Opsensシリーズの登場で何が変わる?ヒロに聞いてみた【2025年12月特集】

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この特集は、記事に書いた内容をベースにしております。vivetrackerの話は基本出てきませんし、比較対象にもしていない点要注意です。記事を先にご覧ください。この記事は、「月刊フルトラ」の特集記事になります

また、下記記事をご確認済み前提で記載しています

Opsens+長時間動作確認中に取材を受けるヒロ(写真右は茅野ななみ)

Q.Opsensシリーズがいよいよ登場しました。

Q.使い心地はいかがですか?

いやぁ、旧Unistudioのみの評価になってしまいますが、普通にいいですね。というより、やっと市販品のセンサが改良されたかという感じです。

というと?

SlimeVRとかで対応している人には、割と普通に導入されていましたからね。これ。やっと予約販売品でも、まともなものが届くようになったかという印象です。

HaritoraX2シリーズについて

HaritoraX2の立ち位置は今後どうでしょうか?

記事に書きました

 HaritoraX2自体は悪い使い心地ではないです。しかし、SlimeVR利用をしている人等にとっては、「どうしてこの会社、足に変なセンサーつけて、膝立ちできないようにしているんだろう?とみていると思います。当サイトは、初めての人がメーカーのサポートなどを受けれるように、SlimeVR利用のみのデバイスは推奨までしていません。基本中級者や自分でトラブルを解決できる人向けのデバイスです。初心者向けの立ち位置のデバイスに、ムーブを規制するこの設定は勘弁してほしいですね。

メーカーとしては、横にもつけれるといっていますが・・・

正直、膝立ちするたびにセンサーの位置を変えるようなことを強要するデバイスなんて、いやすぎるでしょう。普通に考えて、どうしてそれを使おうと思うんでしょうか??

HaritoraX2Proについてはどう思いますか?

 いやいやいや、どうしてOpsensシリーズ発送予定日に発表するのか、よくわからない内容でした。ただ、下半身のセンサーを見直したのはかなり良い取り組みです。個人的には、HaritoraX2の改良版か、購入者に対しての変更キッドを発売してほしかったですが。。。たぶんですが、センサー増やすとコストあがっちゃうのと在庫処分的な観点でむやみにできないと思います。

HaritoraX2Proは結構買うと思いますか?


 IMUユーザーは、初期導入コストには、かなりシビアですから、センサー数につられて買っちゃうかもしれませんね。実際問題、ハリトラワイヤレス時代より進歩しているので、脱落者は少ないと思います。

 初期導入コストはかなりシビアなのに、トラッキングなどの不満やVR睡眠でぐにゃる等が発覚すると、すぐに別IMU方式めぐりをして追加購入するのは一体なんなのやら・・。事前にぐにゃるのは当サイト言っているし、あとトータルコスト含めて、別方式の移行が推奨なので。。。といっても、Opsensは、別方式なのでいいかなぁと。

HaritoraX2Proってお勧めですか?

 センサー2個つけなくなること覚悟で購入するならまだしも、初心者には、若干ハードルが高い価格設定なのでは。自分だったら、初心者だけでなく、バッテリー駆動時間の観点からも、Opsens+のUnistudioを勧めます。足首動くぜ~言っていますけど、光学式だったらどれでもいけるし、Opsens+も予備品供給が始まったら、そのメリットも消えますからねぇ。あとは記事に書いた内容のメリットがあるので、それで選ぶのならって感じですかねぇ。

OpsensシリーズってOpsensも出ているのですが、お勧めじゃないんですか?

 Opsensのほうは、かなりの上級者向けです。Opsensは普通に旧Unistudioが使えるモードがないので、普通に、光学モードの新方式のフルトラデバイスになっています。光学モードの部分は、今はまだソフト側の問題で、きれいなフルトラができない状態です。腰が少しずれた位置でトラッキングです。12/12ごろに開発者が対策を次回アップデートに盛り込んだらしいので、近いうちに修正版が出るかと思います。Opsens+には、Unistudioのバックアップ要素があったので、使えていますが。

 直近では、自称上級者の方が、クラウドファンディングの新方式のフルトラデバイスを安易に進めがちです。大事なのは、返金保証と購入したいと思ったときにすぐフルトラになれることなので、クラファン以外の今あるもので、今できるデバイスを紹介すべきです。

HaritoraX2ProとHaritoraX2とOpsens+ってどのユーザーにお勧めですか?

 記事に書きました

で、記事を読む前に、理解していただきたいことがございまして、当サイトってもともとフルトラのチュートリアルみたいなものを受けれない人向けに記事を書いているのですが、それを全く理解せずに読む人がいるんですよね。正直、かなり困っています。

 何度も言っているのですが、記事という媒体である以上、特定の誰かに向けて書くしかないんですよね。VRCユーザーは基本、自分に対しての発信じゃないとどうして自分向けじゃないんだと噛みついてくる人が結構いますし、私に対しての嘘をついたりする人まで出てきて困惑します。そんなに自分向けに話してほしいのなら、お金払って雇うぐらい本来必要だと思うんですけどね。

その割に、自分の記事、結構好意的に読んでいるって人は、自分から本当に何も言ってこないんですよ。だからかなり困るんです。そういうことすら発信してくれないと、その人向けの記事なんて絶対書けないって前から言っているんですけどね。こういうのって、大体文句や苦情しか来ないですから。

 日本人の悪い癖だと思います。Xをフォローするなり、Youtubeを登録するなり、グループに入るなり、意思表明してくれないと、その人向けなんて絶対書けないですよね。むしろ自分のフレンドって大体、自分の記事ほとんど読んでいない人が多いですねぇ。

どうしてこんなこと言っているかというと、Unimotionのユーザーって本当にそういう人多いので、困っているんですよ

どうして困っているんですか?

 従来までは、フルトラデバイスって種類が圧倒的に少なくって、シフトールかユニモーションかって感じでした。なので、フルトラになりたくても、ユニモーションしか選択肢なかったって人多いんですよ。しかし、最近って、フルトラデバイスめちゃくちゃ増えているから、どの層にも向けて書くと、意味不明な文量になっちゃうんですよね。そうなると、ロストしやすくなって、僕に向けて書いてくれないって人が出てくるんですよ。

そう思っちゃう人って具体的にはどういう人ですか?

 VRCをメインにやっていますが、他VRSNSですかね。あと他HMDとか。自分は割と純粋な比較のために、有線HMD使っていましたが、他HMDのほうが主流ですからねぇ。他HMDごとっていっても、限度があるし、こっちもやれることに制限があるんだから、どうすりゃいいのって感じです。なので、最近は自分の思うがままに書いています。恥ずかしいのなら、下のコメントフォームにでも書いてこればいいですよ。こっちは荒らし対策等もあるので、どうしてもそうせざるを得ないですね

話を戻して、今回の3つのデバイスについてどう思いますか?

 まぁ、いよいよfluxposeという新方式も出るようになってしまったので、光学併用IMU方式のフルトラは必須になってきたかなぁという感じです。個人的には1年遅い印象です。そんな中、開発資源も人員も少ないのに、ユニモーションは本当によくやっていただけたと思います。逆をいうと、国内他社はもうちょっと危機感もってやっていただかないと、本当に滅びちゃうかもよって言いたいです

IMU方式単独だと厳しいってことですか?

 純粋にSlimeVRといったソフトも出ている現状、IMU方式単独で差別化するのも難しいってところがあるのですが、日本人の要求するフルトラの動きの再現性やこだわりって、かなりエグイ要求です。それを実現できるのって併用式くらいかなぁと思うのですが、購入者自身はあんまり自分の要求がエグイことがわかってないんですよね。

最近はアルトラユーザーも増えましたね

 そうですね。だってそれくらい当たり前にやってくれなきゃ、困るって人が多い人種が日本人だと思いますので。自分でそういう人種だと自分で理解できていないから、自分が要求していることが、デバイスに対して過剰とかっていうのがわからないんですよね。SlimeVRという無料ソフトなのに過剰なカスタマーサービス求めるとかね。

 だから、メーカーがちゃんと作ったソフトで、ある程度のニーズを満たしたものじゃないといけないんですよ。なんでも返金対応だけしていればいいってものでもないので。最近は、納期を納期とすら思っていない、そういうひどい勘違いメーカーもありますからね。

 なんでアルトラの話かって、アルトラって他のと組み合わせて使う人結構いるので、個人的には、フルトラを継続してほしいってこと前提で記事書いているので、設定や取付面倒だと離脱者増えるし、こんなのできないよって言われちゃいますからね

アルトラとピコトラや他IMU組み合わせとかですか?

 そうですね。文字通り前回のOpsens記事で出た「②」パターンです。

理想としてはみんな②を求めてるんですよ。だから、Opsensシリーズでも、②も安定板の④もできるOpsens+が売れたわけです。みんなフルトラって結構えげつなくシビアに見てますよ。口では楽したいって言っているけど、実際は難しいってわかると、難しくてもやるって感じでやるんだから。

幹線通りを車で走っていて、食事屋をたくさん選べるときに選ばないのに、だんだん田舎に行くと、選べるところがなくなって、最終的に選択肢が狭まって、駐車場が一台しかないような閉店ぎりぎりの蕎麦屋に行かざるを得ないっていうような状況、自分で起こしていますからね。

 みんなね、フルトラデバイスに願望抱きすぎなんですよ。もうちょっと現実見ましょう。そのためにも、まずフルトラデバイス買う前から、自分のしたい動きを体でして、1個目からある程度しっかりさせてください。買ってからしようとするから、挫折したり、不平不満がでるんですよ。アルトラって、トラブったとき、空間のスキャンとかかなり面倒ですよ。それとPICOトラの組み合わせは結構面倒ですね

Opsensシリーズの登場で、他社同行は何が変わるでしょうか?

 まぁ、まずシフトールさんは、絶対何かやってくるだろうなぁとは、容易に想像ができたのですが、結局、出せませんでしたね。光学AddonR。リパッケージ版なんてもっと早くに出せたので、遅いくらいです。でも、さすがに出さないといけないでしょう。もう追い詰められてますよ。まずはそこです。

では、それがはっきりするまで買い控えしたほうがいいってことですか?

 個人的に、現状、AddonRを期待してHaritoraX2関連を買うのはやめた方がいいです。シフトールは、だいぶ延期を繰り返しています。Opsensシリーズの開発者によると、UI設計で結構困っているそうです。Opsensシリーズで光学モードを使うと、なんとなく理由はわかります。コマンドだらけになりそうです。

Opsens+のUnistudio版のみ期待してでの購入のほうが、現状はいい選択だと思います。
 400時間の電池耐久はもはや意味不明レベルで、充電の手間は完全に消えました。正直、楽さはOpsens+のほうがいいです。あと、PICO対応できる人は、PICO待ちでもいいと思います。現状、予備品の購入などはまだまだなので、開発者の言葉だけになってしまいますが、センサーも8センサー位だったら、全然接続できるそうです。センサー購入できない問題もいづれ解決するので、気長に待てば解決すると思います。

 なので、肘トラッキング追加等で動きをよくしたいという人で、待てる人は待つことを勧めます。待てない人は、HaritoraXシリーズですかね

海外勢のほうが、クリスマスセールは結構してきますので。Vive製品もブラックフライデーでJoshinヤフーで意味不明な破格な値段で出していました。Joshinヤフーはグラボも破格になりがちなので、PayPay決済もできるように、押さえておいた方がいいです。最大30%還元になることがあります。下記は定価ベースですが、BS2台+VIVE3台で66000円相当です。実は、時期を選ぶとライトハウスはかなり楽です。


HaritoraX2関連はむしろ光学併用がどんな感じかわかってからでいいと思います。基本待てる人は待ち推奨です。だって、追加ユニット3万円+で必要という公式の事前情報です。価格的に、最初からだと普通にアルトラやPICOまで手が出そうな価格になります。いつでるかわからないものを待つより、今出ている最善のものを選ぶのが大事です。

自分のことシフトール嫌いっていう人結構いるんですけど、かなり期待しているんですよ。少なくとも世界No.1とれる力はあると思っているんでね。打倒Vive目指していただかないと本当に困りますね。

あと、mocopiはそろそろ何かハード更新が欲しいところです。ソフトの完成度が群を抜いて高いので、あとはハード待ちって状況ですかね。他、クラファン勢はフルトラ経験者で他のがある人だけにしてください。いろんな情報ありますが、「ぼくがかんがえたさいきょうのフルトラ」という理想にはまると、もうだめですよ。IMUセンサーだけで比較できるのは、ソフトが同じ場合だけなので、その点要注意です。

Opsensの登場でフルトラはどう変わっていくでしょうか?

 まぁ、まずフルトラは充電が当たり前という時代が終わりを告げてしまいました。これが実は一番エポックメイキングなことかもしれません。え?コントローラと同じくらい持つんじゃないの??っていう認識にシフトし始めると思うんですよね。そうなると、もうほかのデバイスが追随できないです。
 このニーズが、どこにどう出てくるかわからないですよね。外でも気軽に動きの再現性が高く長時間モーショントラッキングやフルトラが当たり前にできる時代がしれっと幕を開けてしまいました。PC必要だけど、PCさえあれば気軽にがポイントです。

次はQRコードですよね。どんどん小型化していくと思います。マシンパワーに比例して。