ベースステーションやトラッカーは台数の違いで動きに結構違いが出てきます。
そのため、何をどれくらい買えばよいのかわからない、コストを抑えたいけどどうすればいい?
という質問をもらいます。
ですので、よくベースステーションやトラッカーを使うときの違いや購入方法をこの記事にまとめてみました。
ベースステーションの設置方法、設置台数、バージョンをどのように選定すればいいのか、わかると思います。
- Q1.ベースステーションは、どう設置しているの?
- Q2.ベースステーション2.0を4台設置するとどんなトラブルがある?
- Q3.ベースステーション2.0単体はそもそもどこで売っているの?
- KOMODOショップ
- HTC公式
- 兼松コミュニケーションズ株式会社
- ツクモパソコン本店
- Q4.Indexセット付属品と単品購入のベースステーション2.0は何が違う?
- Q5.即納情報を知りたい
- 2023625 HTC公式よりベースステーション2.0単体到着 2日ぐらい前に購入
- Q6.ベースステーション1.0×2とベースステーション2.0×2とベースステーション2.0×4だと何が違う?
- 番外編.ベースステーション2.0×4を増設するときどうすればいい?
- Q7.IndexコントローラとQuestコントローラでの違いとベースステーションの台数やトラッカーの数が違うとダンスなどの動きでどう違う?
Q1.ベースステーションは、どう設置しているの?
2台の前、プレイするときに真正面になるように、対角線上に設置します。
青い四角い枠がベースステーションの位置です。対角になるように設置しています。
高さは約1.8mのところに設置しています。
公式ではなく、正しくないやり方ですが、自分はイレクターパイプで外枠を作って、カーテン用の輪っかを購入し、結束バンドでとめて、ベースステーションを設置しています。この方法は実験的な方法なので、実際は、カメラの三脚でカーテンレールに固定する等するか、穴をあけれる場合は、壁に直接固定がベストです。自分の場合、部屋をよく移動するので、下記の運用をしています。
非推奨です
BSの設置方法(お勧めしません) pic.twitter.com/FwjA5NGEzF
— ヒロ/VRCフルトラ猫研究所(よく動くフルトラ芸人)VRCID(ミスキーも):hiro124 (@hiro124_VRC) June 30, 2023
Q2.ベースステーション2.0を4台設置するとどんなトラブルがある?
黄緑部分が増設箇所で、青がもともとの設置場所です。
台数を増やすことでのデメリットはあまりありませんが、設置時にBSのチャンネルが競合してガクガクするトラブルが発生することがあります。この際、SteamVRのBSのアイコンを右クリックして、チャンネルを競合しないようにしましょう
このトラブル以外は特に問題なく、増設は完了しました
ベースステーション4台設置、トラブル修正完了しましたーー。 pic.twitter.com/NrKXLTjGAK
— ヒロ/VRCフルトラ猫研究所(よく動くフルトラ芸人)VRCID(ミスキーも):hiro124 (@hiro124_VRC) June 24, 2023
Q3.ベースステーション2.0単体はそもそもどこで売っているの?
自分は、2台・・・Indexセットで購入なので、定価で単体購入した方法を紹介します。
BSは生産拠点が移管したらしく? 2023年6月から単品購入のための入荷がすこしづつ回復しています。
それでも、1日もたず売り切れてしまうので、注意してください。正規価格は2台で5万円ほどです。
転売価格だと1台それくらいしますので、注意ください。
主にチェックすべき店は以下です。
KOMODOショップ
HTC公式
店頭の場合は、2023年6月まで九十九(つくも)は、入荷に1年単位かかったそうです。それくらいありません。
6月以降は2か月くらいを目安に入荷できる予定と言っています。
なお正規代理店はこちらの兼松さんで、Amazonでも通販でも基本はここかさっきのKOMODO。
兼松コミュニケーションズ株式会社
https://www.amazon.co.jp/s?me=A2BUZADEJVKJT3&marketplaceID=A1VC38T7YXB528
ツクモパソコン本店
https://twitter.com/TSUKUMO_HONTEN/status/1678339528061321218
Q4.Indexセット付属品と単品購入のベースステーション2.0は何が違う?
取り付け台が単品だとついていません。この点要注意です。自分は、1.0のを2個使いまわし、もう2個はIndexからとりました。
AC電源自体も全く別物となっていて、異なりますが使えます。単品AC電源はBS1.0のものと同じです。
Q5.即納情報を知りたい
2023625 HTC公式よりベースステーション2.0単体到着 2日ぐらい前に購入
まいにゅーぎあ pic.twitter.com/FSEpptgPdB
— ヒロ/VRCフルトラ猫研究所(よく動くフルトラ芸人)VRCID(ミスキーも):hiro124 (@hiro124_VRC) June 24, 2023
Q6.ベースステーション1.0×2とベースステーション2.0×2とベースステーション2.0×4だと何が違う?
動画を例に説明します。動きはこんな感じです。まず、この動画は、Viveトラッカー3.0×8 Base Station1.0×2 初代ViVEのHMDとIndexコントローラで2022 11 28 に撮影したものになります。
対して、この動画は、Viveトラッカー3.0×8 Base Station2.0×2 Valve Index HMD+Indexコントローラで
同じ立ち位置、ベースステーションも同じ位置で 2022 12 28 20 53 26 撮影したものになります。
写真のような状態で撮影しています。
トラッカー本体の固定方法等トラッカーについてはこちらを確認してください。
ベースステーションのバージョンとHMDが変わると動きもかなり滑らかになり、トラッカーも外れにくくなっているのが
わかるかと思います。
ベースステーション2.0×4になると、トラッカーがさらに外れにくくなり、よっぽどのことをしないと外れません。
例えば、上記2つのBS1とBS2×2の動画撮影は。右端のBSよりのBSの対角線上で行っています。
こうすることで、トビを最小限にして、撮影しているベストな状態です。
しかし、ベットの端などに行くと、トビはどんどん激しくなっていきます。
これをベースステーション4台にすると
このようになるため、この四つに囲まれている空間は、おおよそベストな環境で撮影することができるようになりました。
ベースステーション2.0×2の時に特に飛びやすさを感じているのは、実はトラッカーではありません。コントローラーのほうが外れやすいのです。理由を説明する前に、トラッカーとコントローラーでどうしてコントローラーのほうが外れやすいのか、足のトラッカーの外れやすさを例に説明します。
トラッカーは固定方法でかなり改善されます。足だと、Eozのトラッカーベルトよりも靴に着けるほうが、靴の足底の足が曲がりづらくなるのでぐにょーーんといった動きができなくなりますが、ダンスや外での運動のような激しい運動を再現するのには向いています。
これはIndexコントローラでもいえることで、手首の動きをくねくねさせると、どうしても、BS2.0×2ではできない動きだったり
上記のような隅の位置だと、V睡の時にしょっちゅう手が外れるといったり、セーフティ表示(Valve Indexの場合、壁などが接触しようとなると、緑色の線となって部屋の凹凸が表示される)が出たりして、厄介です。
しかし、2.0×4になると、端にいてもコントローラーの位置は問題なく認識できるようになるため、セーフティ表示の頻度が減ります。
上記のように、没入感を減らすような表示や、アバターへの動きの制限がへるため、没入感が圧倒的に高まります。
番外編.ベースステーション2.0×4を増設するときどうすればいい?
こはろぐにのってしたのでどうぞーー。
Q7.IndexコントローラとQuestコントローラでの違いとベースステーションの台数やトラッカーの数が違うとダンスなどの動きでどう違う?
こちらの動画をご覧ください。ダンスでフルトラ使って、映像として残したい人は絶対見ておくべき動画です。
英語ですが、4つの分割比較の画像があり、非常にわかりやすいです。
■VIVEトラッカーを何個(3個~)つければよいか?
■ベースステーションを何台設置(1台~4台)すればよいか?
■IndexコントローラはQuestコントローラとどう違うのか?
が4つの比較動画を横並びで見ることができます。
ベースステーションはトビ防止だけでなく、高速で移動したり、くねくねしたりするときに、なめらかさにも影響してきます。今回のダンスでは、膝トラッカーはありませんが、膝トラッカーがあるともっと腰~膝間のムーブがなめらかに表現できます。
トラッカーの数は、ムーブや一体感をどれだけ求めるかで個人ごとで必要な数がだいぶ変わってきます。
一体感を優先したい場合は、数が多いほど有利です。
ただ、トラッカーベルトの運用が難しくなります。
しかし、ベースステーションの台数を増やせば、トビとかの問題が大幅に減るので、没入感を増やすにはお勧めの方法です。
没入感を増やしたいっていう人は、トラッカーの数を増やすよりもベースステーションの数を増やすのがお勧めです。
なおBS2.0対応前提の話となっていますので、その点ご注意ください。
数式?で表すとこんな感じです。
没入感=BSの数(多いほどトラブルが少ない)×トラッカーの数(一体感)
手間=1/トラッカー
ベースステーション1.0×2と2.0×2、2.0×4の違い
1.0×2と2.0×2の違い:トビの量が圧倒的に違うが、めちゃめちゃ動かなければ、1.0×2でも普通に動ける
2.0×2と2.0×4の違い:トビの量とエリアが違う。ほとんど飛ばない。エリア内の端から端まで有効的に使えるようになるため、トビを気にして、2.0×2の対角線上に位置を調整するなどの手間がいらない。エリア内のトビを気にせず有効利用したいムーブをする場合はあるといい。BS4台は、基本エリア内をめちゃめちゃ動く人向け
どんなムーブに向いているか
1.0×1:うごかない。椅子に座っている等
1.0×2:動くけど、精度やラグがあっても問題ない等
2.0×2:対角線上で極端にくねくね動いたりしない動き。無限歩行やダンス等
2.0×4:ヒロさんムーブのような変な動き、エリアを端から端まで有効利用する必要がある動き(端から端まで)無限歩行する場合
トラッカーを付けるのが手間でやめてしまう人が多いです。
手間を省くためには、トラッカーベルトの運用の仕方がものすごく大事です。
トラッカー本体の固定方法等トラッカーについてはこちらに書いています。