VRChatでフルトラになるには、Quest3シリーズとPICO4Ultraならどっちがいい?ヘッドマウントディスプレイ(VRゴーグル)別におすすめフルトラ、単機でフルトラできる方法を紹介!!【2024年11月15日版】

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ヒロヒロ
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VRChatでフルトラになるには、Quest3シリーズとPICO4Ultraならどっちがいいでしょうか?
これは、ヘッドマウントディスプレイに求める性能、動きの再現性や、予算によってだいぶ変わってきます。なので、ヘッドマウントの違い、フルトラ、PICO専用のフルトラデバイスであるPicoMotionTrackerについて説明したのち、ヘッドマウントディスプレイ別、価格別にお勧めのフルトラを記載しています。(円安、円高で値段変動しますので、正確な金額は公式で確認してください)。

 

目次
  1. ヘッドマウントディスプレイやコントローラーの違い等はこちら
    1. ポイント①:ヘッドマウントディスプレイ自体はPico4UltraよりもQuest3がいい
  2. フルトラってそもそも何?各デバイスがよくわからないって人はこちら!!
    1. ポイント①:フェイシャルトラッキング対応したい方は別途対応が必要です。
    2. ポイント②:フルトラ初めての人はトラッキング点数が少ない&トラブルが少ない方がいい
    3. ポイント③:法規的なものをクリアしているデバイスを選んでください
    4. ポイント④:市販のIMU方式は、ViveTrackerやUltimateTrackerと同じ動きを再現することは難しい
  3. PicoMotionTrackerってそもそも何?
    1. 基本①:PICOシリーズのみ対応したフルトラデバイス
    2. 基本②:PicoMotionTracker自体は、現状3点までしかトラッカーを装着できないので、動きの再現性等は、ハリトラワイヤレスやユニモーションに劣る
    3. 基本③:PicoMotionTrackerの最大の売りは、毎回のキャリブレーションが楽なこと
    4. 基本④:QuestユーザーがPCとのワイヤレス接続や仮想トラッカー機能で使うVirtualdesktopが非対応
    5. 基本④:単機起動のみしかしない&単機起動でフルトラされたい方は、Pico4Ultra+PicoMotionTrackerをお勧め
  4. 【ヘッドマウントディスプレイを持っていない向け】値段別お勧めを紹介!
    1. 持っている人で安さ重視・フルトラ値段・用途別一覧はこちら
  5. 8万円コース
  6. 9万円コース
  7. 10万円コース・単機のみでVRChatに入られる方・とにかく足だけ動かしたい方
    1. 101600円:Pico4Ultra(89800円)+PicomotionTracker 1セット(11800円)が始めやすくてお勧めです。
  8. 11万円コース・単機のみでVRChatに入られる方
    1. 113400円:Pico4Ultra(89800円)+PicomotionTracker 2セット(23600円)が始めやすくてお勧めです。
  9. それ以上だしても動きの再現度を高めたい方
  10. ■フルトラデバイスの価格一覧
  11. Questシリーズ(Quest2、Quest3、Quest3S、QuestPro)を持っている方の場合
    1. Quest3Sは4万8400円から!QuestProとQuest3 128GBは在庫限りで終売 Quest3は512GB 8万1400円から
    2. とりあえずトラッキング点数を増やしたい
    3. Quest単機起動をほとんどしないでPCだけで起動される方はこちら
    4. PCでの起動だけでなく、Quest単機起動でフルトラをすることがある場合はこちら
  12. PICO4UltraやPICO4を持っている方の場合
  13. PICO4Ultra、Questシリーズどちらも持っている人でより動きをよくしたい方の場合、14万300円以上まとめて払える方
    1. ViveTracker3.0かvive-ultimate-trackerをお勧めします。
  14. Valve Index他ベースステーションが必要なヘッドマウントディスプレイを持っている方の場合
    1. ベースステーション2.0、1.0の場合もお勧めは、断然ViveTracker3.0です。
    2. シェア&RTお願いします!

ヘッドマウントディスプレイやコントローラーの違い等はこちら

当記事はフルトラでヘッドマウントディスプレイを選ぶ場合を記載しています。当然、各ヘッドマウントディスプレイの違いや詳細も知りたいと思いますので、別記事をご確認ください。

ただ、Quest3シリーズとPICO4Ultraならどっちがいいか?について、まず、下記をご理解ください。

ポイント①:ヘッドマウントディスプレイ自体はPico4UltraよりもQuest3がいい

PICOシリーズの一部しか使えないフルトラデバイス、PICO Motion Tracker(ピコモーショントラッカー)は、Quest3ユーザーがPCとのワイヤレス接続や仮想トラッカー機能で使うVirtualdesktopと非対応です。フルトラ以外の点でもPico4Ultraは、同じ価格帯であるQuest3と比べて、全体的に使い勝手が悪く、基本的にQuest3のほうがよい点が多いです。詳細は、上記で紹介した記事をご確認ください

 

フルトラってそもそも何?各デバイスがよくわからないって人はこちら!!

また、そもそもフルトラってどんな種類あるの?どういう仕組みなの?デバイスによってどんな動きなの?つけ心地などは?って人はこちらを見てね!こちらの知識前提で話を進めます。

ポイント①:フェイシャルトラッキング対応したい方は別途対応が必要です。

また、顔も追従させたいという方は、PCのスペックや専用のHMDの選定も必要になってきます。顔のトラッキングも追従させたいという方はこちらの記事も後ほど、ご確認ください。入手しにくく終売ですが、QuestProが手軽でお勧めです。

ポイント②:フルトラ初めての人はトラッキング点数が少ない&トラブルが少ない方がいい

基本として、装着点数が少ないのをお勧めしています。ユニモーションやハリトラワイヤレスは、少なくて5点、多くて6点です。これ以上つけると継続できなくなり、挫折しがちです。実際問題、5点でも多く、装着数やトラブルはないほうが、確実に続けやすいです。そのため、6点以上のものは紹介していません。

ポイント③:法規的なものをクリアしているデバイスを選んでください

また、デバイスによっては安価で大量につけるIMU方式のフルトラデバイスがありますが、PSE法等の理由で、法規的な問題などでお勧めできないデバイスも幾つかあるため、ご注意ください。(詳細はこちら

ポイント④:市販のIMU方式は、ViveTrackerやUltimateTrackerと同じ動きを再現することは難しい

市販のIMU方式のフルトラデバイスはアップデート等頻繁にしていますが、現状、光学式のViveTrackerや複合的な方式であるUltimateTrackerと比べると、動きの再現性が低く、実際の体との追従も遅いです。たまに、「アップデートしたから、この記事は古い。今は、ViveTrackerやUltimateTrackerを越しました」等とコメントされる方もいますが、当サイト2年ほどやっていて、基本そういった現象は発生していません。原理的にIMU方式と動きの位置を再現できている光学式とのズレは、最低5倍以上は違うと思います。

 

 

PicoMotionTrackerってそもそも何?

基本①:PICOシリーズのみ対応したフルトラデバイス

PicoMotionTrackerは、PicoのHMD内臓アプリを経由して、VRChat上でフルトラするため、Quest他シリーズには対応していません。上記の仕組み上、PICOシリーズのみでしかできません。他のフルトラデバイスによくある「SteamVR対応しているフルトラデバイスだから、フルトラデバイス作っている側の対応や改造とかすれば他HMDでもできるんじゃない?」という「公式非対応だけど、大丈夫」っていうものではなので、要注意です。

基本②:PicoMotionTracker自体は、現状3点までしかトラッカーを装着できないので、動きの再現性等は、ハリトラワイヤレスやユニモーションに劣る

PICOMotionTracker自体は、9軸IMU方式を主体として、他赤外線やAI等を複合して位置を検出しているフルトラデバイスです。ただ、主体である9軸IMU方式は、HMD➡各トラッカーの位置を読み取って、体の情報を読み取り、体の位置を推定するものです。IMU自体の性能差もありますが、同じ性能のものなら、その特性からトラッカーが多いほど動きの再現性が高い傾向にあります。PicoMotionTrackerは3個までしかつけれず、他9軸IMU方式で6個以上取り付けれる市販のハリトラワイヤレスやユニモーションと比べると、動きの再現性や、追従速度は低い傾向にあります

基本③:PicoMotionTrackerの最大の売りは、毎回のキャリブレーションが楽なこと

ただ、2個でフルトラできる&毎回のキャリブレーションが楽なのは間違いないので、お勧めです。フルトラをやめる最大の理由は、体の取り付けや毎回のキャリブレーションが面倒なことです。ただ、ViveTrackerと比べるとViveTrackerのほうが、キャリブレーション自体は楽です。ただ3個取り付ける必要があるため、結局、2個である程度追従できるPicoMotionTrackerは、相当楽です。

基本④:QuestユーザーがPCとのワイヤレス接続や仮想トラッカー機能で使うVirtualdesktopが非対応

PICO Motion Tracker(ピコモーショントラッカー)は、Quest3ユーザーがPCとのワイヤレス接続や仮想トラッカー機能で使うVirtualdesktopと非対応なこと

基本④:単機起動のみしかしない&単機起動でフルトラされたい方は、Pico4Ultra+PicoMotionTrackerをお勧め

PC不要で単機起動させたい方は、PicoMotionTrackerをお勧めします。必要なものは、PICO4UltraやPICO4を持っている方を参照ください。Pico motion Tracker (1~3個)+Pico4Ultraでの単機起動は可能です。

以下は、こちらの知識前提で話を進めます。Pico4Ultra以外の対応HMDについてもこちらに記載しています。

 

【ヘッドマウントディスプレイを持っていない向け】値段別お勧めを紹介!

この記事はどちらかというと、ヘッドマウントディスプレイ未購入でセットで買いたい、もしくは、すぐに動きたくて仕方ない人向けです。ヘッドマウントディスプレイをそもそも持っていない人向けの価格で紹介しています。

持っている人で安さ重視・フルトラ値段・用途別一覧はこちら

今回、すぐにフルトラになりたい人向けに、現実の動きをある程度再現しやすいIMU方式や光学式、複合式のフルトラデバイスを中心に紹介しています。とりあえず安さ重視のみで手間を惜しめる方でしたら、まずこちらをご確認ください。

 

8万円コース

値段最優先なら、Unimotion Core(ユニモーションコア) ¥33,980  (Quest3S:¥82,380)がお勧めです。
動きの再現性を高めたいのなら、トラッカーが1個追加されたUnimotion Full ¥39,800 (Quest3S:¥88,200)がお勧めです。3万円だと、もっと安価なIMU方式のフルトラデバイスがありますが、サポートや実績、トラッキング点数の少なさを考えると上記がおすすめです。

詳細はこちら

9万円コース

乾電池の交換の手間がない、Haritoraxワイヤレス(以下ハリトラワイヤレス)+専用ドングル ¥44,979  (Quest3S:¥93,379)がお勧めです。詳細はこちら

10万円コース・単機のみでVRChatに入られる方・とにかく足だけ動かしたい方

101600円:Pico4Ultra(89800円)+PicomotionTracker 1セット(11800円)が始めやすくてお勧めです。

他のフルトラデバイスと比べて、初期設定、キャリブレーションの回数等少ないため、初めての人にはお勧めです。詳細な設定等はこちら。必要なものは、PICO4UltraやPICO4を持っている方を参照ください。動きの再現性をpicomotiontracker2セット分よりも高めたい方は、IMU方式の中でしたら、ハリトラワイヤレスやユニモーションをお勧めします。

11万円コース・単機のみでVRChatに入られる方

113400円:Pico4Ultra(89800円)+PicomotionTracker 2セット(23600円)が始めやすくてお勧めです。

詳細な設定等はこちら。必要なものは、PICO4UltraやPICO4を持っている方を参照ください。

動きの再現性をpicomotiontracker2セット分よりも高めたい方は、IMU方式の中でしたら、ハリトラワイヤレスやユニモーションをお勧めします。

それ以上だしても動きの再現度を高めたい方

Quest3で、ViveTracker3.0かvive-ultimate-trackerをお勧めします。フルトラの動きの再現性のみでしたら、ValveIndex(ほぼ終売で買えない)などのベースステーション2に対応した有線HMDをお勧めします。フェイシャルトラッキング等の対応も可能にしたいのなら、QuestProが理想ですが、終売してしまったため、在庫限りとなっています。

 

■フルトラデバイスの価格一覧

初めての方が手に取るのに最適なフルトラデバイスの一覧です。最初は、トラッキング点数が最小構成のものから始めるのをお勧めします。Questシリーズ、PICOシリーズともに対応しているものを記載します。

Questシリーズで使える:PICO Motion Tracker(ピコモーショントラッカー)以外のデバイス。(ViveTracker3.0は非公式対応)
PICOシリーズで使える:基本的には全て対応していると思われる(Virtualdesktopで起動させたい場合は、PICO Motion Trackerは使用不可)

 

Questシリーズ(Quest2、Quest3、Quest3S、QuestPro)を持っている方の場合

Quest3Sは4万8400円から!QuestProとQuest3 128GBは在庫限りで終売 Quest3は512GB 8万1400円から

Quest3sが2024年10月15日に発売、128GB版が4万8400円と先日発表されました。Soc等は3と同等ですが、PCVRとして使う場合、表示能力は、実質Quest2位と同じです。(ディスプレイ解像度:片目あたり1832×1920ピクセル PPD:20 フレネルレンズ,視野角は水平および垂直ともに90度、対応リフレッシュレート90Hzと120Hz)また、QuestProとQuest3 128GBは在庫限りで終売です。表示能力を優先させたい人は、Quest3 512GB 8万1400円をお勧めします。PicomotionTrackerは、PICOの一部シリーズのみ対応のため、使用できません。

とりあえずトラッキング点数を増やしたい

・Virtual Desktopの仮想トラッカー機能を使う $24.99

上半身のみですが、動きの再現性は高まります。QuestシリーズをPCVRで使いたい場合は
購入されることをお勧めします。後ほど肘トラッキング追加等にも役立ちます

Quest単機起動をほとんどしないでPCだけで起動される方はこちら

・Unimotion Core ¥33,980  (Quest3S:¥82,380、Quest3:¥115,380)
・Haritoraxワイヤレス(以下ハリトラワイヤレス)+専用ドングル ¥44,979  (Quest3S:¥93,379、Quest3:¥126,379)

詳細はこちら

肘を追加してフルトラしたい場合(+$24.99)
・Virtual Desktopの仮想トラッカー機能で肘追加。追加の仕方はこちら

PCでの起動だけでなく、Quest単機起動でフルトラをすることがある場合はこちら

市販品IMU方式でQuestの単機起動できるのは、主に3つになります
・Unimotion Full ¥39,800 (Quest3S:¥88,200、Quest3:¥121,200)
・Haritoraxワイヤレス(以下ハリトラワイヤレス)+専用ドングル ¥44,979 (Quest3S:¥93,379、Quest3:¥126,379)

詳細はこちら

mocopiでも可能ですが、VRChat上での動作となると、あまりお勧めしていません。

【PCVR】肘を追加してフルトラしたい場合(+$24.99)
・上記デバイス+Virtual Desktopの仮想トラッカー機能で肘追加。追加の仕方はこちら

 

PICO4UltraやPICO4を持っている方の場合

PICO Motion Tracker(11800円)2セットが間違いなくお勧めです。
101600円:Pico4Ultra(89800円)+PicomotionTracker 1セット(11800円)
113400円:Pico4Ultra(89800円)+Pico motion Tracker 2セット(23600円)

2個と3個の動きの違いはこちら

PICO4Ultra、Questシリーズどちらも持っている人でより動きをよくしたい方の場合、14万300円以上まとめて払える方

ViveTracker3.0かvive-ultimate-trackerをお勧めします。

Quest3Sの場合だと、91900円でVIVE Ultimate Tracker(通称アルトラ)が14300円でできてしまいます。
どちらがいいかはこちらをご参照ください。部屋の広さや汚さ等が関係してきます。

また、キャリブレーションの手間を減らすために頭トラッカーの装着を推奨します。こちらをご参照ください。

ハリトラワイヤレスやユニモーション、どのくらいよくなるのかは、こちらで比較を掲載しています。

Valve Index他ベースステーションが必要なヘッドマウントディスプレイを持っている方の場合

ベースステーション2.0、1.0の場合もお勧めは、断然ViveTracker3.0です。

VR睡眠されたい場合はUnimotion Fullをお勧めします。

 

以上です。