前回までの記事一覧
タイトルを編集
位置を検出する仕組み
①縦軸と横軸方向のレーザーが一定間隔で出ており、めっちゃチカチカ赤外線が出る。
②トラッカーについている受信チップ(ウォッチマンモジュール)がレーザーを受信
③この際、グリンカーで時間をゼロにリセット。受信したトラッカーからPC側につけたドングルにデータを送信。
④③でベースステーションと赤外線を受信した時間までを計算し、ベースステーションまでの位置距離を検出。
⑤最終的に、アバターに動きを反映する
*ベースステーションに付属しているBluetoothは、基本デバイスアップデート用なので、通常利用時は不要。フルトラ利用時もつなげる必要はありません。
【前編】 VIVEトラッカーの仕組みやベースステーションの台数の違いなどについて
【フルトラ VRChat】VIVEトラッカーとベースステーションってどういう原理でフルトラできているの?仕組みや台数による動きの違いなどを一挙紹介!!【前編】
【中編】 VIVEトラッカーやベースステーションの購入方法について
【フルトラ VRChat】VIVEトラッカー、ベースステーション、Indexコントローラーの購入方法、購入先などを中古、新品の場合で一挙紹介【中編】!!【20240714版】
全体の流れ
①ベースステーションの設置
②ドングルの設置
で、大体必要になってくるのが
③トラッカーベルトの購入と充電用のケーブル等の準備です。
まずは、使えるようにするために②のドングルは、11点フルトラの場合だと8個設置が必要でこんな感じ
準備するもの
トラッカー関連
・USBハブ
・トラッカーベルト(各トラッカーを取り付ける位置ごとに必要)
・トラッカー充電用のUSBケーブル
ベースステーション関連
・壁等に固定する台座
詳細は各準備のところに記載しています
【事前準備①】ベースステーションの設置方法
まずはベースステーションを設置しないとフルトラできませんというか、仕組み上、Viveトラッカー等があるかどうかすら認識しないので、こちらのセッティングを必ず先にやってください。(前編で理由は説明済)
1.開梱した際、ベースステーションの前面パネルの薄いフィルムを取り除く。
2.利用スペースの反対側の角に、ベースステーションを斜めに設置します。
(図の青■と緑■のようにベースステーションを設置する)
3.カメラの三脚、ライトスタンド、または突っ張り棒を使用したり、安定した本棚に置く。
(高さは2m以上公式は推奨していますが、本人の身長によると思います。仕組み上、赤外線を照射するための装置なので、本人が手を挙げた場合でも飛ばなければいいかもしれません。例えば、2mだと2.2mとする感じで。)
4.フロントパネルがプレイエリアの中央に向くようにベースステーションを調整。
2.で説明したように設置した場合、BS間で通信をしているため、遮らないようにしてください。
5.ベースステーションに電源ケーブルを接続し、電源コードを電源コンセントに差し込んで、電源をオンにする。
延長コードが欲しい人がほとんどかと思います。
6.ステータスライトが緑色に変化。
7.ベースステーションを接続し、チャンネルを設定。
Questシリーズでベースステーションを複数個使う場合、別々のチャンネルで接続する必要がありますが、ベースステーションが1個しか認識されない場合があります。その場合は、ベースステーション裏側に、チャンネル変更用の穴があるので、電源を付けた状態でシャーペンやクリップなどで穴に刺すと変更できます。
8.ルームセットアップを実施
SteamVRを起動して、ルームセットアップをクリック
ルームスケールを実施
でこの後、チュートリアル通りにやってみてください。チュートリアルみるとわかるのですが、
*ベースステーションに付属しているBluetoothは、基本デバイスアップデート用なので、通常利用時は不要。フルトラ利用時もつなげる必要はありません。後でもできることから、まずは、チュートリアル通りに進めてください
公式の設置方法は以下の動画から。この通りにやるのが公式です。とはいっても、ベースステーションを固定するマウント台が、付属品で入っていないものが主流になっているため、古いです。
動画を確認する際は、その点ご注意ください。
設置が完了した後は、トラッカーのセッティングにうつります。
ベースステーションを賃貸で設置する場合
①カメラの三脚で設置
②固定マウントを購入し、突っ張り棒を利用して、横等から固定する。
③カーテンレール等に、クリップ式の固定マウント
④くねくね三脚 でカーテンレールや突っ張り棒で固定するタイプだね。
①がベストだけど地面の場所をとるので②~④が多いよ。ベースステーション側の上と背面にカメラの三脚用のねじ穴が空いているから、規格としてはレアじゃないので、使い勝手はいいよ。ただ、固定は厳密にしないと揺れるので注意ね。①について動画をご確認ください。地面から設置するタイプだと床の振動が伝わりやすいので、防振対策もしっかりしてくださいね
【事前準備②】Viveトラッカーの設定方法
・事前準備②-1:箱から必要なものを取り出し、1個につきドングルを台座につける
・事前準備②-2:ViveトラッカーのドングルをUSBハブ等に指す
・事前準備②-3:USBハブが電力不足にならないようにPC側に指す
・事前準備②-4:ペアリングして、PCと接続する
です。全体の設置イメージとしては、写真の様な感じになります
・購入した付属品の中だと、ケーブルで充電
・でもそれだとやりつらすぎる(というかめんどくさすぎる)ので、普通はマグネット型の充電ケーブル+充電用USBA-ACアダプターを買って、運用する人がほとんどです。詳しくは下記を参考にしてください。
【事前準備②-1】箱から必要なものを全て取り出し、1個につきドングルを台座につける
・トラッカー本体1個(写真参照)
・ドングル本体1個(写真参照)
・台座1台(写真参照)
・延長ケーブル1本(写真参照)
・取り扱い説明書(青いトラッカーを保護しているところに入れているもの)
がついていると思います。まずは、トラッカーを充電しておきましょう。延長ケーブル等USBCで充電可能です。オレンジについているときは充電中、白になると充電が満タンになります。
Viveトラッカー3.0の新品に入っているもの一式
(取説も別途入っています)
トラッカーを充電しておきましょう
台座に延長ケーブルをさして、台座にドングルをさしましょう。8個トラッカーがある場合は、これを8個指す必要があります。皆さん必ず聞いてきます。取扱説明書も青の保護のなかにあるので、必ず見てください。
【事前準備②-2】ViveトラッカーのドングルをUSBハブ等に指す
ドングル同士は、USBハブ(USB3のハブ)に直接指すのではなく、付属品のケーブルと差し込み用の台座を使って、はなして使いましょう。給電不足にならないためにもUSB3.0以上のUSBハブを推奨です。写真では、くっつけていますが、実際は15センチ以上話して使っており、下記の動画でもその大きさを推奨です。
詳細は下記の動画をご覧ください。
【事前準備②-3】USBハブが電力不足にならないようにPC側に指す
USBハブからUSBハブをつなげている場合は注意ください。PC-USBハブ‐ドングル、PC-ドングルにしてみてつながるかどうか試してみてください。ここでのドングルは、付属品としてついてくる台座に取り付けた状態で+延長ケーブルセットで取り付ける前提で言っています。
簡単に紹介すると、自分の場合、8個接続するので、写真のように実は2セットあり、同じUSBハブ2個を購入し、PCにあるUSB3.02つに接続することで電力不足を解消しています。
ドングル間は離して運用しましょう。
最後は、下記の公式動画を参照してペアリングしてみてください。
【事前準備②-4:公式動画】公式のセットアップ手順とURL通りにしてみる
SteamVRを起動します
赤枠をクリックします
赤枠をクリックしていきます
するとこのような表示がでます
トラッカー側のボタンを長く押すと点滅が始まるので
赤枠をクリックして、設定完了です
上記までを説明したものが、下記の公式の動画にもあります。
公式HPの案内
https://www.vive.com/jp/support/tracker3/category_howto/pairing-vive-tracker.html
【事前準備②-5】:トラッカーベルトで体に固定する
アマゾンだとこちら
公式ショップだとこちら(アマゾンでも販売しているのが公式【株式会社IntoFree様】かどうか確認しましょう)
ヒロさんの場合、こんな感じでつけています。
トラッカーベルト自体は、他でも発売しているので、ぜひ試してみてください。
詳細はこちらをご確認ください。
VIVEトラッカーベルトであざができる、痛い、ずれ・装着時間を短縮する方法と締め付けを防止するコツ
VIVEトラッカーベルトであざができる、痛い、ずれ・装着時間を短縮する方法と締め付けを防止するコツを紹介します。私が使っているEozトラッカーベルト及びガータベルトトラッカーベルトのずれ・装着時間を短...
HMDがVIVEやVALVE製の場合、こちらで基本的にはフルトラできます。他HMDの場合は事前準備6が必要です。
【事前準備②-6】HMDがQuestやPico4Ultraなどの場合の設定方法について(非公式対応)
ソフトウェアとして、事前にVirtual DesktopとOpenVR-SpaceCalibratorが必要です。
しかし、QuestやPico4、Pico4Ultra等の場合は、本来の用途ではなく、非公式での自己責任での対応なので、下記の記事の「1.無線フルトラをQuestProに導入する(Questシリーズは基本的に同じ方法でOK)」の「③キャリブレーションをする」までを実施してください。Picoでの導入も基本的には同じです。購入の際のみ、PICOストアでご購入下さい。
特に、Virtual DesktopとOpenVR-SpaceCalibratorの設定が必要です。このような理由から、HMDはValveかVIVEにしたほうが、トラブルなくViveトラッカーのフルトラは簡単に導入しやすいのです。詳しくはこちらから
顔も体もトラッキングしたい!! 究極の無線HMD+指トラ+11点フルトラ+フェイシャル+アイトラッキングになるまでの流れを紹介!【無線フルトラ+アイトラ+顔トラ】【2024年8月版】
都度キャリブレーションが面倒な方は、上記記事の「4.頭にトラッカーを付け、改良版のOpenVR-Space Calibratorにして、自動キャリブレーションする」も実施してください。
【事前準備②-6】HMDがBigscreenBeyond(ビッグスクリーンビヨンド)などの場合の設定方法について
こはろぐによると、ライトハウス方式とやりかたは同じとのことです。
上記と同じ方法でベースステーションを設置すれば問題ないようです。
世界最小・最軽量のVRヘッドセット「Bigscreen Beyond」を使って、VRChatを遊んでみて感じたこと【レビュー】
【トラブル編:どうしてもつながらない場合】
ベースステーションを取り付けた後は、ドングルを取り付けて、ペアリングするだけで完了です。
HMDがVIVEやValveではない場合、PicoやQuest等のHMDの場合は、別途設定が必要です。
Viveトラッカーのトラブル対策
前提知識:HMDは、VIVEやVALVE製のほうが遥かに簡単に導入できます
そのため、トラッカーの本来の利用は、VIVEやVALVE製のHMDを前提にしています。初期導入が簡単!と言っているのは、HMDがValveかVIVEの場合です。Quest等の場合は、本来の用途ではない(HTCやValveがサポートしていない)ので、下記を参考にしてください。HMDはValveかVIVEにしたほうが、Viveトラッカーのフルトラは簡単にトラブルなく導入しやすいです。
【トラブル】トラッカーでNGな環境、トビについて
ViveトラッカーやHMDが赤外線を受信したときに、ゼロリセットすることで、ベースステーションとの距離を測ります。なので、ベースステーション以外の赤外線が乱反射している環境だと、ベースステーションからの距離が正確に測れなくなります。そのため、ベースステーションの赤外線干渉対策とトラッカーからドングルの2.4Ghz帯域の干渉問題を解決する必要があります
(上記Youtubeページより引用)
先ほどのベースステーションのところにある動画で上がっているのですが、上記3つの場合は特に、2.4Ghz帯域の干渉が考えられます。VR上で小刻みに震える、Trackerが勝手に移動する、Trackerのアイコンが点滅するなどがあった場合、電波干渉の可能性があります。2.4Ghzの代表例として有名なのは電子レンジです。こちらの問題かどうかは、トラッカーとPCを有線接続することで、この問題によるものかどうか特定することができます。
とぶ理由その1:鏡や反射物がある
とぶ理由その2:Viveトラッカーのドングルの設置方法が不適切
とぶ理由その3:2.4Ghz帯で干渉をおこしている
Indexコントローラーがよく飛ぶ
上記の理由以外の場合は、SteamVRのサポート情報をベースに対処してみてください。
https://help.steampowered.com/ja/faqs/view/61D8-A895-3212-09F4
また、Indexコントローラの操作方法等がわからない場合は下記記事に記載しております
指トラとコントローラーを徹底比較!VRChatでハンドトラッキングできる6つのデバイスやコントローラーをまとめてみた【2024年9月3日版】
指トラ(ハンドトラッキング)対応のデバイス6種類とハンドトラッキングができるものを含めたコントローラー5機種を比較してみました。
SteamVRは、各デバイスを何個認識するのか? A.64個認識
実際トライされた方の情報によると、2018年では16個と解説されていましたが、2023年現在は、SteamVR上のデバイスは16個以上の64個認識します。なので、上記は少し古新聞のところがあります。(IK-betaでは~64まで)
VRChat:IK-Beta
HMD+BaseStation x4+ContactGlove x2+Vive3.0-tracker x2+tundra-tracker x8
の合計17デバイス環境で、添付画像にある17デバイス目のTundraTrackerがVRChatで認識され
FBTが可能であることを確認しました。… pic.twitter.com/2Ks5vvl4YM— Diver-X (@DiverX_VR) August 12, 2023
なお、VRchatベータ版だと64デバイス利用可能と公式ディスコードで記載されており、上記の認識できないは古新聞かと思われます。ただ、英語に記載があるのですが、64点トラッキングはできません。体にトラッカーつけまくってできるというわけではないので、その点は注意です。
VRchat公式ディスコードより引用
ベースステーションのトラブル等
ベースステーションの設置NGな環境
前編に以下に設置NGの環境を記載していますので、そちらを確認していない場合はどうぞ
【フルトラ VRChat】VIVEトラッカーとベースステーションってどういう原理でフルトラできているの?仕組みや台数による動きの違いなどを一挙紹介!!【前編】
ベースステーションのランプの意味について
そして、紫色点滅は同期がブロックされたときだよ。
https://www.vive.com/jp/support/vive/category_howto/what-do-the-base-station-status-lights-mean.html
ベースステーションは、どう設置している?(非推奨でヒロさんの場合)
2台の前、プレイするときに真正面になるように、対角線上に設置します。
青い四角い枠がベースステーションの位置です。対角になるように設置しています。
高さは約1.8mのところに設置しています。
公式ではなく、正しくないやり方ですが、自分はイレクターパイプで外枠を作って、カーテン用の輪っかを購入し、結束バンドでとめて、ベースステーションを設置しています。この方法は実験的な方法なので、実際は、カメラの三脚でカーテンレールに固定する等するか、穴をあけれる場合は、壁に直接固定がベストです。自分の場合、部屋をよく移動するので、下記の運用をしています。
非推奨です
BSの設置方法(お勧めしません) pic.twitter.com/FwjA5NGEzF
— ヒロ/フルトラ研究所(フルトライター芸人)VRChat :hiro124 (@hiro124_VRC) June 30, 2023
ベースステーション2.0を4台設置するとどんなトラブルがある?
黄緑部分が増設箇所で、青がもともとの設置場所です。
台数を増やすことでのデメリットはあまりありませんが、設置時にBSのチャンネルが競合してガクガクするトラブルが発生することがあります。この際、SteamVRのBSのアイコンを右クリックして、チャンネルを競合しないようにしましょう
公式の設置紹介はこちら
このトラブル以外は特に問題なく、増設は完了しました
ベースステーション4台設置、トラブル修正完了しましたーー。 pic.twitter.com/NrKXLTjGAK
— ヒロ/フルトラ研究所(フルトライター芸人)VRChat :hiro124 (@hiro124_VRC) June 24, 2023
ベースステーションは結局何台がいい?
ベースステーション2.0×4を増設するときどうすればいい?
こはろぐにのってしたのでどうぞーー。
Indexセット付属品と単品購入のベースステーション2.0だと何が違う?
取り付け台が単品だとついていません。この点要注意です。
自分は、1.0のを2個使いまわし、もう2個はIndexからとりました。AC電源自体も全く別物となっていて、異なりますが使えます。単品AC電源はBS1.0のものと同じです。
ベースステーション即納情報を知りたい
2023625 HTC公式よりベースステーション2.0単体到着 2日ぐらい前に購入
まいにゅーぎあ pic.twitter.com/FSEpptgPdB
— ヒロ/フルトラ研究所(フルトライター芸人)VRChat :hiro124 (@hiro124_VRC) June 24, 2023
【詳細な仕様等】トラッカーの仕様と他デバイスの比較
2024年8月現在のフルトラデバイス一覧
名称(リンク先は公式) | VIVEトラッカー3.0+ベースステーション | Vive Ultimate Tracker(アルトラ) | Haritoraxワイヤレス | uni-motion | mocopi |
---|---|---|---|---|---|
購入形態 | 市販(アマゾン等で購入可能) | 市販(アマゾン等で購入可能) | 自社サイトのみ | 自社サイトのみ | 自社サイトのみ |
価格(税込) | ¥19,150/個 | ¥31,029/個 | ¥39,999 送料別 | ¥39,800 | 49,500 円(別途スマートフォン必要) |
フルトラ時価格(税込) | ¥108,600/3個+BS2×2個 6点フルトラ時 最低価格:¥83,025/3個+BS2×1個 6点フルトラ時 | ¥92,829/セット購入時の価格 6点フルトラ時 ¥154,887(税込)/セット+単品購入時の価格 8点フルトラ時 (セット品:VIVEワイヤレスドングルが必要) | ¥39,999 送料別+Bluetooth受信アダプタ/9点フルトラ ¥61,859 肘拡張ユニット+GX2ドングル+GX6ドングル/11点フルトラ 肘トラッキング拡張セット ¥13,900 6個接続できる専用通信ドングル GX6 ¥4,980 2個接続できる専用通信ドングル GX2 ¥2,980 | ¥39,800 /9点フルトラ 上記+肘拡張ユニット/11点フルトラ +別途単三電池1個 | ¥49,500/9点フルトラ +別途スマートフォン必要 |
寸法(mm) | 70.9 x 79.0 x 44.1 | 77 x 58.6 x 27.3 mm | W44mm×H41mm×D17mm センサー(ToFあり)は W44mm×H41mm×D24mm | 60 mm x 40 mm x 16 mm | 円形。直径32mm×厚さ11.6mm |
動作時間 | 7.5時間 | 最大7時間 | 約20時間 | 24時間以上 | 最大約10時間 |
充電 | 不明 | Qualcomm Quick Charge 3.0 平均2.2時間 5V/1A電源供給を使用 平均3.2時間 | 不明 | 乾電池交換 | 約1.5時間 |
電池 | バッテリー内蔵 | バッテリー内蔵 | バッテリー内蔵 | 1.5 V 単3乾電池(AA,LR06) | Li-ion |
充電方式 | USBC接続 ポゴピン x 6 | USBC接続 ポゴピン x 6 | USBC接続(6又のUSBC充電用端子があるので便利) | ない | 充電ケースに指してUSB充電 |
センサ等 | ライトハウス方式 FOV 240° BS1.0及びBS2.0対応 | 6DoFのインサイドアウト・トラッキング 広視野トラッキングカメラ × 2 | 加速度・角速度・地磁気 センサー(9軸IMU) 足首部のみ:上記+TOFセンサー | 9dof IMU/AHRS (加速度・角加速度・地磁気) ICM-20948 | 6DoF(加速度センサー 3DoF + 角速度センサー 3DoF) |
接続 | ライトハウス方式 ベースステーション 環境下のみ作動 かつ ・専用通信ドングルをPC側に設置要/個(通常利用) ・USBC接続可/個(マイナー) | 5 GHz Wi-Fi 専用の2.4 GHz | Bluetooth or 専用通信ドングルGX6/GX2(別売り)による2.4GHz独自通信 | 2.4 GHz (IEEE 802.11,Wi-fi) | Bluetooth LE Ver.5.2 2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz) 最大通信距離は10m |
トラッキング数(VRChat上) | 1~8点(VRChat上のFBTは11点までのため、8点) | 1~5点まで | 胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点(通常) 肘拡張ユニット追加購入で8点 ※Updateで全身に拡張可能 | 胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点 拡張ユニット2点追加購入で8点 | 胸 / 腰 / 両膝 / 両足首の6点 SlimeVR利用で8点可 |
fps | 不明 | 不明 | 100fps位はでる(公式HPの宣伝文とツイッターなどで公式様よりいただいた情報) *GXドングル利用前提での話ではないのか?Bluetoothで出るのかは疑問(当サイト調べ) | 60fps、70fps、144fps | VRChat上では不明だが、60fpsも出ていない模様(当サイト検証) 30fps、60fps(PCアプリで動画出力時) 30fps(スマホアプリで動画出力時) |
対応VR | SteamVR | SteamVR | SteamVR | SteamVR | SteamVR |
重量(1個あたり) | 75g | 94g | 17g | 15g | 8g |
Quest単機起動 | 不可 | 不可 (XREliteの場合は不明) | 可能(スマホ必要/PC不要) | 可能(スマホ必要/PC不要) | 不明 |
購入時注意 (通常HMDとコントローラー分で3点トラッキング。VRCでは11点まで可能。合計6点からフルトラ) | 別途BaseStation1.0or2.0の購入と設置が必要 最低1個~最高4個(BS2.0の場合) 最低1個~2個(BS1.0の場合) BS2の2個以上を当サイトでは推奨。 BS2.0×1個:25575円 BS2.0×2個:51,150円 BS2.0×3個:76,725円 BS2.0×4個:102,300円 | ×:現在202408時点でベータ版運用。バージョンが変化するたびに動きの再現性やトラブルの違いあり 1/4インチ-20 UNC スクリュー取り付けマウント 120 cm USB-C to USB-C ケーブル 説明書(ユーザーガイドQRコード / 安全ガイド / 保証カード) | Bluetooth接続時 Bluetoothアダプターに要件あり 最大接続可能台数6つ以上対応機器 が必要 WinPCは、7つのBluetoothしか接続できない仕様のため肘拡張ユニット時にはGX2ドングル以上は必要 ・SlimeVR版はない。有志の非公式ならあるが非推奨。SlimeVRは制御ソフトで、各市販デバイスは、IMUセンサーとして動作する | 単三電池要 上半身モード等HMDなしで上半身可 ・SlimeVR対応ソフトはあるが、SlimeVRでの公式は非保障、非サポートのため、非推奨 | 身長140cm ~ 190cmの方が対象 防水(IPX5/IPX8)、防塵(IP6X) PCアプリはNVIDIA® GeForce RTX™ 3060以降を推奨 |
VRChatでのキャリブレーション回数 | 1回(Tポーズ) | 1回(Tポーズ) | 1回(Tポーズ) | 1回(Tポーズ) | 1回(Tポーズ) |
専用ソフトのキャリブレーション回数(当サイト調べ) | なし(ライトハウス方式のHMDの場合) | 1回(QuestProでトライした場合、XREliteの場合は不明) | 2回(直立1回+膝曲げ1回) | 2回(直立1回+膝曲げ1回) | 2回(オリジナル) |
上記の引用元(引用以外は当サイト調べと記載)) | https://www.vive. com/jp/accessory /tracker3/ 価格:アマゾン、BSはジョーシン 202408時点 | https://www.vive.com/jp/accessory/vive-ultimate-tracker/ 価格:アマゾン | https://ja.shiftall.net/products/haritorax-w と公式ツイッターより | https://uni-motion.com/ と公式ツイッター 非公式ディスコードより | 公式サイト |
キャリブレ回数(当サイト調べ) | ~2回/5H | ~2回/5H | 5回/30分(VRChat上の1回+ソフト4回) | 5~7回/30分(VRChat上の1回+ソフト4~6回) | (SlimeVR版) 5回/30分(VRChat上の1回+ソフト4~6回) (通常版)多すぎて覚えていませんが15分で4回は確実 |
キャリブレ時間(当サイト調べ) | 15秒 | 15秒+(OpenVRでの修正必要な場合:1分) | 40秒 | 40秒 | 40秒 |
おすすめできるか?(当サイト調べ) | 強くおすすめ | 設定が非常に難しいが、動きの再現度が高い点はおすすめ。現在ベータのため要注意 | コスト優先であまり動かない乾電池交換したくないなら、専用ドングルのセット前提でお勧め | コスト優先であまり動かない、乾電池駆動という点に問題ならお勧め | 身長制限ある点含めVRChat用途のみでは、あまりお勧めできない。モーションキャプチャーや外出多い等別用途も含めて検討対象に入る |
【特殊用途】ベースステーションの外出での持ち運び方、外し方
ベースステーションをホテルに持ち込むと使えるの?
ドリキンさんが実際持ち込んでいるのでこの動画を参考にしてください。マイケルさんは持ち込んでいません。
ベースステーションを船に持ち込むと使えるの?
使えるみたいです。
https://x.com/aoe_oekaki/status/1802194243974480070
以上です。