の発売したものがユーザーに悪影響を及ぼさないために。そんなどうしても必要な人間にまで
「(Radeonのメリット)つまりRadeonなんですよ」
「あいつギルティや。記事修正するまであおってやる」
とRadeonをごり押ししていたのである。
僕は震えた。
自分のサイトはほぼ、赤字覚悟運営だからいいにしても、そいつは書き込んできた。
自分だけならまだしも、ただ生計を立てている人もいるだろうと思う中で、すすめているのである。
悪意がないとしてもやりすぎではないか。いくらなんでもこれはひどい。
さらにあくどいのは、共同代表の一部である。(一部だけ)
なんと、共同代表の一部は、ブログを作って、その分野のデバイス(商標名を当時取得されていたので、記載できません)の宣伝をして、アフィリエイト収入を得ているのだ。
自分たちがその共同代表の一部だというのを隠して。
他のサイトを他人に攻撃&あげくにパクった内容をツイートで発信させておいて、その分野のデバイスのアクセスを稼ぐために、自分のアフィリエイトをたくさん稼ごうなんて、極めて悪質ではないか。
こいつら、本物やん。
この時、Rは一線を通り越して、深呼吸して、こう思った。
「・・・・あぁ、もうダメや。。こいつらがRadeonの宣伝している限り、昔を知っている人からすれば
ますますRadeon離れするからいいや。Radeonマジでこいつら名誉棄損で訴えたほうがいいのではないか?
(ていうかそもそも僕のサイトには、スパム送っているからなぁ・・・こっちも訴えれるのでは??)」
と思って、別のPCパーツメーカーのツイートをみた。すると
「うちは○○とは関係ありません。○○は公式ではないです」
のようなことが書かれていた。既に販売代理店みたいなところにまで迷惑を及ぼしていたのだ。
あー、VRChatのRadeon怖いなぁ。マジで怖い。
こうして、Rは弁護士に「この人気を付けてください」とリスト送付しておいた。
Rの仕事のひとつは終わった。
「そういえば、魚の餌なくなったから、補充しに行かなきゃ。」
消火器の訪問販売を装って、侵入したRは拳銃を磨きながら、かつて人だったものを見て、そうつぶやいていた。
「やはり消火器の赤より鮮明でいいね。そういえば君は赤色が好きだったね??あぁ、でも見れないか。残念」
旅行鞄に餌を詰め込むと、Rはそそくさと消防署の方角にある事務所に戻ろうとする。
「もっときれいな赤色が見たかったなぁ。。。。」
Rは革ジャンを羽織りながら、かつて人が住んでいた住居を遠く眺め、事務所に戻っていった。
*この話はフィクションです。現実の話をベースにしているかどうかは読者の想像にお任せします。
完
