Singularis(シンギュラリス)とは何か?

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Singularis(シンギュラリス)は、従来の腰・足・手といった身体箇所にトラッカーを付けたり、バッテリー管理をしたりという手間を省いた、トラッカー不要のフルボディトラッキングシステムです。
専用のベースステーション(カメラ・センサー)と、サテライト(補助ユニット)を用い、身体・手・顔(下半分)をミリ単位・超低遅延で追跡することを目指しています。価格はスタンダード構成で 649 €(税別/VAT含む)から、アルティメット構成で 1,249 €(同)となっています。

クラウドファンディング品のため、注意

クラウドファンディング品は納期が未定です。下記を紹介しますが、技適に対応しているか等含めた時期の検証が必要ですので、基本的にフルトラデバイスがすぐほしい方にはお勧めしていませんし、候補に入れず、発売済みのものから選んだほうがすぐにフルトラになれます。以前、発売に半年ほどまたせて、結局発売できなかったデバイスがあります。

公式見解を記載したもののため、注意

また、発売していないものに対して、公式の見解を記載したものになります。ゆえに実際そうなのかは検証が必要です。

ingularis(シンギュラリス)って何?

以下は発売していないものに対して、公式の見解を記載したものになります。ゆえに実際そうなのかは検証が必要です。価格は99 900円~191 900円を想定しています

Northwood Lab が開発している「Singularis(シンギュラリス)」は、従来のように身体へ複数のトラッカーを取り付けたり、バッテリーを充電したりする必要がない、新しい発想のフルボディトラッキングシステムとして注目を集めている。

腰や足などに装着するタイプの機器を用いず、ベースステーションとサテライトと呼ばれる専用ユニットを部屋に設置するだけで全身の動きを捉えられる点が特徴で、公式サイトでは周波数125Hz、遅延約8ms、精度はおよそ1mmと公表されており、光学式の高精度トラッキングを売りにしている。初期設定はキャリブレーションを行うだけで、その後はプレイエリアが変わってもバックグラウンドで自動的に再調整されるよう設計されているため、使用者が細かく調整しなくてもシステムが勝手に環境に最適化していく。さらに、全身に加えて手のジェスチャー、指の動き、口元や舌といった顔の下半分の表情まで追跡する機能も実装されており、VRChatのようなソーシャルVRにおいて表現力を大きく向上させる力を持っている。

 従来のフルトラは、ユーザーが腰、足、胸、手にトラッカーを取り付け、角度がズレないよう固定し、バッテリー残量を気にしながら利用するのが当たり前だった。Singularis はその手間を完全に取り払うことに成功しており、装着型トラッカーを使わないことで「遊びたいときにすぐログインできる」というメリットが非常に大きい。

VRChatではダンスやアバタームーブを重視するユーザーが多く、細かな動きの自然さや遅延の少なさは没入体験を大きく左右する。足の着地の重さや腰の振れ、体重移動の滑らかさが表現されれば、アバターの動きはよりリアルに近づき、コミュニケーションの幅や雰囲気づくりにも影響が出る。手の微細な動きや指の形状が追えるため、ジェスチャー主体の会話や、アバターの魅せ方を大切にするユーザーにとっては特に恩恵が大きい。

また、顔下部の表情トラッキングによって口元の動きが反映されるため、配信者や撮影者、VRSNSでのロールプレイを重視する層にも活用の幅が広がるだろう。さらに、モーションデータをFBXやBVH形式でエクスポートできるよう準備しているとの記載もあり、モーションキャプチャ用途としても視野に入る。

一方で、導入前に確認しておくべき点も存在している。まず、この製品はすぐに出荷されるわけではなく、公式情報では出荷予定が2026年第1四半期とされており、長い待ち時間を覚悟する必要がある。また、ベースステーション1台がカバーする範囲はおよそ4×4m、最大で8×8mまで拡張できるが、狭い部屋や家具が多い環境では死角が生まれたり精度に影響が出る可能性がある。複数人を同時にトラッキングする機能には現時点で対応しておらず、Lighthouse方式のベースステーションとも互換性がないため、既存のVR機器を流用したい人には向かない。さらに、欧州中心の価格設定になっており、スタンダードで649ユーロ、上位版で1,249ユーロとそれなりの価格帯であること、日本国内での技適やサポート体制がどうなるのかなども考慮する必要がある。

公式

Northwood Lab

2. 主な特徴・メリット

以下は公式より記載。実際の利用は国内ユーザーではいないため、要注意です。

  • トラッカー・バッテリー不要
     使用者が身体に別途トラッカー装着・充電といった準備をしなくて良い点が大きな魅力です。
  • 超低レイテンシ・高精度
     周波数 125 Hz、遅延約 8 ms、光学精度およそ 1 mm と公表されています。
  • 自動かつ継続的なキャリブレーション
     初回セットアップ後は、プレイエリアが変わっても自動で再調整される設計
  • 手のトラッキング/顔(下部)のトラッキング対応
     手の細かなジェスチャー、口・舌の動きまで捉える機能も搭載とのこと。
  • SteamVR 互換・VRChat対応
     既存のPCVR環境(例:HTC Vive/Valve Index/Meta Quest(PCリンク使用)など)と連携可能としています。

3. VRChat・FBT視点での活用メリット

「FBT(=フルボディトラッキング)使いとして」「VRChatプレイヤーとして」注目した点を整理します。

  • 動きが自然になることで、アバター操作時の没入感が増します。腰・足・手・顔の連動がしっかり出れば、ダンスやムーブ、表現の幅が広がるなぁと。
  • 手のジェスチャーや顔の動きが取れることで、よりコミュニケーションが豊かに。VRChatで「表情」や「手の動き」が伝わると、雰囲気づくり・お砂糖的関係構築にも好影響。
  • セットアップの手間が減る点も嬉しい。初心者フレンドを誘うとき、「トラッカーいっぱい」「調整が大変」っていう壁があるので、このあたり軽くなると一緒に遊びやすくなります。
  • 配信/撮影用途にも期待。モーションキャプチャ用途のエクスポート(FBX/BVH)も対応予定としており、VRChatでの動画撮影やコンテンツ制作を視野に入れる方には強力な選択肢です。

4. 注意点・デメリット・確認すべきこと

もちろん万能というわけではなく、導入前に確認しておきたいポイントがあります。

  • 納期が先
     公式ページでは「出荷予定:2026年第1四半期」と記載されています。即時利用を見込んでいるなら待ち時間あり。
  • ベースステーション/サテライトの設置・スペース要件
     カバー範囲はベースステーション1台あたり約 4×4 m。拡張して最大約 8×8 mまで可能とのこと。自宅のプレイスペースが狭かったり、障害物・低天井だったりすると、死角・トラッキング落ちの可能性あり。
  • 現在の対応は1人ユーザー向け
     複数人同時トラッキングには未対応との記載があります。VRChatで複数人セッションを考えている場合、そのあたり要検討。
  • 既存の “Lighthouse” ベースステーションとは互換性なし
     従来システムのベースステーションをそのまま流用できない旨記載あり。
  • 日本での流通・日本語サポート・技適等の確認
     日本国内での販売・サポート体制・技適マーク取得等、クラウドファンディング応じた輸入品という形の可能性も現状ではあります

5. 総合評価&こんな人におすすめ

個人的な総合評価としては、「今後のFBT環境を変える可能性を持った製品」という印象です。特に次のような用途・ユーザーには強くおすすめできます:

  • VRChatで全身・手・顔のトラッキングを強化して、より表現力豊かな動きを出したい人。
  • トラッカーを毎回付け替えたり充電したりする手間を省きたい人。
  • 動きが激しい(ダンス・撮影・クリエイティブ用途)をやる予定の方。
  • 配信・VR動画制作・モーションキャプチャ用途も視野に入れているクリエイター。

逆に「すぐ手に入れたい」「予算を抑えたい」「スペース環境が狭い」「複数人での利用を前提にしている」という場合は、現時点では慎重になったほうが良いでしょう。