【VRChat】フルトラを1万円以下で始める方法|低予算で試したい人向け【2026年版】

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こんにちは。ヒロです。

フルトラデバイスってたくさんあって、何から始めればいいかわからないですよね?

ひろひろ
ボクがフルトラを始めたのは、1万円で出来るカメラ式のフルトラからでした。当時はフルトラデバイス自体が手に入らない時代で、選択肢がほとんどなかったんです。VRChatに入るたびに10分以上キャリブレーションや設定に時間を取られて、半年間ずっとそんな状態でした。

ただ正直に言うと、予算1万円以内だと手軽に始めるには面倒な点が多いです。どういった動きをしたいのか、トラブルが少ないほうがいいのか、動きの再現性をどれくらい求めているのかをしっかり理解していることが大事です。実際、予算1万円以内で購入された方のほとんどが、すぐに別のデバイスに切り替えてしまい、お金の無駄になっています。特に、有線でつなぐタイプのIMU方式やBOOTHで販売しているものは、サポートが終了して長く使えない場合もあります。初心者の方は、メーカー製のデバイスを購入することをおすすめします。

この記事では、それでも予算1万円以下でフルトラを体験してみたい人向けに、選択肢をまとめました。ただし、この価格帯はあくまで「お試し」です。本格的にフルトラを楽しむなら、予算3万円のフルトラ入門も合わせて読んでみてください。

予算1万円以下の選択肢一覧

方法 価格 動きの再現性 手軽さ 特徴
TDPT(スマホ1台) 無料 ★☆☆ ★★★ お試しに最適
MocapForAll(Webカメラ) 無料 ★★☆ ★★☆ PC性能があれば
スマホトラッカー 無料~ ★★☆ ★★☆ スマホが余っている人に
Joy-Conトラッカー 約3,000円~ ★★☆ ★★☆ 中古で安く入手可
VirtualDesktop仮想トラッカー VD購入済みなら無料 ★☆☆ ★★★ 上半身のみ

TDPT(無料・スマホ1台で試せる)

TDPTはスマホのカメラを使って体の動きをトラッキングするアプリです。もともとVTuber向けのモーションキャプチャツールとして開発されたもので、スマホ1台あれば無料で始められて、セットアップも比較的簡単です。

ただし、動きの再現性はかなり低いです。カメラに体全体が映っていないとトラッキングできないため、VRChatで日本人がよくやる「座る」「寝る」「ダンス」といった動きの多くが苦手です。布団をかぶるような遮蔽にも弱いので、VR睡眠には使えません。体の向きが変わるとカメラの画角から外れてしまうのも大きな制約です。

ひろひろ
ボクもTDPTは試しましたが、正直VRChatでまともに使うには再現性が足りない印象でした。ただ「フルトラってどんな感じなんだろう?」というイメージを掴むには十分です。まずこれで試してみて、「もっとちゃんとしたフルトラが欲しい」と思ったら本格的なトラッカーに移行するのがおすすめです。

TDPTの使い方やVseeFaceとの連携については、こちらの動画が参考になります。

MocapForAll(無料・Webカメラ複数台)

MocapForAllは、複数台のWebカメラで体の動きをトラッキングするソフトウェアです。カメラの映像をPC上で画像解析して姿勢を推定する仕組みで、ソフト自体は無料です。カメラが2台以上あれば複数角度から撮れるので、遮蔽にもそこそこ強くなります。TDPTよりは動きの再現性が出ます。

ただし、カメラ映像をリアルタイムで解析する処理が重いため、VRChatと同時に動かすとPCへの負荷がかなり大きくなります。Webカメラの設置場所や角度の調整も手間がかかりますし、カメラ方式全般の弱点として布団などの遮蔽物があると動きを再現できなくなります。Webカメラを既に持っていてPCスペックに余裕がある人なら試してみる価値はあります。

セットアップの難易度がやや高めなので、PC操作に慣れていない人には少しハードルがあるかもしれません。

実際のMocapForAllでの動きはこちらの動画で確認できます。

スマホトラッカー

使わなくなった古いスマホをトラッカー代わりに使う方法です。スマホに内蔵されているジャイロセンサーを利用して、体の動きを検出します。SlimeVR Serverなどの対応ソフトウェアを使ってSteamVRにトラッカーとして認識させます。

追加の出費がほぼゼロなので、古いスマホが家に眠っている人には手軽な選択肢です。ただし、スマホを体に固定する方法を自分で工夫する必要があります(ベルトやポーチなど)。バッテリー消費が激しいのと、スマホ自体の重さ(150g~200g程度)が気になる点は理解しておいてください。IMU方式と同じ原理なので、時間が経つとドリフト(位置ずれ)も発生します。

ひろひろ
なお、これは非公式な利用方法です。メーカー保証を受けられない可能性がありますのでご注意ください。

Joy-Conトラッカー(約3,000円~)

Nintendo SwitchのJoy-Conをトラッカーとして使う方法です。Joy-ConにはIMUセンサー(ジャイロ・加速度)が内蔵されているので、それを利用します。中古なら1本数千円で入手できるので、スマホより安定した選択肢になります。

スマホよりやや動きの再現性が良い傾向がありますが、IMU方式である以上、時間が経つとジャイロ誤差が蓄積してトラッカーの向きがずれていくドリフトは避けられません。体への固定方法も自分で工夫する必要があります。Joy-Conの形状はスマホより小さいので、マジックテープやゴムバンドで足首に固定する方法が一般的です。

ひろひろ
非公式な利用方法です。メーカー保証を受けられない可能性がありますのでご注意ください。

VirtualDesktop 仮想トラッカー

VirtualDesktopの機能で、Quest/PICOのコントローラーやヘッドセットの動きから仮想的にトラッカーを生成する方法です。VirtualDesktopを購入済みなら追加の出費はありません。

VirtualDesktopの設定画面から「Body Tracking」をオンにするだけで、SteamVR上に仮想的なトラッカーが生成されます。HMDの動きから腰や足の位置をAIで推定する仕組みなので、追加デバイスが一切不要です。

ただし、追跡できるのは上半身のみで、足は正確に追従しません。正確にはフルトラとは言えないので、あくまでトラッカーの飛び(トビ)を防止する補助として使うイメージです。歩く動作はある程度反映されますが、座る・しゃがむ・ダンスといった動きには対応しきれません。「フルトラデバイスを買う前に、まずトラッカーがある状態を体験してみたい」という人にはちょうど良い入口です。

実際に仮想トラッカーを使ったときの動きはこちらで確認できます。

予算1万円以下のフルトラは「お試し」と割り切ろう

正直に言うと、予算1万円以下でできるフルトラは「体験版」のようなものです。

ひろひろ
ボク自身、カメラ式のフルトラで半年間過ごしましたが、VRChatに入る前の設定に毎回10分以上かかっていました。Vive Tracker 3.0のフルトラに切り替えたとき、「今まで苦労していた時間は何だったんだろう」と本気で後悔したことがあります。ボクの周りでも、最初は安いデバイスを選んだ人が、設定の手間や動きの再現性の問題から、結局メーカー製のデバイスを買い直したケースをかなり知っています。
ひろひろ
ダンスやVR睡眠を楽しむには、この価格帯では正直厳しいです。日常使いも限定的になります。ただ「フルトラの感覚を知る」には十分なので、まず体験してみて、「やっぱりちゃんとしたフルトラが欲しい」と思ったら次のステップに進むのがボクのおすすめです。

次のステップ

フルトラをもっと楽しみたくなったら、【VRChat】予算3万円で始めるフルトラ入門【2026年版】で本格デバイスを検討してみてください。予算に余裕があるなら、【VRChat】予算5万円で揃える本格フルトラ環境【2026年版】でVive Tracker 3.0やVive Ultimate Trackerを使ったドリフトゼロの環境も紹介しています。

そもそもフルトラって何?という方は、【VRChat】フルトラとは?初心者のための完全ガイド【2026年版】で基本から解説しています。IMU方式のドリフトが気になる方は、【VRChat】IMUドリフトの原因と対策ガイド【2026年版】も参考にしてみてください。

※記載の価格は2026年2月時点の目安です。最新価格は各公式サイトでご確認ください。