VIVE Ultimate Trackerまとめ。何点フルトラまでできる?仕様、ツイッター、デメリットを一気に公開!まとめてみました(VIVEトラッカー(Ultimate)【前編 202407更新】

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ヒロヒロ
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詳細が明らかに!VIVEトラッカー(Ultimate)【VIVE Ultimate Tracker】(アルティメットトラッカー)とは?

VIVEトラッカー (Ultimate)【VIVE Ultimate Tracker】(アルティメットトラッカー)は、2台のカメラで位置を推定するタイプの全く新しいトラッカーです。

(引用:https://twitter.com/htcvivejapan/status/1729695316155232481)

最大5台のトラッカーをつけることができ(つまり現状8点まで)、今回、PCは必須ではなくなり、ベースステーション不要に。VIVEワイヤレスドングルをヘッドセットに差し込むだけとなっています。詳細について書いていきたいと思います。

 

【次の記事】実際に購入、設定、使ってみたレビュー記事はこちら

今回の記事は、発売時にまとめた情報です。2024年7月現在は、実際に購入してトライ済みなので、詳細を知りたい方は下記を参照ください。記事は前編、中編、後編の3つがあり、今回は前編に該当します。

【中編:設定】

設定方法が他デバイスと比べ、圧倒的に大変で躓きやすいため、設定方法と実際使った感想で記事を分けています。設定までまとめた記事がこちら

【後編:実際使ってみた】

そして、こちらが実際QuestProで使ってみた感想とレビュー、Vive Trackerや他のIMU方式のデバイスとの違いを紹介しています。比較動画を公開していますが、結論からいってしまうと、Vive Trackerのほうが動きが良く、他IMU方式よりはいい動きをしています。

詳細はこちらの記事をご参照ください。

目次
  1. 詳細が明らかに!VIVEトラッカー(Ultimate)【VIVE Ultimate Tracker】(アルティメットトラッカー)とは?
  2. 【次の記事】実際に購入、設定、使ってみたレビュー記事はこちら
    1. 【中編:設定】
    2. 【後編:実際使ってみた】
  3. そもそもこれはどういった用途で使うの?
  4. VIVEトラッカー (Ultimate)基本情報
  5. VIVEトラッカー (Ultimate)公式情報
  6. VIVEトラッカー(Ultimate)とVivetracker3.0の比較
    1. ライトハウス環境下(Vivetracker3.0が使える環境)ではVivetracker3.0を推奨
    2. デメリット①:重量はVivetracker3.0の方が当然軽く、負荷が少ない
    3. デメリット②:バッテリーはVivetracker3.0の方が長い
    4. デメリット③:Vivetracker3.0の方がトラッキング点数が多い
    5. メリット①:ライトハウス環境下でハードな使い方の人向け
    6. 仕様一覧でわかること
    7. VRchatでの使い方
  7. VIVEトラッカー(Ultimate)【VIVE Ultimate Tracker】まとめでわかること
    1. 【当日発生したこと①】決済システムに問題あり
    2. 【当日発生したこと②】トラッキング点数は、8点まで(5つまでつけれる)なのに飛び交うデマ
    3. 【当日発生したこと③】SteamVR対応すると売り切れ後の後だしで発表。SteamVR対応=つまり他HMDも対応予定なのに、買うのをためらったユーザーもちらほら
    4. 以上のことから、新製品のフルトラ対応デバイスはいきなり買うことをお勧めしません
    5. 利用ユーザーの感想
  8. 【次の記事】実際に設定した記事はこちら
    1. 【中編:設定】
    2. 【後編:実際使ってみた】
    3. シェア&RTお願いします!

そもそもこれはどういった用途で使うの?

体全体の動きをアバターと同期するフルボディトラッキングという操作をする際に使います。フルトラがわからない人、技術的な詳細、各デバイスの特徴についてはこちらの記事をご確認ください。こちらの知識をベースに説明いたします。

また、体全体をトラッキングしたフルトラでの遊び方については、こちらの利用例の記事を見てください

 

 

VIVEトラッカー (Ultimate)基本情報

VIVEトラッカー (Ultimate)

・最大5台のトラッカー(どう頑張っても8点まで)
・¥31,000 (税込)
・重量94 g
・充電時間:Quick Charge 3.0で平均2.2時間
・PCは必須ではなくなり、ベースステーション不要に。VIVEワイヤレスドングルをヘッドセットに差し込むだけ。
・接続 専用の2.4 GHz/5 GHz Wi-Fi
・接続時、VIVEワイヤレスドングルが必要:VIVE XR Elite、VIVE Focus 3。他のスタンドアロンおよびPC VRヘッドセットに対する
サポートは現在計画中。 動画はこちら。
・VRchatを使っていると思われる映像もあります。
・精度はベースステーション+Viveトラッカーより悪い
・SteamVRを介してのPCVRが可能になるベータ機能(つまり他HMDが使用可能に)が数週間以内にリリース予定。
・今後、別HMDにも対応していく予定 公式ディスコードで投稿します
・HMD購入された方の特別な値下げは12月31日まで
・ライトハウス環境がある人にとってはそちらのほうがいい

公式プロモーションはどうぞ

VIVEトラッカー (Ultimate)公式情報

上記に記載した内容は、社長がこの動画で教えてくれています。超重要です。上記にまとめましたが
日本語翻訳をつけてみることをお勧めします。

VIVEトラッカー(Ultimate) 3+1 セット

・フルトラ(6点)になれます
・¥91,900 (税込)
・ヘッドセットと2台のコントローラーをペアリングして、頭、手、腰、足の6つのポイントを同時にトラッキング。
・3台のVIVEトラッカー(Ultimate) と1台のVIVEワイヤレスドングル
・公式の発表によると、 セット(3個)のほうは、ベルトがついてきます
・プロモーションコード他何か意見がある方は意見を聞かせてください(ここ超重要。プロモーションコードに関しては、日本だと反映されていない人がツイートで結構いました)
vive.com/jp/accessory/v

VIVEトラッカー(Ultimate) ツイッターの時系列順で紹介します。こちらを見れば、VIVEトラッカー(Ultimate)が発表した流れや当時の空気を把握することができます。フルトラ機材の購入は突然です。当日いきなりです。しかも、当日の購入はトラブル続きです。それがわかるように記事にしました。こちらをご覧いただき、今後の買い物に生かすことが重要です。

 

VIVEトラッカー(Ultimate)とVivetracker3.0の比較

ライトハウス環境下(Vivetracker3.0が使える環境)ではVivetracker3.0を推奨

先ほどの動画でも言っていたのですが、既にライトハウス環境がある人はそちらのほうがよく、ライトハウス環境を超えたハードな用途の環境で設計されていると説明されています。正直言って、ベースステーションでVIVEtracke3.0がある人にとっては不要でしょう。

デメリット①:重量はVivetracker3.0の方が当然軽く、負荷が少ない

フルトラデバイスは、激しい動きをするほど固定と重さがかなり重要です。重量94 gなので、ViveTracker3.0のほうが遥かに軽いです。
重いとどういった点がデメリットかというと、重い→激しく動く→トラッキングがずれやすくなる→それを防ぐためにトラッカーベルトをきつくする→痛い→没入感の減少につながるからです。特に肘や膝、胸に着けた時、影響大きいです。実際、94gは結構重いと思います。

デメリット②:バッテリーはVivetracker3.0の方が長い

公式は7.0時間最大と言っているので、最大7.5時間の3.0のほうが長いです。あと、こちらの記事にVivetracker3.0がトラッキングする仕組みを書きましたので、これを見ていただければ、トラッキング時間長そうだなと思うかと思います。今回の機種は画像を撮影する必要があるため、必然的に消費電力は多いはずです。

VIVEトラッカーとベースステーションってどういう原理でフルトラできているの?仕組みや台数による動きの違いなどを一挙紹介!!【前編】

デメリット③:Vivetracker3.0の方がトラッキング点数が多い

Vivetracker3.0のほうが現状11点トラッキングが可能です。対して、8点トラッキングまでしかできません。

メリット①:ライトハウス環境下でハードな使い方の人向け

この「ハード」な使い方というのは、例えば赤外線の反射がすごいとか、遮蔽物が多いとかのことかと思いますが、ここはよくわかりません。暗いところはライトハウスのほうが基本的に強いので、太陽光が多い環境で白トビがないレベルだと、こちらのほうが作動しやすいのかもしれません。ただ、ライトハウス環境がないところでもフルトラができる設計になっているのは明らかにいいと思います

仕様一覧でわかること

Vive tracker 3.0は8台まで取り付けてフルトラできるので、今回のトラッカーは3点少ない計算です。価格は、¥31,000 (税込)。重量94 g、充電時間はQuick Charge 3.0で平均2.2時間起動。接続は専用の2.4 GHz/5 GHz Wi-Fi。接続時、VIVEワイヤレスドングルが必要です。

対応しているHMDは、現状、VIVE XR Elite、VIVE Focus 3で、他のスタンドアロンおよびPC VRヘッドセットに対するサポートは現在計画中でベータ版が数週間後に発売予定。精度はベースステーション+Viveトラッカーより悪いと発表されており、SteamVRを介してのPCVRが可能になるベータ機能(つまり他HMDが使用可能に)が数週間以内にリリース予定。

このベータ版で今後、別HMDにも対応していく予定 公式ディスコードで投稿していく予定とのこと。
HMD購入された方の特別な値下げは12月31日までとなっています。

VRchatでの使い方

公式より、VRchatでの設定方法、使い方についても公開されました。やはり公式でもトラッカー2台を取り付けるのは足首のようです。

設定方法などがわからない場合、公式サポートセクションまでお問い合わせください

https://business.vive.com/jp/support/ultimate-tracker/category_howto/inside-the-box.html

 

 

 

対象VIVEトラッカー(3.0)VIVEトラッカー(Ultimate)
トラッキングSteamVR BS1.0及びBS2.0対応VIVEワイヤレスドングルが必要。互換性のあるデバイスは、VIVEワイヤレスドングルおよび互換性のあるデバイスは別売りです。各VIVEワイヤレスドングルは、1〜5台のVIVEトラッカー(Ultimate)に接続できます。
対象HMD等
SteamVR対応現在はVIVE XR Elite、VIVE Focus 3、およびサードパーティのPC VRヘッドセット(ベータプログラムを通じて)
サイズ70.9 x 79.0 x 44.1 mm(VIVEトラッカー(2018)より33%小型化)77 x 58.6 x 27.3 mm
バッテリー寿命7.5時間。従来のVIVEトラッカーと比較し75%長持ち最大7 時間の連続駆動
Qualcomm Quick Charge 3.0を使用した場合、平均2.2時間 5V/1A電源供給を使用した場合、平均3.2時間
*バッテリー容量は見積、使用状況によって異なります。
重量75g(VIVEトラッカー(2018)より15%軽量)94 g
FOV240°不明
同梱物VIVEトラッカー(3.0)、ドングル、ドングルクレードル(USB-C)、USBケーブル(USB-C)購入品により異なるが、単品でも下記あり・VIVEトラッカー(Ultimate) 1/4インチ-20 ・UNC スクリュー取り付けマウント(使用はオプション)120 cm USB-C to USB-C ケーブル
・説明書(ユーザーガイドQRコード / 安全ガイド / 保証カード)
引用元https://www.vive.com/jp/accessory/tracker3/https://www.vive.com/jp/accessory/vive-ultimate-tracker/

VIVEトラッカー(Ultimate)【VIVE Ultimate Tracker】まとめでわかること

 

以下当日のツイッターの反応をみながら、まとめています。

VIVEトラッカー(Ultimate)【VIVE Ultimate Tracker】Twitterまとめ一覧(時系列)

 

【当日発生したこと①】決済システムに問題あり

当日いきなり購入となるときにネックになったのが「クーポンコードを入力しても、割引が適応されなかった」「クーポンコードが通らない」といった決済系のトラブルが発生したということです。

このトラブルは非常によくあるため、対策としては「安く買おうとしない」「決済手段を複数持つ」という本来のメリットを享受しないで購入することに全振りするという何とも身もふたもない作戦ぐらいしか思いつきませんでした。

【当日発生したこと②】トラッキング点数は、8点まで(5つまでつけれる)なのに飛び交うデマ

また、何といっても、ツイッターでの情報のやり取りの注意点は、「公式で発表されていないことを勝手に解釈する」人が多いことです。結果として、その解釈で正しかったとしても、例えば「5台まで、つまりVRchat上では8点トラッキングまで」と書いてあっても「トングル増やして2台つければ11点トラッキングできる」と勝手に解釈してツイートしてしまう人が多かったです。

【当日発生したこと③】SteamVR対応すると売り切れ後の後だしで発表。SteamVR対応=つまり他HMDも対応予定なのに、買うのをためらったユーザーもちらほら

しかも、VIVEは詳細な情報、例えば、ベースステーション環境下ではVIVEトラッカー3.0よりいいかわるいかという情報をかなり後だしで出して、さらにベータ版の提供を数週間後に実施し、STEAMVR対応する旨まで数時間後に発表しています。

これは、ベータ版では、QuestやIndex他対応すると言っているのと同義なため、最初に言っていたFocus3とかXREliteしか対応していないとは一体何だったんだろう・・・と思わざるを得ない回答になってしまっており、HMDの関係で買うのをためらった人も多かったと思います。

つまり、正確な情報を把握しているころには、売り切れてしまっているという事態が発生しています。
これが新発売のフルトラッキングデバイスを正しく理解して、安くお得に入手することの難しさを語っています。

以上のことから、新製品のフルトラ対応デバイスはいきなり買うことをお勧めしません

自分は、実は新方式のフルトラにすぐ飛びつくタイプではなく、市場や正確な情報がある程度出てから買います。
このVIVEトラッカーでも公式ディスコードを用意しているため、不明点や問題点は、ここにどんどん集まってきます。
急いでいないのであれば、少し待って、自分が望んでいるデバイスかどうか、確認してから買ってみましょう。

 

利用ユーザーの感想

今回のフルトラデバイスは、カメラ2台をトラッカー側に着けて、動きを推定する新しいタイプのフルトラデバイスです。

 

【次の記事】実際に設定した記事はこちら

今回の記事は、発売時にまとめた情報です。2024年7月現在は、実際に購入してトライ済みなので、詳細を知りたい方は下記を参照ください。記事は前編、中編、後編の3つがあり、今回は前編に該当します。

【中編:設定】

設定方法が他デバイスと比べ、圧倒的に大変で躓きやすいため、設定方法と実際使った感想で記事を分けています。設定までまとめた記事がこちら

【後編:実際使ってみた】

そして、こちらが実際QuestProで使ってみた感想とレビュー、Vive Trackerや他のIMU方式のデバイスとの違いを紹介しています。比較動画を公開しています。詳細はこちらの記事をご参照ください。