ハリトラワイヤレス(HaritoraX ワイヤレス)のBluetooth版と専用ドングルでの9点フルトラで比較してみた

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ヒロヒロ
こんにちは!フルトラ研究所所長のヒロです。当記事はスクショ転載NGです。悪質なケースも多いため、サイト内の利用規約をご確認ください。原則、記事は、長文のため、PCで見ることをお勧めします。

VRChatでフルトラになろうとする際に、まず真っ先に候補として挙がってくるのが、ハリトラワイヤレス(HaritoraX ワイヤレスが正式ですが、以下ハリトラワイヤレス)です。新品で3万円台からフルトラになれる価格が魅力だからです。今回、ハリトラワイヤレスについて、セットアップして、Bluetooth版と専用ドングル版どちらが良いのか?他のIMU方式と比較してみました。結論から言ってしまうと、専用ドングル版がおすすめです。詳細は以下続きます。

目次
  1. ハリトラワイヤレスって何?そもそもフルトラ、IMU方式って何?
    1. ハリトラワイヤレスの仕様、基本的なスペック、価格
    2. ■サポート・問い合わせ先
  2. ■【事前準備編】ハリトラワイヤレス Bluetooth編
    1. ■購入前まで
  3. ■【設定編】ハリトラワイヤレス Bluetooth編
    1. ■1.ソフトの導入、アップデート~初期設定編~
    2. ■ベルトの組み立て
    3. ■ソフトウェアの更新や導入、トングルの導入について
    4. ■キャリブレーションをして使えるまでの時間
    5. ■地磁気センサーを利用する場合の注意点
    6. ■Bluetooth子機(トングル)とトラッカー間の遮蔽物なしトライ
    7. ■公式から改善方法教えていただきました。
  4. ■【設定編】ハリトラワイヤレス 専用ドングル編
    1. ■GXドングル到着
    2. ■VRChat上でハリトラワイヤレスのキャリブレするとSteamVRごと落ちるので記事の更新できていません。
    3. ■ハリトラワイヤレス(HaritoraX ワイヤレス)の動画できあがりました。
    4. ■フィードバックしてあげてください
    5. ■次回以降考えていること
  5. ハリトラワイヤレス(Bluetooth版)、VIVEトラッカー3.0、ユニモーションどれがいいか?同じ環境で比較した結果
  6. ハリトラワイヤレス(GX6ドングル付き)とユニモーションとViveトラッカーのどれが良いのか?
    1. GX6での動きの例
  7. ハリトラワイヤレスのいい点、悪い点まとめ
  8. ■BOOTH等で販売しているSlimeVRのデバイスについて
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ハリトラワイヤレスって何?そもそもフルトラ、IMU方式って何?

ハリトラワイヤレスって何?IMU方式って何?って人は、今回の記事は、下記の記事を読まれた方前提で書いていますので、ご参照ください。

 

ハリトラワイヤレスの仕様、基本的なスペック、価格

HaritoraX ワイヤレス 39,999円(税込)
・センサー6個
・ 身体取り付け用バンド 1式
CHEST(胸) 最大150cm程度
HIP(腰)   最大150cm程度
KNEE(膝上) 最大100cm程度
ANKLE(足首) 最大50cm程度

・ 充電用USBケーブル

PCとの接続:Bluetoothまたは専用通信ドングル(別売り)
動作時間:約20時間
充電方法;USB Type-C端子
センサー:加速度・角速度・地磁気センサー(9軸IMU) 足首部:上記センサー+ToFセンサー

専用ドングルの価格

・(別売り)GX6ドングル 税込み¥4,980


注意点として、TP-LINK UB500他などの、Bluetoothデバイスが必要。11点フルトラで肘拡張キットを買うと必須・・・Windows 10/11のPCは、7つまでしかBluetooth機器は接続できない。HaritoraX ワイヤレスは既に6つを消費してしまう関係上、HaritoraX ワイヤレスに加えて2つ以上のBluetoothデバイス(例:Bluetoothマウスとキーボード、など)が接続できなくなる。Bluetooth子機を事前購入もしくは、8点以上(HMD分込みだと11点フルボディトラッキング)だと専用通信ドングルによって解決する必要あります

 

■サポート・問い合わせ先

サポートは手厚いです。ディスコードの中に入って、シフトール関係者がコメントしています。
連絡先等は下記記事をクリック

IMU方式のフルトラデバイス(HaritoraXシリーズ、Unimotion)のトラブルが発生した場合の問い合わせ先

 

■【事前準備編】ハリトラワイヤレス Bluetooth編

IMU方式のセッティングの注意点、設定やGX6ドングルなしの注意点等細かい話を記載しています。

 

■購入前まで

公式で購入となります。ちなみにですが、シフトールさん=納期が遅いというイメージがありますが、個人的には、納期を超ギリギリに設定しがち&納期ギリギリまで粘って、最終的に延期連絡をしている印象です。人は印象が悪いことのほうが残りがちなので、納期遅延はコメント等で書かれやすいです。実際問題、シフトールさんの話になるとこの話が必ず上がっており、個人的には挨拶のようになってしまっています。自分は、デバイス本体がしっかりトラッキングしてくれれば、それでいいので、もしメーカーの方で読まれていたら、遅れるのはどうしても発生してしまうので、早めに連絡した方がいいと思います。

当記事は、納期と納期連絡うんぬんは、置いといて、購入前までに必要そうなことをまとめます。フルトラデバイスを心待ちにする期待度はえげつないもので、早くセッティングしたい気持ちも十分わかりますが、まずは、自分でできることをやっておきましょう。

1.公式Twitterの通知ON
2.部屋の整理
3.ハリトラワイヤレス:Bluetooth子機 Unimotion」乾電池、WiFi環境
VIVEトラッカーのユーザーの利用環境を知ることは勉強になります。白い球がVRchat上で出ていたら、おおよその問題は各社ソフトとSteamVRの間の座標系の受け渡しが原因です。トラブル起こりがちでよくあるのが、「各種ソフトの中ではちゃんとあるのに、白い球がどっか飛んでいて、アバターからかけ離れている」といった問題が結構あり、ツイッターとかで書き込む人が多いです。

基本各メーカーのソフト(HaritoraConfiguratorやUni-studio等)の再起動をすると、校正されて、アバター付近に戻ることが多いです。落ち着いて数回再起動してみましょう。

5.公式マニュアル、非公式ディスコードに入っておく
5は非常に重要です。特にトラブルシューティングとディスコードの雑談系のスレッドは必ず確認しましょう。トラブル発生したときは動画撮れるようにOBSとかムービーとか、設定画面のスクリーンショットを送ると的確な回答がきます。

■各箱の大きさの違いなど

外寸は公式HPで書かれていますが、このように違いがあります。
mocopiやハリトラワイヤレスの箱の小ささに目がいきがちですが
乾電池駆動ってことを考えると、Unimotionもかなり健闘していると思います。
箱のサイズなんか関係ないだろと思いがちですが、箱の大きさはコストに直結するものであり、各デバイスとも宅急便などで送付することを考えると、単価に露骨に影響してきます。数万円の製品に対し、数百円は1%以上のコストを占めます。量産することを考えると原価低減活動は非常に重要となります。各デバイスメーカーは、日々コスト削減に取り組んでいることがわかると思います。
どこの会社とは言わないですが、結構お金かけているなぁって思うデバイスメーカーもあるのは事実です。箱のサイズは、各デバイスメーカーが原価低減活動にどれくらい取り組んでいるか非常にわかりやすいバロメーターとなるため、ここに記載しております。特に秀逸なのが、MetaQuestProです。秀逸なのは間違いないのですがものを入れる工程は人がやっているので、人の工数がかかるわけです。そうするとお金がかかってしまいます。対して箱詰めが簡単だと工数がかからないので、人のお金がかかりません。それを考えると、かなり考えられているのはハリトラワイヤレスやユニモーション、モコピといった国内のメーカーです。mocopiは正直言って、この大きさならもっと小型化、簡素化してもいいんじゃないかと思います。人の工数について、ダントツで考えているのはハリトラワイヤレスかなぁと思います。

 

■動き 加速度が変わる動きをすると基本ずれる

あと、IMU方式特有の現象なのですが、反復横跳びのような→←のような位置ベクトルが急に変わるような運動を数分していくとどんどん横に位置ずれします。なので、開発者はやりたがりません。実際公式とかでもやっていないと思います。自分はこのずれを検証するためによくやります。というのも、加速度で計算しているので、どんどんずれてそうなってしまうのです。

シフトールさんの公式がちゃんと環境うつしてやっています。これがベストかどうかはわかりませんが目安になります。シフトールさんはかなり丁寧に動画公開しているので、個人的にはかなり情報公開をされていると思います。動作風景をずっと公開しているのは、ずれがないか検証するためです。そこまで公開している企業はなかなかありません。その点はすごいと思います

IMU方式のフルトラデバイスを選ばれる方で結構いるのですが、部屋が狭い人&2段ベッドなどが理由で狭いを理由にIMU方式を選ばれる方がいます。物理空間を開けることは限度がありますが、最低限でも、受光部~トラッカーの間は、木の板や金属板等分厚いものなど、先ほどのユニモーションさんの注意点に当てはまらないようにされることをお勧めします。

ちなみに、ひろの部屋はこんな感じです。床から受光機までは最短1.5mほど離れています。青い■と黄緑の■はベースステーションです

PC環境・通信環境について。

話がそれてしまうようで申し訳ないですが、今回の2つのデバイスは通信方式がWIFIとBluetoothと異なるため、PC環境の公開はある程度重要かと思いますが、意外に載せていません。当研究所では、無線LAN環境の整備はフルトラでも重要なので、ヒロさんは、これを使っています。基本これで困ったことありません。なお、メッシュWIFIとPC間は有線LAN接続(CAT6A)しています。

他もフルトラ用に整備した床とかエアシリンダーとか防音工事とかたくさんありますが、ヒロさんの環境はかなり最適化しているので、普通のフルトラやる方は不要です。私のを見て真似ないようにしてください、マジであきらめてください。

結論として、PCは、RTX3060位のグラフィックボードはやっぱりほしいです。自分は、RTX3060ですが、正直フルトラ用途(一部カメラフルトラをのぞく)なら問題ありませんが、集会やイベントの時はもっと高いスペックが欲しいと思っています。この辺りは人によりけりだと思います。人に聞くのも大事なのですが、予算が無限にあるわけではないので、まずどういった用途でどのように使いたいのかはっきりした方がいいと思います。メッシュWiFiも無線フルトラやVirtualDesktop(無線VRや無線フルトラする際に必須ともいえるアプリ)するときには必須ですが、常時デスクトップでフルトラ全然しない人には不要かもしれません。

個人的に注意していただきたいのが、アフィリエイト系のサイトで、PCは高性能じゃないとダメと煽ってくる人です。といっても、実際問題VRchatは、他のゲームと比べても圧倒的にグラフィック性能とメモリを要求するゲームなのは間違いないですが、万人に40万位するグラフィックボードをすすめるのはどうかと思っています。

自分はフルトラ全振りなので、このくらいのスペックでまだまだいいかなと思っています。いきなり高いのを買ってしまっても、VR機器のほうがお金がかかるし、VRchat止めてしまう人のほうが多いのでという印象はあります。お金に不自由でない、VRChatを長時間やるよって方なら、もっと高いスペックで行くといいと思います。グラフィックボードは電源容量があれば、交換はいつでも可能なので、いきなり高いのを買わなくても、ある程度楽しめる程度のものを選んでさっさと始めてしまった方がいいと思います。

ただ、集会やイベントでフルトラでポーズを決めた写真を撮りたいとなるとグラフィックボードのVRAMが12GB以上ほしい、3060じゃあ足りないというのが本音です。個人的には3060でも集会やイベント時には不自由することがあります。特に集合写真等では、フレンドのみ映ってしまうなんてことも・・・。

■【設定編】ハリトラワイヤレス Bluetooth編

 

■1.ソフトの導入、アップデート~初期設定編~

フルトラデバイスは、常日頃、進化を繰り返しています。その際に必要になるのは、各フルトラデバイス専用のソフトとハードウェアのアップデートです。IMU方式のフルトラデバイスは、アップデートが頻繁にあります。理由として、SteamVRの変更、VRchatの変更、姿勢推定ソフトや使い勝手のスペック改善が挙げられます。例として、Unimotionさんの利用ガイドを見てみましょう。赤字が主な更新履歴となり、かなりの頻度で更新していることがわかります。

Uni-motion利用ガイド更新履歴

2023/08/21 Uni-studio v.1.2.3の公開。「OSC Trackerで利用する」ページの追加。そのほか、アップデートに伴う記述の更新。
2023/08/06 Uni-motion Coreの発売に伴い、記述を一部変更。「追加Uni-sensorのペアリング」ページを作成。
2023/06/27 Uni-studio v.1.2.1の公開
2023/06/13 Uni-studio v.1.2.0の公開
2022/07/06 Uni-motion設定マネージャ v.1.2.3dの公開
2022/05/10 Uni-motion設定マネージャ v.1.2.3bの公開
2022/04/18 Uni-studio v.1.1.2beta2の公開。
2022/04/06 Uni-studio v.1.1.2beta1の公開。
2022/04/02 Uni-studio v.1.1.1の公開。
2022/04/01 Uni-studio v.1.1.0の公開​、Uni-station設定マネージャ v.1.2.3の公開。​

https://help.uni-motion.com/ja Uni-motion利用ガイドより引用

そこで、当研究所では、まず、セッティングにどれ位時間がかかるのか12/9時点で検証してみました
検証の過程はツイッターでも記載しています。

ハリトラワイヤレスとユニモーション ツイート一覧

 

■公式マニュアル

フルトラ機材は基本的に、取扱説明書が発行されるというよりは、HPでの公開、ディスコード、Googleドライブのドキュメントを随時更新していく形が主流です。

ハリトラワイヤレス公式のセットアップ:この動画の1:12までのアップデートのところまでやりました。


ここで気を付けてほしいのが、ハリトラワイヤレスの事前購入に必要なBluetooth接続機器です。
通常のPCに付属しているBlueto0thの場合、5つしか接続できない可能性があるので、ハリトラワイヤレスは事前に6つ接続できるハリトラワイヤレスが推奨するBluetooth子機の準備が必要な点です。1200円~かかる点です。これができないと、そもそも接続できないので、ここで長時間ロスすると思われます。Bluetooth版でやりたい方は子機の購入を事前に済ませておきましょう。

 

■ベルトの組み立て

ハリトラワイヤレスの開封~足ベルトをつけるまでの一例を動画にしました。
主な特徴は以下の通りです。

✅VIVEトラッカーとは違い、各トラッカーの位置が固定されています。
✅ベルトは6つあり、3種類×2個で長さが違います。
✅ベルトを一回外して取り付けるまでの一例です。
✅足用はセンサーが付属。
✅充電ケーブルが別途あります。

 

ここで2点苦言があります。まず、「外の箱が一部めくれていた、へこんでいた」ことです。
日本人の場合そこは繊細なので気にする人は気にします。自分は気にしていません。

もう一つあります。宅配便の品名を「VR機器」と書いて送ってくるのはマジでやめてほしいです。
理由として、実家等に住んでいる人や共有ポスト、ほかの人にVRやっていることがモロばれだからです。
精密機器だとダメな理由があるのでしょうか?ちょっとこの記載は理解できませんでした。
家族にVRやっているのがばれたくないという人は、受け取り方法を変更するか、ハリトラワイヤレスは選択肢から外すことをおススメします。

なお、ハリトラワイヤレスは、組み立て手順が動画であります。

■ソフトウェアの更新や導入、トングルの導入について

ソフトウェアの更新、導入、トングルの導入などは、少し大変でした。
大変という主な理由として、ドライバの更新の時間が、ハリトラワイヤレスさんは各1分、ユニモーションはおおよそ30秒以内で完了した点、ドライバの更新方法がユニモーションさんのほうがわかりやすく、使い勝手が良かったからです。

ハリトラワイヤレスさんは、ブラウザのどこをどのようにクリックしてよいのか、直感的にはわからず、また更新方法の記載も入力する箇所の後のページに記載されており、修正するために操作手順をみるために、後ろのページにいったりきたりを繰り返す必要があり少し煩わしいです。いったん慣れてしまえば楽ですが、他のIMU方式と比べるとかなり面倒です。

 

■キャリブレーションをして使えるまでの時間

大体10分ぐらいで済みました。公式の動画では、詳細に説明されていませんが、起動時は、QuestやPICO シリーズとHaritoraX ワイヤレスを装着して電源をオンしたのち、Oculus Air LinkもしくはVirtual Desktopなどから、PC画面を確認し、SteamVRをクリック、Haritora Configuratorをクリックしてください。そうしないと、HMDが自動電源オフになってしまい、情報が読み込まれないことがあります。

ハリトラの場合は、動画通りにやるということと、HaritoraConfiguratorに記載されているOK/NGを手順に沿ってやっただけでできました。ハリトラワイヤレスのほうが簡単でした。

 

装着性はかなり良いです。特にポイントなのが、ワンタッチで外せる機構があることです。トラッカーベルトは基本的にマジックテープなどで固定することが多く、一つ一つのトラッカーベルトに対して、マジックテープを貼り付け→装着をしないといけません。ものすごく大変なのです。なので、ワンタッチで装着できるというのは非常に大きな点です。ワンタッチで外せるといい機構のもう一つが、ガーターベルトで各デバイスを連結することができるため、一つ一つバラバラにならず、特にずれ落ちやすい膝は、ベルトをきつく締める必要がなく、吊るす構造ができ、没入感を得ることができます。

 

■地磁気センサーを利用する場合の注意点

原理的にはUnimotionさんの記事と同じですので、ご参照ください

 

■Bluetooth子機(トングル)とトラッカー間の遮蔽物なしトライ

トングルを同じ場所においてトライしました。トングルとPCの間は、撮影用の暗幕があるため、それが影響してか、うまく動いていません。あんまり動かない人で写真撮る用とか、普段からフルトラずっと使っていたい、電池交換がめんどくさいという人はハリトラワイヤレスです。ソフトの使い勝手も、入力する回数も少ないというのもありますが、長時間動作によるずれや毛布などの遮蔽物確認はしていないので、そこは検証やチェック必要です。
ハリトラワイヤレスの動きは、Bluetooth子機とトラッカーの間の遮蔽物をなくすと改善したので、できるだけおかないことをお勧めします。改善後の動画がこちらです。

また、Bluetooth子機(トングル)とトラッカー間の遮蔽物なしのトライを実施したところ、動きはだいぶ改善しました。ただ、それでもかくついています。調整が必要です。

専用トングルがまだ届いていないので、届いた後、比較動画を上げて、記事も随時修正していく予定です。

 

■公式から改善方法教えていただきました。

やっぱり出ていないようです。専用ドングルではないのですが、親切にも記事、比較動画消せと言わないだけ優しいと思います。
現状同一環境下でのトライでしたが、自分の場合は、WiFi環境下で優位な設定のようです。
また試してみます。この状態が改善されるまで、記事の内容は随時更新していきます。

自分の場合はハリトラワイヤレスのほうがトラブルが続いているように見えますが、自宅環境がWifiが強いのか弱いのかでだいぶ変わってきそうです。

個人的に気になっているのは、専用トングルの発送は12月予定のものを購入したので、12月中まで比較更新はできないのが気がかりです。ちなみにですが、周りのフレンドを見ていると超なめらかに動いているので、自分のは明らかに異常です。

 

■【設定編】ハリトラワイヤレス 専用ドングル編

■GXドングル到着

動きが怪しいと判明してから、10日後。ずっと待っていたドングルが到着しました。設定も完了済み。bluetoothから専用通信に切り替える必要があります。その際ボタンを12回押すといった作業が必要です。個人的には、このボタンぺこぺこしていて、押す回数も非常に多いので、壊れないか不安です。時間としては、大体20分ぐらいでした。正直各トラッカー×12回押すのは、途中何回押したか忘れそうになりました

■VRChat上でハリトラワイヤレスのキャリブレするとSteamVRごと落ちるので記事の更新できていません。

■ハリトラワイヤレス(HaritoraX ワイヤレス)の動画できあがりました。

大変お待たせしました。ハリトラワイヤレスの動画取れましたので、公開します。GX6ドングル利用です。SteamVRが落ちてしまう理由は、明確ではないですが、アドオンの「Spacecalibrator」と「Unimotion」をオフにすることで解決しました。純正品のバンドが自分にとっては大きすぎたため、途中動きがぶれたりしていますが、ご了承ください。

 

■フィードバックしてあげてください

何が悲しいかというと、数万円のフルトラデバイスを製品化している人たちに対して、動作不良トラブルの報告も送らず、ただただ使えないといい、交換し、〇〇は駄目だったと報告する人がいます。 数万円のフルトラデバイスを製品化している人たちに対して、もっとエラー報告など送ってあげてもいいのではないでしょうか?あなたが悩んでいる問題も解決できるかもしれないのです。ただだんまりで、別の製品に変えるだけでしたら、フィードバックがなく、製品化されている方の次につながりません。

にも拘わらず、値段やコストばかり要求する人もいます。しかし、コストだけではないはずです。キャリブレーション頻度、設定の手間、動きの再現性、本当に欲しいものが何なのかをうまく言語化できない限りは、製品化されている方も適切なフィードバックができず、よりよいものづくりができないのではないでしょうか?

何が一番不満なのか、言語化して何らかの形でディスコードでメーカー伝えてみてください。門戸が開かれているのは私は確認しています。フィードバックする文化を作り、フルトラのための産業育成に協力してもいいのではないでしょうか?と思うのです。

■次回以降考えていること

外出先などで使う想定の方が結構いらっしゃるみたいなので、そちらも書いていこうと思います。基本引きこもりなので、忘れちゃうかもしれませんが許してください

また、公式のディスコードによると、GX6, GX2はUSB2.0 / 3.0どちらに刺しても変化はないが、PC背面パネルのUSB3.0コネクタ付近は2.4GHz系ドングルには鬼門の場所なので、同梱の延長ケーブルを使って20cmぐらいは離してとアナウンスがあることから、正直このあたりは検証必要かなと考えています。ハリトラワイヤレスはもっと動作環境が良ければ、ここまでカクカクすることもないと思うので、無線環境の見直しも必要かもしれません。ただ、検証時点でもドングルは、20センチ以上離していましたので、大きな改善はないかもしれません

 

ハリトラワイヤレス(Bluetooth版)、VIVEトラッカー3.0、ユニモーションどれがいいか?同じ環境で比較した結果

動きの再現度だけでしたら、VIVEトラッカーですが、ユニモーションはかなり健闘しています。正直、Viveトラッカーにはかないません。
ハリトラワイヤレスは、ちょっと難しいですね。ただ、今回、同じ場所、同じトングルの位置、同じ環境で作っています。

ハリトラワイヤレスの動きが悪い理由は、ひょっとしたらですが、トングルとトラッカーの間にある撮影用の薄皮一枚の黒幕が遮っている説があります。ただ、同じ条件、同じ距離で全てのトングルもおいているので、環境自体はおんなじです。最適化すればもっと滑らかかと思います。

専用トングルつき次第、やってみますが、初期不良というよりは、Bluetooth接続時の問題っぽいです。

HMDはValve Index、 ベースステーション2.0×4環境でやっています。

 

ハリトラワイヤレス(GX6ドングル付き)とユニモーションとViveトラッカーのどれが良いのか?

どう考えてもドングルのほうが動きは良いです。

GX6での動きの例

ほとんど現実の動きを再現できているVIVEトラッカーがベストで動きの差が明確なのは、間違いないのですが、IMU方式は、値段の割にいい動きなのではないでしょうか? ハリトラワイヤレスはマジでGX6セット販売してほしいです。条件によっていろいろ変わるのキツイ。GX6はマストで必要かと思います。肘付だったら、GX2も必要でしょう。。ただ、値段は4万5千円近くなるので、ユニモーションと比べると実質5千円位差があるように思えます

 

ハリトラワイヤレスのいい点、悪い点まとめ

ハリトラワイヤレスのGOOD

・供給量と徹底的なコストダウンで非常にコンパクト
・ボタンが2つあり、直感的でわかりやすい
・ベルトが取り外ししやすくて使い勝手がいい
・普段使いの使い勝手は、充電できるハリトラワイヤレスのほうがいい

ハリトラワイヤレスのBAD

・標準価格だと3万円台だが、Bluetoothでもドングル類を購入する必要があり、実質4万円以上
・Bluetoothを普段使いしている人や電波干渉の問題がある人は、別売りのGXドングルが必須でさらに高額に
・設定でボタン何回押す必要があり、12回とか打っている途中で忘れてしまう。ボタンが壊れそう。
・ベルトが外れやすいので工夫が必要
・最低6個と装着する点数が多いので手間
・ドリフトは少な目だが、そもそもの位置に来ない、カクカクすることも多い。
・ハリトラシリーズは、似たような名称が多くて非常にわかりづらい。

ハリトラワイヤレスの方がBAD多めですが、基本的に最初だけで済むBADもいくつかあるので、ドリフトが多いユニモーションと比べると同じかユニモーションの方が悪いという人も多いともいます。あと、SteamVRのアドインがUnimotonとともにONにすると共存できずにクラッシュします。。。。なので、どっちも使うときは片方のアドインをOFFにしましょう(通常版のmocopiはそもそもSteamVR経由はないので、目立つ。SlimeVRの場合はよくわかりません

アルトラ他デバイスを含めたの比較記事はこちら

市販IMU方式のみでの比較記事はこちら

ユニモーションの記事はこちら

■BOOTH等で販売しているSlimeVRのデバイスについて

今回はハリトラワイヤレスですが、BOOTH等でSlimeVRのデバイスを販売している業者の中には、友人とのふれあいを妨害して実施してくる勧誘や紹介に冷たい対応をすると、ツイッターで個人攻撃する悪質な店が中にはあります。また、それに対して謝罪もしてきません。記事更新や対応に追われて、スタッフに別の仕事を依頼する等私が損するばかりでした。非常に悪質です。詳細は下記をご確認ください。当サイトでは、BOOTHの個人の店も紹介しております。

 

以上となります