【VRChat】人によってよく聞くSNS特有の話【20240728版】

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ヒロヒロ
こんにちは!フルトラ研究所所長のヒロです。当記事はスクショ転載NGです。悪質なケースも多いため、サイト内の利用規約をご確認ください。原則、記事は、長文のため、PCで見ることをお勧めします。

VRになったSNSなので、通常のSNSでも起こっていることをここにまとめました。

VRchatの最大の魅力は、VR空間でのSNSだという記事を前回書きました。
ただ、SNSである以上、投資詐欺、宗教勧誘、恋愛目的やエッチなことを目的に来られる方が少なからずいらっしゃいます。そういった実態を含めながらも、当サイトでは調査し、記載してみました。

注意;VRSNS(メタバース)の世界は非常に広大ですので、個人の調査ですべてを抽象的に表現するには、限度があります。そのため、どうしても個人の見解となってしまいますのをご了承ください。

Q.VRChatでは、女の子アバターを使っている男性が多いことから、全員おかまやゲイなんじゃないの?

VRChatユーザーの9割は男性というデータもあるそうなので、多くの人が誤解しがちなのは、ツイッターなど、見えるところだけ見て、「男が女の子になりきるためのもの」とか「おかまが多い」といった誤解です。これに対して、当研究所で、アンケートを取らせていただきました。

女の子になり切るためにVRChatやっていますか?と質問しました

この結果から、回答は少ないですが、見事に真っ二つに分かれており、必ずしも全員が女の子になるために、女の子アバターを使っているわけでもないことと、女の子になりきるためにVRChatをやっているわけでもないと言うことがわかります。

また、逆を言うと、女の子になりきるために盛大な努力をしている人も半数いると言うことでもあります。

VRChatユーザーは、Unityと言うゲームクリエイターが使うソフトとBlenderと呼ばれる3D描写ソフトを使って、アバターの改変、ワールドの改変を楽しんでいる人が多いです。つまり、かわいい「オリジナルの改変」をするためには一定の技術が必要になってくるのです。おかまだー、ゲイだーとかいっているみなさん、BlenderとUnity使ったことがありますか?私は難しすぎて、使っていません。

この世界はとても深く、自由度が高いので、純粋に創作を楽しむ人もものすごく多いのです。
改変を楽しみたいけど、時間もないからBoothで購入できるもので対応しよう、衣装などの対応が多いアバターを購入して、改変を楽しもうって方も多いです。ちなみに自分はフルトラでアバターとの一体感があるかどうかを重視していますので、フルトラとの一体感で購入しています。

なお、他の人がインタビューした動画がありますので、こちらもご参考にしてください。

 

答えとまとめ

  • 結論から言うと全然違う。既婚者も多い。
  • VRchatで女の子になる=Unity、Blender、ボイス、フルトラなどを尋常になく頑張っていると見た方がいい。
  • 女の子になるための尋常じゃない努力をしている人も半数ほどいれば、全く力を入れず、別のところに注いでいる人もいる。ちなみに自分は後者
  • 男性アバターよりも出来の良い、安く購入できる女性アバターが圧倒的に多い現実がある。
  • 購入したアバターをベースに、改変したり、着せ替えたり、集会に参加することもあるため、アバター次第で、楽しみ方の幅や交流の幅にも影響が出ることがある

 

Q.VRChatは、投資やセックス、宗教勧誘目的で来る人が多いのでしょうか?

VRChatだけに限らず、VRSNSやメタバースの話題で、非常に多くの人が誤解しがちなのですが、近年出版しているVR本では、「お砂糖」や「VRセックス」や「仮想通貨」「NFT」と絡めたビジネス・恋愛関係の話を主にしている本もちらほらあります。また、本人の知らないところで宗教勧誘や宗教活動も普通にあるかと思います。

まず、知っていただきたいのは、上記にも記載しましたが、VRChatは仮想通貨の口座等は一切要りません。クレジットカードで買い物ができます。また、VRChatにアクセスして、無料でアカウントを作るだけで入ることができます。さらに入るだけでしたらスマホでもPCでも入れます。

多様性が売りのSNSですので、全くゼロとは言い切れないのが現実です。しかし、かかわらない過ごし方もできます

まー確かに、仮想現実なので、「金」「性欲」「出会い」「勧誘」といった現実と似た話は絶対出ると思います。しかし、一度「VRセックス」とかエッチ目的とか「出会い系」といったイメージが先についてしまうと例えば、実質大多数の10代後半の大学生でコロナで友人ができないと言った悩みを抱えてVRChatに入ったとしても、親や周りから「あいつはVRセックスしているんだ」「あいつは同性愛者なんだ」「おかま」「出会い系」などと言われたら、悩みがさらに増えるどころか、トラウマになって首を吊ってしまうと思うんですよ。僕は。そっちの方が超深刻じゃないんですかね。いや、どう考えてもそっちの方がダメなような気がします。VRChatの利点全然いかせていませんし。

VRChatの最大の魅力は「多様性」だと僕は思っているので、10代が抜けるのは、本人のPCスキル向上の点だけ考えても逆効果だと思います。また、VRChat公開された場所での「せっくす」といったHな行為や商用利用を禁じていますので、この点はご注意ください。

基本的に他のVRでやれって意味です。ちなみに、商用利用は問い合わせ次第で対応可能な時もあるそうです。Twitterの間で交わされる女装してーとかそういった会話は、友人同士だからできる他愛のないお遊びの会話だと思って下さい。

高校生同士がエッチーって肩たたきあって恋バナしているような感じだと勝手に思って下さい。男性女性人種信条を問わず楽しめるのがVRChatなので、そこに性別や年齢の固定概念を導入するだけ邪念な気もします。

しかし、そういったワールドに行かない、そういったフレンドと付き合わない、インスタンスを分けるなどをすれば、自己防衛することができます。あなた自身であなたの楽しみ方を過ごすことができるのです。投資詐欺やセックス目的、宗教勧誘といったものは、VRChatに限らずSNSでは起こりがちな問題だと思います。

なお、他の人がインタビューした動画がありますので、こちらもご参考にしてください。

答えとまとめ

  • NFT目的でやっている人は、現状ほぼゼロ。
  • アバターやワールドは、お金儲けというより、作者の努力と信念と根性と気合が99%を占める。
  • エッチは禁止。なので、ゼロ。
  • ビジネスでやっている人はいるが、商用利用は原則禁止
  • 10代もかなり多い。年齢の幅に捉われない交流に支障が出ることが多い。
  • ツイッターで交わされる話は男子高校生がお互い話す程度のものが多い

 

Q.お砂糖ってどういう関係ですか?パパ活のことですか?

男女問わずVRchat上での親しい間柄という意味です。親友~パートナー、婚約者と意味が多彩なのが特徴です

VRChatで言われるお砂糖関係というのは、男女問わずVRChat上での親しい間柄という意味で主に使われています。なぜ「お砂糖」って独特で日本では一般的に使われないわかりづらい表現を使い始めたのか、どうやって広まったのかは不明です。
そもそもVRChat自体、それぞれの人がいろんな目的で楽しんでいるゲームなので、個人的にはお砂糖については、VRChat独特の文化って言うほどのものなのかなぁと思います。VRChatの日本語をよく使う圏内での、独特のワードだと考えています。

実際、文化って言ってしまうと、恋愛や親しい交流のことを「独特の文化」と言っているものなので、現実でも親しいパートナーというのはいます。それゆえ「VRchat特有の文化」というわけではないと思います。自分は、VRChatは規約等の範囲内でやりたいことをやる場所と認識しているので、やりたいことをやれればよいのかなぁと思っています。この「お砂糖」という言葉は、かなり広い意味を持っているため、私は親しい間柄という理解をしています。

こちらの動画でお砂糖についてインタビューした事例がありますので、紹介します

 

海外ユーザーにお砂糖関係を「Sugar relationship」等と説明してはいけない

注意していただきたいのは、海外ユーザーに対して「Sugar relationship」等と説明される方が非常に多い点です。「援助交際、パパ活」と間違えられるので、絶対にSugarをつけないようにしてください。「Close friend(親友)」「online friend (ネット友達)」等と親しい間柄である旨の説明が大事です。上記の説明で、「お砂糖文化」っていう人もいるのですが、「不倫やパパ活は文化」っていっているようなものなので、最悪犯罪を容認している発言になりかねません。

上記のように、海外のユーザーから誤解を与えないように適切な英訳が求められるワードですが、お砂糖関係自体の定義もかなりあいまいで本人同士によるところに依存するため、当サイトでも、男女問わずVRChat上での親しい間柄という意味での使い方にとどめています。

sugar daddy 「お砂糖パパ」は資金提供者 パパ活
日本では何でも「~活」と呼ぶのが流行だが、中には社会的、道徳的に問題のある「活」がキャッチーな言葉で敷居を下げている場合がある。「パパ活」もその一つで、若い女性が金品を貢ぐ「パパ」を求めて食事や買い物をすることだが、性的関係を伴う「援助交際」との違いはグレーだ。未成年が関係する場合は刑事事件につながることもある。
「パパ活」のような最近のはやり言葉ではないが、英語にもsugar daddyという表現があり、甘くおいしい思いをさせてくれる「男性のパトロン、パパ」を指す。また、男女の交際とは関係なく「資金提供者」を滑稽に表す単語として使われることもある。例えば、 terrorist sugar daddyは「テロリストへの資金提供者」という意味だ。
このようなパトロンを求める「パパ活女子」にあたるのがsugar babyだ。どちらも俗語であることに気を付けよう
https://alpha.japantimes.co.jp/clubalpha/vocabulary/society/sugar-daddy/より引用
見るとわかるのですが、sugarはあんまりいい意味では使われません。

お砂糖関係を解消することを「お塩」と言います

 ちなみに、お砂糖関係を解消することをお塩と言われます。お塩した人の集会として、お塩集会っていうイベントも開催されており、当サイトでもよく出てくるねこやまさんもCM出演しているので、ぜひご覧ください。(うすしおと言っていますが、内容は非常に怖いテイストです。)
お塩の意味もお砂糖と同様に難しいです。お砂糖関係を解消するというワード自体、いろんな意味を含むからです。
お砂糖と公言する必要がないレベルの友達や親友になったという意味から、実質離婚、アカウントを消す、相互ブロックする等対応が非常に現実的な婚姻解消から~交友関係を戻すというものまで、色々あります。
お塩の英訳としては、いろんな表現がありますが、しいて言うのなら、塩対応が近いと思います。。
・Cold treatment
・Giving someone the cold shoulder
・Icy response
https://nativecamp.net/heync/question/7229より引用
こちらに関しては、お砂糖の英訳で全く異なる意味とは違い、逆に結構当てはまってしまう事例も多いため、個人的には場合によって使ってもいいのではないかと思います。。。
 お砂糖、お塩の話については、上記のような条件付きの集会以外の場所で、親しくない人にいきなり振る話題ではないと思います。
また、お砂糖関係でない親しい間柄であっても、あんまり触れないようにするのが良い交流関係のポイントかなぁと考えます。本人から話があったりしない限りは、すすんでする話題ではないと思います(そういったいきなり話しづらいという意味でも集会があるんだと思います) 初めての人といっても、対面の人にする話題ではないでしょう。初心者さんや初めての人にいきなり説明する話題というよりは、VRChatで交流していく中で知っていく位でいいと思います。