【後編】フルトラをVRChatで遊ぶための18種類のツールを全く知らない人向けに一挙紹介!【後編】【2024年12月21日現在】

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ヒロヒロ
こんにちは!フルトラ研究所所長のヒロです。当記事はスクショ転載NGです。悪質なケースも多いため、サイト内の利用規約をご確認ください。原則、記事は、長文のため、PCで見ることをお勧めします。

こちらの記事は、下記の後編になります。読まれていること前提に記載していきます

 

目次
  1. 前編はこちら
  2. 【11】HaritoraX(以下ハリトラX(有線)) 価格:3~5万円
  3. 海外製IMU方式のフルトラデバイスに気を付けてください。技適マークがついていない、PSEマークの事業者名非表示の違法デバイスに注意ください
  4. 自作・フリーソフト・その他
  5. 【12】SlimeVRを使ったIMU方式デバイスの自作・購入 予算1万~(*自己責任)
    1. 安いけど、デメリットあり
    2. BOOTHの個人販売の店の注意点
    3. SlimeVR自体はフリーソフトです
  6. 【13】ARマーカー使用群 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円
  7. 【14】Kinect使用群 予算:3千円(中古価格等)
  8. 【15】HMDのコントローラーなどをトラッカー代わりに利用 予算:2万円~不明
  9. 【16】任天堂Joy -conをトラッカーがわりにする方法 予算:Joyconの数分
  10. 【17】スマホを使用して、トラッカーがわりにする方法
  11. 【18】Xintracker 3~5万円他【在庫なし】
  12. 【番外編】VirtualDesktopで仮想トラッカーを使う
  13. 実際使ってみた価格とトラブルの少なさの一覧
    1. はじめての人が長くつづけるためのお勧めなフルトラをnoteで紹介中です。
  14. 目のまばたき(アイトラッキング)や顔の表情、舌の動き(フェイシャルトラッキング)、指の動き【指トラ、ハンドトラッキング】なども再現したい場合
  15. HMDの違いなどでできないフルトラはないか?
  16. フルトラと検索しても各社出てこない理由
    1. 関連リンク
  17. 2024年8月現在のフルトラデバイス一覧
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前編はこちら

 

テトラちゃんテトラちゃん
ここでは、前の記事で紹介できなかった各デバイスの詳細について記載していきます
 

【11】HaritoraX(以下ハリトラX(有線)) 価格:3~5万円

テトラちゃんテトラちゃん
有線タイプのIMU方式のフルトラデバイスです。2022年9月15日以降、生産体制の見直しにより、予約が取りやすい状況になり、入手しやすくなりました。初めてのIMU方式のフルトラでお金が全然ないという人には向いています。再現性はトラッカーより当然悪いですね。トラッカーベルト等も大きいです。VR睡眠される方がよく使っています。値段も安価で情報も豊富です。ただ、有線なので、非常に煩わしく、LAN回線を壊してしまったという人が結構います。充電もワンタッチでできるので便利です。VR睡眠をする人は検討の中に入れてみましょう

ハリトラはどういった動きをするかというと、下記の動画が参考になります。

・HaritoraXを使用している様子(*字幕必須)

テトラちゃんテトラちゃん
ハリトラの最大の特徴でユニモーションさん等と異なる点ですが、胸トラッキングになることです。一般的に可動関節部にトラッカー近ければ近いほど、稼働関節部の動きが忠実に再現されます。ですので、腰や太ももの動きは少し一体感が減ると思った方がいいかと思います。実際上記の動画を見ると、太もも~腰の動きが推定で動いているのがわかります。また、ベルトが太いため、汗をかきやすいといったデメリットもあります。ケーブルも有線式のため、ひっかけてしまう可能性があります。この点要注意です。

ハリトラワイヤレス登場以前までハリトラ等IMU方式のデバイスを購入するためには、メーカーに「応募」して「抽選で当選」する必要がありました。この条件が非常に厳しく、購入できた人も当然いますが、抽選に応募した人全員が当選する状況ではありませんでした。このため、フルトラにすぐになれない状況が発生していました。直近では即納状態になっていることも多いです。公式HPにアクセスしてみてください。

そのほか詳細は、時系列にハリトラのまとめをご確認ください。価格については、3万円台~でトラッキング点数によって値段が変わります。詳細はこちらの記事をご確認ください。

GOOD(すべて当研究所が使っている人から聞いた情報による)

・2~3万円台と安く、拡張も可能なので、フルトラ入門機としておすすめ
・多くの人が入手しているので、情報が多い。特にトラッカーベルトに関する情報は多い。
・導入が比較的簡単
・V睡するときに毛布とか掛けることができ、トラッカーがとばない
・1つの箇所を充電すればいいので、充電が非常に楽。継続して利用できる

BAD(すべて当研究所が使っている人から聞いた情報による)

・VIVEトラッカーと比べると動きの再現性が悪い
・純正のLANケーブルがちぎれやすい、壊れやすい
・有線がわずらわしく、VR睡眠するときに足などにひっかかってしまう
・色んなバージョンがあり、それによって拡張性が異なりわかりづらい
・床がすべる
・VIVEトラッカーと比べてキャリブレーションをHaritoraConfigratorで10秒、VRchat側でする必要がありめんどくさい。

 
 
 

海外製IMU方式のフルトラデバイスに気を付けてください。技適マークがついていない、PSEマークの事業者名非表示の違法デバイスに注意ください

IMU方式の場合、Uni-motion、ハリトラワイヤレス、mocopiなど販売実績がある国内メーカーの製品を推奨しています。
理由は以下の通りです。

テトラちゃんテトラちゃん
海外製品で、ネットで購入可能なデバイスでは、技適に適合していないものや技適マークがついていないもの、PSE法等に対応していないものがあります。技適マークには表示義務があります。問題ないか、下記を確認してみてください。SNS上では、2024年6月時点でrebocapという技適マークがついていない、技適申請されていないものを6月時点で紹介されているVtuberの方が複数散見されました。紹介されている方や販売者自身に法規の理解があるかどうかを含めてご注意ください。
テトラちゃんテトラちゃん
当サイトでは、日本人ユーザーの方に指摘されて気づいている時点で、当該デバイスは、国内の法規に適合した製品を販売する体制が全く整っていないと判断しており、PSEマークの表示も問題があることがわかり、技適取得後の8月以降も購入や検証は見送っています。現時点で対応しているデバイスかどうかは、メーカーのサイトをご確認ください。技適の詳細は、以下の記事をご参照ください。また、モバイルバッテリーやACアダプター等がついているタイプになりますので、PSEマークと届け出事業者が法規通りに記載されているのをご確認ください。

PSEマークのない製品を使用した場合、万が一事故が発生した際には、保険の適用外や被害に逢っても泣き寝入りとなるケースもあるそうです。
https://my-sauna.jp/magazine/pse

自作・フリーソフト・その他

メーカー品ではない、在庫がないもの等をまとめました。価格としては安価なものが多いです。
記事の分量が多くなってしまうため、詳細は別記事にしています。

【12】SlimeVRを使ったIMU方式デバイスの自作・購入 予算1万~(*自己責任)

テトラちゃんテトラちゃん
IMU方式で、WeMos D1 MiniとMPU6050などのセンサー類を使用して自作し、SlimeVRというソフトを使って、VRchatに接続する方法です。私も自作はありませんので、詳細は以下のブログ等を参照してください。フルトラデバイスが手に入りずらいかった2023年前半までは、仕方なく自作した人も多かったのですが、メーカー品が購入できるようになったため、当サイトでは、初心者や初めての方、電子工作に疎い方なども多いことから、IMU方式は、国内メーカーの市販品を推奨しています。
再現性が高い等という理由で勧める方もいますが、手間がかかるなどで一様にはお勧めできません。また、自作は完全に自己責任であることを理解された方で、時間も手間もかかるため、自作を楽しみを知っている方のみ推奨します。実際に自作に理解がない方で、チャレンジしてお金を無駄にしてしまった方を複数人知っており、たいていの方は購入されてから相談されます。購入してからでは遅いです。また、センサーの選び方によっては、全く動かない、立っているだけ、たまに足をあげるだけ、行ったり来たりの動きをあまりしないといった動作の場合は、そこそこ滑らかに表現できるケースがあります。

SlimeVRの利用についてはmocopiやUnimotionのSlimeVR記事でご確認ください。

SlimeVR自体フリーソフトのため、各IMU方式のメーカは動作を保証していないことがほとんどです。
Unimotionの場合は、サポート対象外、動作保証外のため、最初は公式での利用を推奨いたします。

セットアップ方法等の動画と記事はこちら

または、こちら等でBOOTHで販売しています。
https://booth.pm/ja/items/4692875

霧雨なのはさん情報提供ありがとうございます。)

GOOD

・安く仕上げることができる。
・センサーの選び方によっては、激しく動かない、全く動かない、立っているだけ、立ち止まって回る、たまに足をあげるだけ、行ったり来たりの動きをあまりしないといった動作の場合は、そこそこ滑らかに表現できる。
・一度この業界にハマると作っては改善作っては改善となり、フルトラというよりデバイスづくりにハマっていく。もう戻れない。

BAD

自作は完全に自己責任です。当サイトではおすすめしません。
・自作のため、そもそもセットアップが面倒だし、サポートがない。(購入できる現在あんまりお勧めしていない理由)
・再現性の差が購入したデバイス次第となり、差が激しい。
・本人の技術力次第で、自己責任。部品代すべて無駄になることも
・自作できるかどうかわからない人に対しても、露骨に勧めてくる人がいる点に要注意。
・自作なので、難易度はとにかく高い人には高い。
・道具が別途必要

安いけど、デメリットあり

テトラちゃんテトラちゃん
以前はフルトラデバイスも入手しづらい状態だったので、詳しくない人でもネット情報でやっていた人が多かった。ただメーカー品が流通しているし、自作は、自己責任だから、初めての人にはお勧めするものではないよね。自分で作れる人のみが対象だから、当サイトでは自作している人もいるよ、デバイスをbooth等で販売している人もよって紹介までにとどめておきます。また、セットアップを早く済ませたい人やメーカー保証を受けたい、サポートを受けたいという人に対しても露骨に推奨される方がいます。初心者向けではないのでその点要注意です。当サイトでも、自作始めたけど、できなかった・・等言われる方が実際いらっしゃいます。自作未経験の方には非推奨です。

BOOTHの個人販売の店の注意点

BOOTHの販売業者の中には、友人と交流しているときに遮って、業者の話に誠意をもって対応しないと、業者アカウントで謝り、個人のアカウントで購入者を塩対応だなどということで、個人を特定して攻撃する非常に悪質な業者も存在します。私はその被害にあっております。ほかにも多数あるため、詳細はこちらをご確認ください。当サイトでは、動作検証まではしていませんが、SlimeVRのデバイス含めフルトラ関連の取り扱いがある一覧リンクを載せたページをこちらに作成しましたので、ご参照ください。

 

SlimeVR自体はフリーソフトです

別の検証動画でもmocopiとslimeVR、VIVEトラッカー、HaritoraXと比較動画がありますので、こちらをご確認ください。slimeVRは自作だけでなく、Unimotionやmocopiでも利用可能です。(デバイスによっては、公式サポート対象外になる場合がありますのでご注意ください)

 

【13】ARマーカー使用群 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円

テトラちゃんテトラちゃん
体にARマーカーを貼り付けて、認識する方法(AprilTag等利用)です。ARマーカーを体に貼り付けて動かすんだけど、手軽さはないし、カメラの死角ができやすいので、超マイナーな部類です。
 

 
テトラちゃんテトラちゃん
QRを認識できないと、足などがぐるんと回ることがあり、没入感を損ねます。ただ、コストが非常に安いため、気軽に始めることができるので、導入にはおすすめです

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【14】Kinect使用群 予算:3千円(中古価格等)

テトラちゃんテトラちゃん
Kinectというゲーム用のデプスカメラを使ってVRChat内でフルトラをする方法です。古すぎるのと中古で入手する必要があるのであまり強くおすすめしません。ただ中古価格がものすごく安いから手軽に試せます。kinectはかつてはモーションキャプチャー系としては、主流だったんだけど、今となっては、他のツールの方が優れているところが多いよ。動画見ただけで、大体再現性がわかります。。

GOOD

装着するものなしでできる。
とにかく安くフルトラ導入できる。技術強い人にはお勧め
カメラを使うので購入しやすい

BAD

おすすめしません。古い技術となりつつあります。
動きがMocapForAllと比べても、ぎこちない。カメラに認識してもらう動きが必要
メジャーなフルトラと比べるとできるポーズが限られる

【15】HMDのコントローラーなどをトラッカー代わりに利用 予算:2万円~不明

 
テトラちゃんテトラちゃん
・VIVE、Quest2などのヘッドマウントディスプレイ(HMD)を頭ではなく腰などにつけてトラッカーがわりにする方法やVIVE、Quest2などのコントローラをトラッカーがわりにする方法です。HMDとコントローラは中古で出回りやすいので、これ使っているユーザーは以外に多いよ。理由として、入手しやすい、中古品が手に入りやすい、設定しやすいっていう理由があるよ。腰にHMD本体をつけて、キャリブレーションしている人もいるよー。激重だから、継続が一番大変だけど。

https://note.com/praecipua/n/nf7268ddd0b2f

https://hoshigari-gamer.com/vive-controller-tracker-change/

コントローラをトラッカー代わりに利用

現在のVRchat用途だと、やりやすく、とにかく安く、自分でソフト関係を調整できるのなら、お勧めの方法になります。
ベースステーションを導入できれば、安価で精度よくフルトラになれます。若干の変更は必要ですが、接続トラブルや設定トラブルも他と比べて少なめで、初期投資があんまりできない学生等におすすめです。

GOOD

メーカー公式品を使うので、信頼性が他と比較的高く、接続しやすい
メーカー公式のものを使うため、導入しやすい
安く入手できる

BAD

メーカー保証外の方法のため、トラブルが発生しても自己責任
本来の用途外に使うため、重たい、うまく体とフィットしないなどのトラブルが起きがち
メーカー非公式の方法なため、事前の準備が必要
コントローラやHMDを体に取り付ける場合もあるので、重たい、動きづらいため、挫折しがち

【16】任天堂Joy -conをトラッカーがわりにする方法 予算:Joyconの数分

テトラちゃんテトラちゃん
これ使っているユーザー意外に多いと思う。理由としてはさっきと同じで入手しやすい、中古品が手に入りやすいっていう理由があるよ。スマホが余っている人のほうが多いので、スマホトラッカーユーザーのほうが多い。4人ぐらいいるのは確認しています。Joyconフルトラについては、以下のページが詳しいです。

GOOD

たくさん持っている人にとっては、トラッカー代が不要になる
リングフィットの付属品のベルトなどをそのまま流用できる

BAD

メーカー保証外の方法のため、トラブルが発生しても自己責任
本来の用途外に使うため、重たい、うまく体とフィットしないなどのトラブルが起きがち
メーカー非公式の方法なため、事前の準備が必要
うごきがぎこちない、バッテリーもちがわるい
そもそも任天堂製品なので、運を任天堂に任せる気持ちでトライする必要がある(アップデートなどで使用不可になる可能性あり)が、在庫不足などはないので、杞憂かもしれない

【17】スマホを使用して、トラッカーがわりにする方法

 
テトラちゃんテトラちゃん
手軽に始めやすいのでお勧め。さっきと同じでスマホだから入手しやすい、中古品が手に入りやすい、充電しやすいとかあるからね。いるのは確認しています。
https://nanasai.hatenablog.jp/entry/2020/07/12/224016

http://vrherokichi.com/2020/09/15/vsmarttracker/

GOOD

たくさん持っている人にとっては、トラッカー代が不要になる

BAD

メーカー保証外の方法のため、トラブルが発生しても自己責任
本来の用途外に使うため、重たい、うまく体とフィットしないなどのトラブルが起きがち
メーカー非公式の方法なため、事前の準備が必要
うごきがぎこちない、バッテリーもちがわるい

【18】Xintracker 3~5万円他【在庫なし】

テトラちゃんテトラちゃん
ジンテクス工房から発売されているIMU方式のフルトラ用デバイスです。充電式のフルトラデバイスです。最近は在庫がありません。詳細は以下でまとめています。

GOOD

・安い
・買ってから出荷までが早い
・無線LAN+リチウムイオン電池なので、遮蔽物にも強く、充電するだけでOK。

BAD

・生産数が少ない
・まだ、できたばかりで、ユーザーが少ない
・IMU方式独特の床がすべる現象が起きている

テトラちゃんテトラちゃん
アバターなどをよく買うBoothが販売先なので、先着順だけど、そこそこ頑張れば入手しやすい。公式もフレンドリーで対応が早く、マイナーな部類のフルトラになってしまいますが、フルトラになりたい方には、お勧めです。

公式サイト等の情報はこちらをご覧ください。

【番外編】VirtualDesktopで仮想トラッカーを使う

HMDがQuestシリーズ+VirtualDesktopの場合だと、仮想トラッカー機能を使うことができます。
ただし、QuestProの場合、足が動かない等とフルトラとまでは言えないのが現状で、カメラのフルトラよりも精度が悪い状況ですが上半身のトラッキング精度は実感できると思います。ただ、下半身をViveトラッカー+上半身をVirtualDesktopの仮想トラッカーを使うことで
気軽にトラッキング点数を増やした動きをすることが可能です。VirtualDesktopの仮想トラッカーを付けた場合と、つけない場合の動きを下記記事に書きましたので、ご参照ください。

Virtual Desktopの仮想トラッカー機能で、フルトラはできるのか?Viveトラッカーや他のフルトラデバイスと組み合わせると最強!腰以外の上半身をトラッカー代わりにする方法と動きの比較動画を紹介!!QuestProでやってみた!【2024年9月19日版】

 
 

 

 

実際使ってみた価格とトラブルの少なさの一覧

はじめての人が長くつづけるためのお勧めなフルトラをnoteで紹介中です。

https://note.com/hiro124vrc/n/nf5e7471b66ad

目のまばたき(アイトラッキング)顔の表情、舌の動き(フェイシャルトラッキング)、指の動き【指トラ、ハンドトラッキング】なども再現したい場合

VRChatでは顔の動きを再現したい場合は、「フェイシャルトラッキング;通称顔トラ」、目の動きを再現したい場合は「アイトラッキング:通称アイトラ」といい、対応HMDや付属品を取り付けることによって、それぞれできます。

https://youtu.be/9wuwJZuVMNg?si=OIUsGZc9RpH8ayDA

今回、市販で購入可能なQuestProで実施する方法はこちらで紹介しています。顔や目の動きも再現したい場合は、こちらをご覧ください。PCのスペックや対応HMDに条件があります

また、指の動きを反映する技術は、指トラ、ハンドトラッキングなどと呼ばれ、Indexコントローラ、contactsheet for Quest、yubitora+などのデバイスで再現可能です。それぞれ違いがありますが、没入感や後ろのトラッキング重視だとIndexコントローラがお勧めです。しかし、入手性の問題から、Quest2,3,Proのコントローラーにcontactsheet for Quest、yubitora+を取り付けることをお勧めしています。実際に使った事例と必要な機材をこちらで紹介しています

 
 

HMDの違いなどでできないフルトラはないか?

各社公式HPとか正確なものを見てもらえると助かります。HMDがSteamVRに対応していれば、基本的にVRchatのフルトラ用に使えます。わからない場合は、公式サイトやHPに「VRChatもしくはSteamVRに対応していますか?」と公式の問い合わせ先に聞けばよいでしょう。IMU方式各社はディスコードなどで聞ける窓口が存在しています。当サイトでは、ValveIndexからQuestProに変更した際のやり方なども記載はしています。Questシリーズでフルトラしたい場合は、下記の記事が参考になります。Quest2,3でもVirtual Desktopを利用する場合は同じかと思います。

元々フルトラは、Viveトラッカーの目的外利用から始まったものなので、Base stationが必要なValve IndexやViveシリーズの有線HMDの方がトラブルが少なく、さらにViveトラッカーだと非常に手軽に簡単に導入できます。こちらの記事に実際使ったHMDとお勧めのHMDの紹介しています。

フルトラと検索しても各社出てこない理由

テトラちゃんテトラちゃん
一般的に使われている略称ですが、商標としては現在、シフトールさんが所有しております。 フルトラと検索しても、シフトールさん以外公式のフルトラデバイスメーカーが検索上位に出ない可能性がある行為を行っていた公式より発表があったため、本ページを参照し、VRchatでできるフルトラデバイスメーカを知っていただけると幸いです。「フルトラ」の利用が他社でも利用可能とシフトールさんからの発表以降、Unimotionさんなどが使うようになり、2023年9/29時点で検索トップに表示されていることも確認しました。ただ、リスクを恐れて、2024年11月現在になってもまだまだ他社さんが出てきこないという状態です。当サイトでは、検証はしていませんが、SlimeVRのデバイス含めフルトラ関連の取り扱いがある一覧リンクを載せたページをこちらに作成しましたので、ご参照ください。

【最後に】この記事を作成した経緯について

テトラちゃんテトラちゃん
自分よりフルトラに詳しい人は、非常にたくさんいるので、全部に詳しいわけでもないので、持っているもの以外は、実際使っている人に聞くのが一番です。

めちゃめちゃ詳しい人は、HPやWebページ作るよりも、ワールド作ったり、自分で集会とかやったり、ツイッターで情報公開しているかと思います。当サイトで種類やワードをザックリ知った後、実際使われている方のサイトにいったり、ツイッターでフォローや直接聞きに行くほうが、実体験などがわかり、各種フルトラの導入はしやすいと思います。

当サイトでは、フルトラになる方法を
1.VRChatのフルトラを全く知らない人や初心者案内を受けれなかった人
2.日本人のフルトラのフレンドと時間的に会えない人向け

に、どうやったらすぐにフルトラになれるのかに重きを置いて、記事を書いています♪
とりあえず今はすぐに導入したいのなら、ViveUltimateTracker、ハリトラワイヤレスやユニモーション、mocopi等がお勧めです。少し探すとViveTrackerとBasestationが入手できるかもしれません

 
テトラちゃんテトラちゃん
あと、フルトラ玄人の皆様。フルトラ玄人は、【VRchat フルトラ】って検索してこないと私は思っているので、ここが間違ってるーとか、金額が違うーとかあんまり厳しく追及しないでね♪また、金額は円安の影響でマジで読めませんので、公式を常に確認してください。ハリトラ、ユニモ、トラッカーすべてが値段変更されています。

以上です

関連リンク

価格別一覧はこちら

今まで実際トライした結果一覧はこちら

キャリブレーションについて知りたい方はこちら

おすすめHMD(VRゴーグル)、PC構成はこちら

フルトラがどのように使われているのか?活用事例はこちらから

フルトラデバイス別の利用状況の調査結果を知りたい方はこちら

Vtuberのトラッキングを知りたい方はこちら

VtuberのLive2D配信用のトラッキングデバイスはこちら!

フルトラデバイスでトラブル発生時の問い合わせ先はこちら

フルトラデバイスメーカー一覧はこちら

おまけ:フルトラデバイス一覧

横スクロールで別デバイスを見ることができます

2024年8月現在のフルトラデバイス一覧

名称(リンク先は公式)VIVEトラッカー3.0+ベースステーションVive Ultimate Tracker(アルトラ)Haritoraxワイヤレスuni-motionmocopi
購入形態市販(アマゾン等で購入可能)市販(アマゾン等で購入可能)自社サイトのみ自社サイトのみ自社サイトのみ
価格(税込)¥19,150/個¥31,029/個¥39,999 送料別¥39,80049,500 円(別途スマートフォン必要)
フルトラ時価格(税込)¥108,600/3個+BS2×2個 6点フルトラ時

最低価格:¥83,025/3個+BS2×1個 6点フルトラ時


¥92,829/セット購入時の価格 6点フルトラ時
¥154,887(税込)/セット+単品購入時の価格 8点フルトラ時
(セット品:VIVEワイヤレスドングルが必要)
¥39,999 送料別+Bluetooth受信アダプタ/9点フルトラ

¥61,859 肘拡張ユニット+GX2ドングル+GX6ドングル/11点フルトラ

肘トラッキング拡張セット ¥13,900
6個接続できる専用通信ドングル GX6 ¥4,980
2個接続できる専用通信ドングル GX2 ¥2,980
¥39,800 /9点フルトラ

上記+肘拡張ユニット/11点フルトラ
+別途単三電池1個
¥49,500/9点フルトラ
+別途スマートフォン必要
寸法(mm)70.9 x 79.0 x 44.1
77 x 58.6 x 27.3 mmW44mm×H41mm×D17mm
センサー(ToFあり)は W44mm×H41mm×D24mm
60 mm x 40 mm x 16 mm円形。直径32mm×厚さ11.6mm
動作時間7.5時間最大7時間約20時間24時間以上最大約10時間
充電不明Qualcomm Quick Charge 3.0 平均2.2時間
5V/1A電源供給を使用 平均3.2時間
不明乾電池交換約1.5時間
電池バッテリー内蔵
バッテリー内蔵バッテリー内蔵1.5 V 単3乾電池(AA,LR06)Li-ion
充電方式USBC接続
ポゴピン x 6
USBC接続
ポゴピン x 6
USBC接続(6又のUSBC充電用端子があるので便利)ない充電ケースに指してUSB充電
センサ等ライトハウス方式
FOV 240°
BS1.0及びBS2.0対応
6DoFのインサイドアウト・トラッキング
広視野トラッキングカメラ × 2
加速度・角速度・地磁気
センサー(9軸IMU)
足首部のみ:上記+TOFセンサー
9dof IMU/AHRS
(加速度・角加速度・地磁気)
ICM-20948
6DoF(加速度センサー 3DoF + 角速度センサー 3DoF)
接続ライトハウス方式
ベースステーション
環境下のみ作動 かつ
・専用通信ドングルをPC側に設置要/個(通常利用)
・USBC接続可/個(マイナー)

5 GHz Wi-Fi
専用の2.4 GHz
Bluetooth
or
専用通信ドングルGX6/GX2(別売り)による2.4GHz独自通信
2.4 GHz
(IEEE 802.11,Wi-fi)
Bluetooth LE Ver.5.2
2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
最大通信距離は10m
トラッキング数(VRChat上)1~8点(VRChat上のFBTは11点までのため、8点)1~5点まで胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点(通常)
肘拡張ユニット追加購入で8点
※Updateで全身に拡張可能
胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点
拡張ユニット2点追加購入で8点
胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点
SlimeVR利用で8点可
fps不明不明100fps位はでる(公式HPの宣伝文とツイッターなどで公式様よりいただいた情報)

*GXドングル利用前提での話ではないのか?Bluetoothで出るのかは疑問(当サイト調べ)
60fps、70fps、144fpsVRChat上では不明だが、60fpsも出ていない模様(当サイト検証)
30fps、60fps(PCアプリで動画出力時)
30fps(スマホアプリで動画出力時)
対応VRSteamVRSteamVRSteamVRSteamVRSteamVR
重量(1個あたり)75g94g17g15g8g
Quest単機起動不可不可
(XREliteの場合は不明)
可能(スマホ必要/PC不要)可能(スマホ必要/PC不要)不明
購入時注意
(通常HMDとコントローラー分で3点トラッキング。VRCでは11点まで可能。合計6点からフルトラ)
別途BaseStation1.0or2.0の購入と設置が必要
最低1個~最高4個(BS2.0の場合)
最低1個~2個(BS1.0の場合) 
BS2の2個以上を当サイトでは推奨。

BS2.0×1個:25575円
BS2.0×2個:51,150円
BS2.0×3個:76,725円
BS2.0×4個:102,300円

×:現在202408時点でベータ版運用。バージョンが変化するたびに動きの再現性やトラブルの違いあり



1/4インチ-20 UNC スクリュー取り付けマウント
120 cm USB-C to USB-C ケーブル

説明書(ユーザーガイドQRコード / 安全ガイド / 保証カード)
Bluetooth接続時
Bluetoothアダプターに要件あり
最大接続可能台数6つ以上対応機器
が必要
WinPCは、7つのBluetoothしか接続できない仕様のため肘拡張ユニット時にはGX2ドングル以上は必要


・SlimeVR版はない。有志の非公式ならあるが非推奨。SlimeVRは制御ソフトで、各市販デバイスは、IMUセンサーとして動作する
単三電池要
上半身モード等HMDなしで上半身可
・SlimeVR対応ソフトはあるが、SlimeVRでの公式は非保障、非サポートのため、非推奨
身長140cm ~ 190cmの方が対象
防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X)
PCアプリはNVIDIA® GeForce RTX™ 3060以降を推奨
VRChatでのキャリブレーション回数1回(Tポーズ)
1回(Tポーズ)1回(Tポーズ)1回(Tポーズ)1回(Tポーズ)
専用ソフトのキャリブレーション回数(当サイト調べ)なし(ライトハウス方式のHMDの場合)1回(QuestProでトライした場合、XREliteの場合は不明)2回(直立1回+膝曲げ1回)2回(直立1回+膝曲げ1回)2回(オリジナル)
上記の引用元(引用以外は当サイト調べと記載))https://www.vive. com/jp/accessory /tracker3/
価格:アマゾン、BSはジョーシン 202408時点
https://www.vive.com/jp/accessory/vive-ultimate-tracker/
価格:アマゾン
https://ja.shiftall.net/products/haritorax-w と公式ツイッターよりhttps://uni-motion.com/
と公式ツイッター
非公式ディスコードより
公式サイト
キャリブレ回数(当サイト調べ)~2回/5H~2回/5H5回/30分(VRChat上の1回+ソフト4回)5~7回/30分(VRChat上の1回+ソフト4~6回)(SlimeVR版) 5回/30分(VRChat上の1回+ソフト4~6回)
(通常版)多すぎて覚えていませんが15分で4回は確実
キャリブレ時間(当サイト調べ)15秒15秒+(OpenVRでの修正必要な場合:1分)40秒40秒40秒
おすすめできるか?(当サイト調べ)強くおすすめ設定が非常に難しいが、動きの再現度が高い点はおすすめ。現在ベータのため要注意コスト優先であまり動かない乾電池交換したくないなら、専用ドングルのセット前提でお勧めコスト優先であまり動かない、乾電池駆動という点に問題ならお勧め身長制限ある点含めVRChat用途のみでは、あまりお勧めできない。モーションキャプチャーや外出多い等別用途も含めて検討対象に入る