Opsensは、OpsensStudioとUnistudioで動作します。今回はOpsensStudioの話になります。
Opsensの今までの記事はこちらに記載しています。
前回の記事の続きになります。まずは前回の記事をご覧ください。
前回までのおさらい
前回まで当サイトでは、OpsensStudioで発生する「カメラが選べないトラブル」で苦しんでいました。
そこで、カメラをAnker製から、公式推奨のものに変更し、トライしました。
カメラ変更の結果、問題なく、カメラ選択が可能に
公式の指定通りにした結果、全く問題なく、起動しました。あの時の苦労は一体何だったのか・・・。逆を言うと、どのカメラでもいいわけでなく、トラブルが発生したら、公式通りのものを買ったほうが確実のようです。

【動画】Opsensの光学モード(3点装着) 動作例
まだまだ挙動は怪しい光学モード
挙動は少し怪しいです。外れると、変な方向に行ってしまうので、そこが課題でしょう

カメラトラブルは一切ありませんでした。そして、 トラブルなく、以前確認した「動作可能」状態まで普通に行くことができました。ARマーカーから外れると飛んで行ってしまいます。
腰のみIMUモード
光学モードの中では一番実用的
今回、Opsensしか持っていないよって人は、腰のみIMUモードが現実的な用途になってきます。腰のみIMUモードって何って人は、下記記事をご確認ください
従来のモードだと、腰にもARマーカーを付ける必要がありましたが、腰だけIMUモードは、両足だけカメラで映せば、フルトラをトライできるという便利なモードです。両足だけ映すだけなので、カメラで映すために必要なスペースもそこまで必要なく、50×60cm位のエリアがあれば、キャリブレもでき、フルトラができてしまいます。使い勝手がいいモードです。

【動画】実際の動き
実際に使ってみると、立ち位でも、腰のみIMUモードのほうが、飛ぶことが少なく、回転もしているように見えます。 ただ、マーカーを隠すと飛ぶのは間違いないため、この点ご注意ください。キャリブレーションは、5回に1回位の割合で、失敗します。
では座った場合はどうでしょうか?
本当に座って足を動かすくらいなら、できる感じです。動きとしては、限られた動きですが、フルトラ状態でも全く動かない、本当に座っているだけ、立っているだけ、足を全く上げないよという人もいますので、変にドリフトするのが嫌で、ARマーカーもあまり動かさない、回転をしないという人には、悪くない選択肢です。
【動画】腰のみIMUモード+胸にセンサー追加した場合(Opsens+のみ可能)
腰や上半身の動きは改善。足は変わらず
今回トライした腰のみIMUモードですが、胸にもセンサーをつけ、両足、腰の合計4つにすると腰の動きが良くなるとのことです。さっそく試してみました。(センサー4つ必要なため、Opsens+のみ対応です。)
どうしていつもこの動きをしているのか?について
元々、この動きは、カメラのトラッキングが外れたときに挙動がわかる動きをするために、始めたものですが、OpsensのARマーカーのケースだと見事にずれているときがわかるようになっています。
【動画】他IMU方式との比較:ドリフトはなくなっている
今回、体を左右に動かしたときに、動かしていない足が不用意にスライドして動いてしまう「ドリフト」がかなり抑えられていると思います。 実際他のIMU方式と比較してみましょう。
光学式の導入により、ドリフト動作は確実になくなっています。ただ、マーカーを認識しないことによるトラッキングの外れ、それによるズレや補正の遅さが良さを打ち消しています。Opsens+とHaritoraX2Proと比べてみましょう。
Opsens Opsens studio(光学モード:腰のみIMU 胸トラッカー追加)でトライした様子と比べると、普通に他IMU方式と比べて、ドリフトしていないことがわかります。
しかし、後半足を上げるとわかるのですが、マーカーの認識が外れるとどうしてもズレるし、飛びます。
動くよりもマーカーが認識する範囲で動かないでじっとして、ドリフトが発生しそうな「体は動かすけど、足は移動させないような動き」をする場合には向いていると思います。 現状、素早い動きから元の場所に戻るときのカクカク感、戻るときの収束の遅さ、カメラから見切れた時の挙動、あたりの課題があります。次は座って動きを見てみましょう
腰のみIMUモードの中でも、胸にセンサーつけた場合のほうが、動き良くなっていますね。足は相変わらず、ゆっくりとした動きなら、捕捉はできている感じです。素早く動くとNGといった感じで飛んでいきます。全体的に、腰と胸まわりの動きはよくなっています
いずれにしても、光学モードを使う場合は、使い勝手の面から考えても、普通に腰のみIMUモードのほうが実用的です。
腰のみIMUモード+胸トラッカーつけるのが現実的。アップデート後の動作改善待ち
これで、Opsensも含め、「動作可能」なのは確認できました。ただ、まだまだ通常利用には、不満な点は十分あります。光学式とはいえ、アルトラのような使い勝手はまだまだありませんし、道半ばです。
【動画】腰のみIMUモード+胸トラッカー追加状態で、DJイベント、アバター集会、フレンドとの会話など一日過ごして発生した問題を挙げてみた
Opsens (胸センサー追加) の腰のみIMUモードで良くない点を挙げています。本日一日使いましたが、DJイベント、アバター集会、フレンドとの交流の中で、ずれていってしまったり、トラッキングが外れてしまった挙動、補正がかかっているときの挙動、IMU方式単体のほうが良い挙動を紹介しています。
基本的に、足を上げる動作をして、動くと普通にカメラからARマーカーが外れていってしまうため、床から足を離さない動作を中心にする方にお勧めのモードになります。
素早い動きから元の場所に戻るときのカクカク感、収束の遅さ、カメラから見切れた時の挙動、トラッキングが飛んでいく動作、IMU単体のほうが、再現できている等の課題は今度直す必要があるでしょう。普通に寝転がったり素早い動きをするのなら、まだUnistudio版でIMUのみの利用が良いでしょう。
Opsens Studio 1.03のアップデート内容
そんなOpsens Studioですが、今回、1.03のアップデートが実施されました。
変更点/改善された点
・設定の初期化ボタンの追加
・ヘッドセットとの同期がズレることのある問題を修正
・VirtualDesktop併用時、「Foward tracking data to PC」
のチェックが入っていても正常に動作するように修正
とあり、前回のような機能追加(という名の当初の仕様盛り込み)の超大型アプデではなく、改善アップデートになります。特に、Virtualdesktopでチェックを入れると全く使えなくなっていた大きな問題が解決されたとのことです。これはかなり致命的だったので、非常にありがたいです。
どんなトラブルか思い出したい人は、下記の記事参照。
今後のアップデートの予定(ARマーカー小型化等)
①【予定】位置補正用の小型マーカーを設計中
そんなUnimotionですが、なんと位置補正用の小型マーカーを設計中。従来のように四方を囲むARマーカーだけでなく、向き補正のみに特化することで、使い勝手を向上させる模様だ。
なお、HaritoraX2も専用カメラ+反射板のAddonRを搭載することで対応しようとしている。
②【予定】センサーアップデートを含めた改善を検討中
また、次回以降は、センサーを含めたデバイスのアップデートを準備しているとのこと。これができると、タップキャリブレーションが過剰に反応してしまうトラブルや、上記動画で発生しているカクカクのトラブルなどは減るとのこと。他にも、ひざにトラッカーを付けた場合に、足が飛んで行ってしまうトラブルを減らす対策などを検討しているそうで、現状、開発者の私用で少し遅れているが、現在、挽回中とのこと。
今後の目標
いずれは、下記のような動きのIMU(下記の場合はスマホ)+ARマーカーを超えるフルトラができるように目指しているとのこと。伸びしろとしては、どんどん大きくなりそうだ。
https://www.youtube.com/watch?v=KJXacE5V0RE
次の記事
暗闇にはどれくらい強いのか?検証してみました
以上です。
