技適マークがついていない、技適を取得していないものに注意ください
海外からネットで購入できるフルトラデバイスでは技適マークがついていないものやそもそも技適を取得していないものがあります。技適マークについて、問題ないか、下記を確認してみてください。
【きっかけ】
2024年6月下旬ごろから、特例申請をせずに、技適マークの表示がない海外製のフルトラデバイスと市販IMU方式との違いを紹介されている方がSNSを中心に散見されたことがきっかけです。その紹介を基に、技適について全く知らず、購入されてしまった方がいるようで、今回技適マークの表示について注意を記載しました。2024年7月上旬の現在も技適を取得していない箇所があります。国内においては、価格やトラッキングのスペック以前の問題として、電波法証明規則に従ったフルトラデバイスであるべきです。
当然ながら、当サイトは初心者さん向けに、IMU方式のデバイスは、国内メーカーで技適取得済みや技適マークがついたデバイスを推奨しています。レシーバー側にもついていることをご確認ください。(例として、Unimotionの場合は電池収容箇所、Unistationは地面側についています。HaritoraWirelessの場合は、トラッカーの体に取り付ける側、GX6ドングルでは青地ラベルに記載。)
技適について、詳細がわからない場合や特例の申請方法がわからない場合は、価格やトラッキングのスペック以前の問題として、販売元が技適マークの表示や技適に通過したものであることを十分把握したうえで購入されることをお勧めいたします。
また、販売元が国内の技適マークを表示する義務があることを知らずに輸出している場合もありますので、十分にご注意ください。
(3)技適マークを表示する場所
① 特定無線設備に直接表示(証明規則第8条第1項第1号)
② 設備本体のディスプレイによる表示(証明規則第8条第1項第2号)
③ 外部ディスプレイによる表示(証明規則第8条第1項第3号)
(4)適合表示無線設備を組み込んだ製品への技適マークの表示(電波法第38条の7第2項)