ベースステーション1.0×2とベースステーション2.0×2と4個だと動きがどう違うのか?実際に試してみた【2/4】

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ヒロヒロ
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テトラちゃんテトラちゃん
前回の記事では、VIVEトラッカーは、光学式のフルトラで、ベースステーションから発する光線をトラッカーで受け取ることによって、トラッカーの座標を読み取る原理やベースステーションの種類等を説明してきました

前回の記事はこちら。ベースステーションって何?1.0と2.0どう違うの?について解説しました。

こちらの記事を読んだこと前提で解説していきます。

テトラちゃんテトラちゃん
今回は、ベースステーション1.0と2.0を実際設置した場合、VRChat上で実際どのくらい動きが変わってくるか?違うって来るのか?動画で解説していきたいと思います

ベースステーション1.0と2.0の動きや精度の違いについて

ポイント1:ベースステーション1.0×2の動きは少しカクカク

テトラちゃんテトラちゃん
Viveトラッカー3.0×8 Base Station1.0×2 初代ViVEのHMDとIndexコントローラで2022 11 28 に撮影したものになります。

 

ポイント2:ベースステーション2.0×2になると滑らかに

この動画は、Viveトラッカー3.0×8 Base Station2.0×2 Valve Index HMD+Indexコントローラで同じ立ち位置、ベースステーションも同じ位置で 2022 12 28 20 53 26 撮影したものになります。写真の状態で撮影しています。

テトラちゃんテトラちゃん
ベースステーションのバージョンとHMDが変わると動きもかなり滑らかになり、トラッカーも外れにくくなっているのがわかるかと思います。

ポイント3:ベースステーション2.0×4になるとプレイエリアが有効に使える

テトラちゃんテトラちゃん
ベースステーション2.0×4になると、トラッカーがさらに外れにくくなり、よっぽどのことをしないと外れません。例えば、上記2つのBS1とBS2×2の動画撮影は、右端のBSよりのBSの対角線上でのみ行っています。こうすることで、トビを最小限にして、撮影しているベストな位置にしています。しかし、実際運用する場合は、部屋全体を有効利用したいのが普通ではないでしょうか?なので、実際は、ベットの端などに行くと、1つの光線しか当たらないようになり、トビがどんどん激しくなっていきます。
テトラちゃんテトラちゃん
対して、ベースステーション4台にする場合は、このような設置になると思います


テトラちゃんテトラちゃん
四つに囲まれている空間を有効に使えるようになります。フルトラで飛ばなくなるエリアがものすごく広がるのが4個のメリットです。

ポイント4:ベースステーション2.0×4の場合どのような動きになるか?

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では動きはどうでしょうか?、トラッカーに赤外線があたりやすくなることで、圧倒的になめらかになりますし、トビも一気に減ります

テトラちゃんテトラちゃん
ベースステーション2.0×2の時に特に飛びやすさを感じているのは、実はトラッカーだけではありません。コントローラーも外れやすいのです。下の図を見ると、橋の方に行くと手や足もプレイエリアから最も外れやすい端になりやすいことがわかります

テトラちゃんテトラちゃん
これはIndexコントローラでもいえることで、手首の動きをくねくねさせると、どうしても、BS2.0×2ではできない動きだったり、上記のような隅の位置だと、光線が届かない範囲となり、V睡の時にしょっちゅう手が外れるといったり、セーフティ表示(Valve Indexの場合、壁などが接触しようとなると、緑色の線となって部屋の凹凸が表示される)が出たりして、厄介です。
テトラちゃんテトラちゃん
しかし、2.0×4になると、端にいてもコントローラーの位置は、4台のうち、2台が問題なく認識できるようになるため、壁のセーフティ表示の頻度も減ります。上記のように、没入感を減らすような表示や、アバターへの動きの制限がへるため、没入感が圧倒的に高まるのです。

【比較動画】ベースステーション1.0×2とベースステーション2.0×2とベースステーション2.0×4の場合どのように違ってくるか?

テトラちゃんテトラちゃん
ベースステーション1.0 ×2と ベースステーション2.0 ×2とベースステーション2.0×4の違いを紹介。トラッカーの数が2個違いますが、圧倒的に滑らかであること、トビが少ないことに注目ください。撮影が年で違うため、使用アバターが異なる点もご了承ください。

ViveTracker 2.0と3.0について

ViveTracker 2.0 と3.0はそれぞれ大きさ、重量、充電時間、稼働時間等は異なりますが、どちらもBasestationが1.0及び2.0で動作します。
現状購入するのなら、重量が少なく新品の在庫量が多い3.0を推奨します。

 

IndexコントローラとQuestコントローラでの違いとベースステーションの台数やトラッカーの数が違うとダンスなどの動きでどう違う?

こちらの動画をご覧ください。ダンスでフルトラ使って、映像として残したい人は絶対見ておくべき動画です。
英語ですが、4つの分割比較の画像があり、非常にわかりやすいです。

■VIVEトラッカーを何個(3個~)つければよいか?
■ベースステーションを何台設置(1台~4台)すればよいか?
■IndexコントローラはQuestコントローラとどう違うのか?

が4つの比較動画を横並びで見ることができます。
ベースステーションはトビ防止だけでなく、高速で移動したり、くねくねしたりするときに、なめらかさにも影響してきます。今回のダンスでは、膝トラッカーはありませんが、膝トラッカーがあるともっと腰~膝間のムーブがなめらかに表現できます。

トラッカーの数は、ムーブや一体感をどれだけ求めるかで個人ごとで必要な数がだいぶ変わってきます。
一体感を優先したい場合は、数が多いほど有利です。
ただ、トラッカーベルトの運用が難しくなります。

しかし、ベースステーションの台数を増やせば、トビとかの問題が大幅に減るので、没入感を増やすにはお勧めの方法です。
没入感を増やしたいっていう人は、トラッカーの数を増やすよりもベースステーションの数を増やすのがお勧めです。
なおBS2.0対応前提の話となっていますので、その点ご注意ください。

数式?で表すとこんな感じです。

没入感=BSの数(多いほどトラブルが少ない)×トラッカーの数(一体感)
手間=1/トラッカー

ベースステーション1.0×2と2.0×2、2.0×4の違い

1.0×2と2.0×2の違い:トビの量が圧倒的に違うが、めちゃめちゃ動かなければ、1.0×2でも普通に動ける
2.0×2と2.0×4の違い:トビの量とエリアが違う。ほとんど飛ばない。エリア内の端から端まで有効的に使えるようになるため、トビを気にして、2.0×2の対角線上に位置を調整するなどの手間がいらない。エリア内のトビを気にせず有効利用したいムーブをする場合はあるといい。BS4台は、基本エリア内をめちゃめちゃ動く人向け

どんなムーブに向いているか

1.0×1:1台の場合は、基本ベースステーションに対して正面でないと飛ぶ。そのため、うごかない。椅子に座っている等が重要
1.0×2:動くけど、精度やラグがあっても問題ない等
2.0×2:対角線上で極端にくねくね動いたりしない動き。無限歩行やダンス等
2.0×4:ヒロさんムーブのような変な動き、エリアを端から端まで有効利用する必要がある動き(端から端まで)無限歩行する場合

トラッカーを付けるのが手間でやめてしまう人が多いです。
手間を省くためには、トラッカーベルトの運用の仕方がものすごく大事です。
トラッカー本体の固定方法等トラッカーについてはこちらに書いています。

Viveトラッカーでのフルトラの疑問。トラッカーをどう固定しているの?リアルアバター表示付きで公開!

次回は、ベースステーション、VIVEトラッカー、Indexコントローラーの購入先がわからない人のための購入方法、最後は、実際の設置方法について紹介します。

 

【購入前】購入先を知りたい【3/4】

【フルトラ VRChat】VIVEトラッカー、ベースステーション、Indexコントローラーの購入方法、購入先などを中古、新品の場合で一挙紹介【3/4】!!【20240714版】

【購入後】フルトラになるための設定やトラブルを知りたい【4/4】

【フルトラ VRChat】VIVEトラッカーとベースステーションってどう設定するの?どういったトラブルが発生しているの?ドングルの設置方法等を紹介!【4/4編】

以上です