- フルトラについて
- フルトラムーブ別の各デバイスのおすすめを紹介
- 没入感はリアルな動きの再現性とキャリブレーションの少なさが大事!
- フルトラデバイス各種の紹介
- 光学式 【1】一番人気!VIVEトラッカー 予算:8万円台~
- VIVEトラッカーの概要とメリット
- VIVEトラッカーのデメリット
- 光学式【2】Tundra Tracker
- 複合方式
- IMU方式 (Inertial Measurement Unit)とは何か?共通点は?
- 共通点1:キャリブレーションした位置から推測して位置を検出
- 共通点2:誤差が蓄積するので、都度キャリブレーションが必要
- 共通点3:ソフトによってデバイスの取り付け位置や数が違う
- 共通点4:体の情報を読み取るために取り付けるので、取り付けた位置=トラッキングポイントではない
- 共通点5:動かない場合でも、常時絶対距離を測定するVIVE Trackerよりも確実にずれる
- IMU方式のメリット(VIVEトラッカーとの比較)
- IMU方式のデメリット(VIVEトラッカーとの比較)
- IMU方式のメリット(pico motion trackerとの比較)
- IMU方式のデメリット(pico motion trackerとの比較)
- 【5】ユニモーション(Uni-motion) 価格:3~5万円
- 【販売終了】6.HaritoraXワイヤレス(ハリトラワイヤレス) 価格:3~5万円
- 【6】HaritoraX2 39999円
- 【7】mocopi 価格:4万円~ +(別途スマホ必要)
- カメラ方式
- 【販売終了】11.HaritoraX(以下ハリトラX(有線)) 価格:3~5万円
- 海外製IMU方式のフルトラデバイスに気を付けてください。技適マークがついていない、PSEマークの事業者名非表示の違法デバイスに注意ください
- 自作・フリーソフト・その他
- 【12】SlimeVRを使ったIMU方式デバイスの自作・購入 予算1万~(*自己責任)
- 【13】ARマーカー使用群 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円
- 【14】Kinect使用群 予算:3千円(中古価格等)
- コントローラーや別デバイスをトラッカー代わりに利用
- 【販売終了】18.Xintracker 3~5万円他
- 【番外編】VirtualDesktopで仮想トラッカーを使う
- 実際使ってみた価格とトラブルの少なさの一覧
- 目のまばたき(アイトラッキング)や顔の表情、舌の動き(フェイシャルトラッキング)、指の動き【指トラ、ハンドトラッキング】なども再現したい場合
- HMDの違いなどでできないフルトラはないか?
- フルトラと検索しても各社出てこない理由
- 2024年8月現在のフルトラデバイス一覧
フルトラについて
フルトラとフルトラじゃない人って何が違うの?






どうすればフルトラになれるの?必要な設定は何?

フルトラデバイスの種類ってどんなものがあるの?
VRChatで使われているのは主に4つです。1.光学系フルトラ(ベースステーションとViveトラッカーを利用したもの)
2.IMU方式(外部センサ不要で、センサを体に取り付けるもの)
3.カメラフルトラ(カメラを使って、モーションキャプチャーしたもの)
4.それらを複合的に使って、フルトラにしたもの(複合式) です。

フルトラデバイス選びはどうして重要なの?
私がフルトラを始めた時は、1万円で出来るカメラ式のフルトラから始めましたが、値段の安さだけでなく、フルトラデバイス自体が手に入らない時代でした。光学式のフルトラに切り替えることができるまでの半年間、VRCに入る前に10分程キャリブレーションや設定をしていましたが、今ではトラッカーの電源をつけるだけに変わりました。その時、「今まで、毎回10分以上かかっていた設定の手間や苦労は、一体何だったのだろう?数万円ほど値段が高くてもこっちを選んでいれば、時間の無駄をせず、もっとフレンドと楽しんだり、VRChatや創作やイベントに集中できたのに。」とすごく後悔したことがあります。今となっては、フルトラデバイスは、どれも入手できる時代なので、皆さんには、手間や苦労がかからないデバイスをぜひ選んでいただきたいと思っています。
フルトラデバイスの種類のメリット・デメリットについて


再現性や正確性がないと、アバターとの一体感が味わえないなど、最終的にフルトラをやめてしまう要因になります。なのでどういった用途で使いたいか?が選ぶポイントです。予算と実現したい動き、没入感が欲しいか等で、あなたにぴったりのフルトラが決まるのです。
用途別に一覧にしてまとめています。

フルトラの人ってデバイスは何を使っているの?

https://x.com/hiro124_VRC/status/1840222539244810420

まとめ:みんなが使っているVRchat内でのフルトラデバイス
VIVE Tracker >>ハリトラワイヤレス>ハリトラ(有線タイプ)>PICO Motion Tracker>Tundra Tracker>VIVEトラッカー (Ultimate)>ユニモーション>mocopi *VRchatユーザーを目的にアンケートを作成しましたが、RTで拡散された後で、Vtuberさん用途で使われていたりする可能性もあります。アンケートは下に行けば行くほど回答数がどうしても減ってしまったり、RTによって回答数が異なる点はご注意ください。フルトラってどう使われているの?

フルトラムーブ別の各デバイスのおすすめを紹介
先ほどの調査でよくする動き別におススメデバイスをまとめてみました。

没入感はリアルな動きの再現性とキャリブレーションの少なさが大事!

フルトラデバイス各種の紹介
はじめての人におすすめは、HMDごとに違う
初めてのフルトラって何にすればいいか分からないです!多すぎてわからない場合、Vivetrackerとアルトラがダメなら、HMD毎で決めると楽です。 Questシリーズ:HaritoraX2やUnimotion、PICOで対応HMD:PICOMotionTackerがお勧めです。その他は、妥協する点や上級者向けにどうしてもなります。


光学式 【1】一番人気!VIVEトラッカー 予算:8万円台~
光学式は、他の方式と比べても最も絶対位置の精度が高いです。VRchatの場合、Viveトラッカーのケースが多い(ツンドラトラッカー等もあります)ですので、Viveトラッカーについて紹介していきます。デメリットとしては、ベースステーション(Viveトラッカーの場合)の設置が必要です。また、障害物がベースステーション間にあると、動きをとらえることができません。
VIVEトラッカーの概要とメリット
市販品で一番初期導入が楽。没入感、動きの再現性、値段全て高い。在庫があれば公式以外からも購入可

・ベースステーション 最低1個 (1個 25,570 円)
・Viveトラッカー 3個 (1個 19,000 円)
がともに必要です。最近はセールで安くなることがあります。
トラッカーとベースステーション間に障害物があると、トラッキングできないので、あらゆる動きに対応させるには、ベースステーションが2個最低でも必要です。2022年8月まで、すぐ入手できるのはviveトラッカーのみでしたが、最近はベースステーションも購入できるようになりました。ではなぜ高価なViveトラッカーが、今でも人気なのでしょうか?
なぜ高価なのにVIVEトラッカーを買うの? 理由:市販品で楽で高性能だから


トラッカーは、6点→8点→11点とトラッキング点数を増やすと、トラッカーと取り付けるベルトを購入すればすぐに拡張できることや日によって、6点~11点に簡単に調整できます。ほかのデバイスだと、市販されていないため、すぐに購入できません。初期設定もほかのIMU方式等と比べると簡単です。価格と在庫の少なさ、装着が大変等がデメリットになります。カメラ関係のフルトラと比べると、IMU方式同様に装着しないといけません。


ベースステーション1.0と2.0と個数による違いを動画で紹介!!


メリット
■購入する際のメリット・市販品。また、中古品が結構出回っていて、入手しやすい
・王道で多くの人が入手しているので、情報が多い
■ソフトウェアトラブル、キャリブレーション回数が圧倒的に少ない
・ベースステーションの設置以外の導入が簡単。追加も簡単。
・導入後の毎回のキャリブレーション回数も少ない。30分以上の没入感を楽しめる
・応答速度が圧倒的に速く、起動時間も実用的で十分
・指トラッキングもIndexコントローラの導入のみで済み、非常に簡単。(*2024年よりIndexコントローラの入手が非常に難しくなっています)
■動きの再現性や応答速度が非常に高い
・床をしっかり認識し、市販IMU方式等にある足が床にうもれたり、足が左右に振れない
・ベースステーションからの距離を正確に測定するため、トラッカーの絶対座標を検出して、トラッキングするため再現性が高い
・リアルな動きの再現性がこの中では一番よく、ダンスや動きの激しいものの再現、没入感重視だとこれ一択
VIVEトラッカーのデメリット
高い
高いです。他のフルトラデバイスと比べると、十万円台で初めての人にはおススメのフルトラができるようになります。
無断転載が後を絶たないため、著作権対策の文字を入れています。

Viveトラッカーのデメリット
■購入する際のデメリット・高い。導入時お勧めのベースステーション2台と両足腰用のVIVEトラッカー3個で10万8千円必要
・トングル用のUSB拡張、充電用のケーブルなどが必要
■設置する際のデメリット
・ベースステーションを設置する手間、PC側にトングルをトラッカー1個につき、1台設置する必要がある ■使う際のデメリット
・スマホ単体でできるフルトラもある中で、どうしてもPCが必要。
・VRで睡眠するときは、毛布等かけると追従しなくなる。遮蔽物があると追従しなくなる。
実際トライした記事がこちら
光学式【2】Tundra Tracker

こちらは、まずベースステーション(ライトハウス方式ができる環境であること)が、重要です。 また、メルカリでの新品は盗品の可能性がありますので、ご注意ください https://twitter.com/Tundra_Labs_JP/status/1775389753531420795 なお、日本法人ができ、日本での購入が可能です。詳細な使い方については以下のページが参考になります。 公式サイト等の情報はこちらをご覧ください。
GOOD
とにかく軽い 導入が簡単。追加も簡単 応答速度が速いBAD
市販品でないため、VIVEトラッカーと比べて入手しづらい
複合方式
光学式とIMU方式を組み合わせたもの、カメラとIMU方式を組み合わせたもの、IMU方式とAI等複合的なものはその他に入れております。IMU方式の詳細は、ここのデバイス各種の紹介の後で記載します。【3】VIVEトラッカー (Ultimate)予算:9万円~


VIVE公式
https://www.vive.com/jp/accessory/vive-ultimate-tracker/VIVEトラッカー (Ultimate)【英名:VIVE Ultimate Tracker】基本情報
VIVEトラッカー (Ultimate)
・最大5台のトラッカーで¥31,000 (税込)/個・重量94 g 充電時間:Quick Charge 3.0で平均2.2時間
・PCは必須ではなくなり、ベースステーション不要。VIVEワイヤレスドングルをヘッドセットに差し込むだけ。
・接続:専用の2.4 GHz/5 GHz Wi-Fi
・接続時、VIVEワイヤレスドングルが必要:VIVE XR Elite、VIVE Focus 3。
・他のPC VRヘッドセットでも対応

実際トライした記事がこちら
【4】PICO Motion Trackers 11.800円~


重量は27gで、起動時に別アプリを開いて頭を下に向けて足に合わせボタンを押すことで5秒ほどキャリブレーションします。1個の9軸IMUセンサーと赤外線センサーの組み合わせによるトラッキング方式。PICO Motion Trackerのデータ送信による遅延は約20ミリ秒(送信時間であってVRChat上での遅延はもっとあると思います)で、位置ズレは約5cm位、角度ズレは6°、25時間持つと公式は発表しています。
実際動いた映像がこちらになります
ここがいい
・Picoユーザーなら、一万円台でフルトラ導入できて、圧倒的に安い。・2個だけでなく、3個つけれます。3個つけると腰回りの動きが改善します
・軽くて小さくて凹凸が少ない。11月のアップデートでVR睡眠も可能に。
・足首に二つ巻くだけで長時間(メーカー25時間)使える。
・ドリフト挙動が他のIMU方式に比べてない
・とにかく手軽に始めれるし、継続もできる ・足と手、頭以外はAIとカメラやトラッカーからの赤外線等を利用して、位置を取得している ・座った状態、胸のひねりといった表現も再現できており、没入感だけ味わいたい人に向いている
ここがダメ
・Picoユーザーの一部しか使えない。・膝を使った表現に弱い。特に膝を上げる動作の表現が弱く、トビ膝蹴りといった腰上の膝表現が再現できない。膝はひざより下に来る動きは再現できている。
・HMD側から見て、膝で足が隠れた状態の時、膝が上がるのを認識しずらい。
・HMDを外したあとの挙動が怖い
・腰の追従が若干遅れる。
実際トライした記事
実際トライした様子や、トラッカーの個数による動きの違いの詳細はこちらをクリック
【生産遅延中】ContactTrack (固定台あり¥59,800 なし¥54,980)
ContactTrackは、2024年12月21日にDiver-X 新製品発表会で発表された現在予約開始中の光学(赤外線LEDを認識できるカメラ)方式とIMU方式を併用したトラッキングデバイスです。各トラッカーとPCを接続するためのドングルの機能も付いた専用のカメラ2台とトラッカー2台を使うことでトラッキングを実現しています。販売ページ、発表会の詳細などは、下記記事をご確認ください。当サイトも購入し、検証予定です。発売は現状5月を目途にしているとのことです。

IMU方式 (Inertial Measurement Unit)とは何か?共通点は?
共通点1:キャリブレーションした位置から推測して位置を検出
絶対位置の計測ではなく、キャリブレーションした位置をベースとして、加速度、角速度、地磁気を測定し、推測した位置情報で検出します。常時位置を検出している光学式と比較すると、位置精度が低いのがデメリットです。共通点2:誤差が蓄積するので、都度キャリブレーションが必要
時間が経過したり、移動が増えることで、誤差が蓄積するのも特徴で、都度キャリブレーションをする必要があります。体感ですが、動く場合は20分毎ぐらいでキャリブレーションが必要です。対して光学式は、常時vivetrackerより位置情報を計測しているため、ズレが発生しづらいです。(ずっとプレイしていてもズレはほとんど感じません)共通点3:ソフトによってデバイスの取り付け位置や数が違う
体の情報を読み取るために、デバイスを取り付けるので、デバイスやソフトによって取り付け必須の数が異なります。例えば、Unimotionの場合、5個以上取付け必須&Unimotionの専用ソフトを別途起動が必要になります。共通点4:体の情報を読み取るために取り付けるので、取り付けた位置=トラッキングポイントではない
VIVE Trackerのようにつけた数だけトラッキングするわけではありません。頭➡胸➡腰➡膝➡足等と各センサーの情報を読み込むことで、体の各部の位置を推定するものになります。なので、最低限のフルトラをする際に5個以上取り付ける必要があるデバイスが多く、最低限の装着にも手間がかかります。共通点5:動かない場合でも、常時絶対距離を測定するVIVE Trackerよりも確実にずれる
反復横跳びのように行ったり来たりの動き、歩いて元の位置に戻るような動きをよくする人は、加速度が少しでも違ってくると、元の位置にぴったりと戻ることが難しいため、ずれていきます。全く動かない、立っているだけ、たまに足をあげるだけ、行ったり来たりの動きをあまりしないといった動作の場合は、ズレが軽減されます。(軽減はされるが、常時測定しているVIVE Trackerにはかないません。また、UltimateTrackerも常時カメラを使って測定しているため、ズレが補正されます)
このように、キャリブレーションは長くて20分位で必要になります。
IMU方式のメリット(VIVEトラッカーとの比較)
・価格が安い・V睡するときに毛布とか掛けることができる
IMU方式のデメリット(VIVEトラッカーとの比較)
・動きの再現性が悪い、追従が遅い、動いた場合の一体感や没入感は低い・(mocopiを除く)磁力に弱い。
・動く動かない問わず、キャリブレーション後に、体がだんだんずれていき、一体感が失われる。
・床を滑るように動く傾向がある(ドリフトと言われる)
・毎回の設定が圧倒的にめんどくさい。中間ソフトを挟むため、時間がかかる。動く場合、20分に一回程度、キャリブレーションしなおす必要がある
・トラブルが多い。中間ソフトを挟むため、トラブルが発生したとき、原因がどこか特定するのに時間がかかる
IMU方式のメリット(pico motion trackerとの比較)
・動きの再現性は高い ・ズレが少ないIMU方式のデメリット(pico motion trackerとの比較)
・キャリブレーション、取り付け等にセッティングに時間がかかる
【5】ユニモーション(Uni-motion) 価格:3~5万円

価格は、3万円台からでトラッキング点数により値段が変わります。
Uni-motionのメリット(ハリトラワイヤレスと比べて)
・トラッカーが5個からでフルトラができる・V睡するときに毛布とか掛けることができる
・動きに合わせてモードが選べる。144Hzモードがあり、他のIMU方式と比べて、なめらかな動きを表現できる
・乾電池駆動のため、電源がないところでも使いやすい
・上半身モードがあり、Vtuberの運用にも使える
・ベルトが幅広なので、きつくなりづらい。VR睡眠等にはこちらのベルトが向いている
Uni-motionのデメリット(ハリトラワイヤレスと比べて)
・乾電池駆動なので、毎回電池交換の手間が発生する・Wifi環境がないと使えない
・トラッカーベルトが外しづらい。
・トラッカーベルト+デバイス入れを作る初期セットアップに時間がかかる
実際にトライした様子
詳細や実際にトライした様子は、以下のリンクに記載しています
【販売終了】6.HaritoraXワイヤレス(ハリトラワイヤレス) 価格:3~5万円


【6】HaritoraX2 39999円
公式
https://ja.shiftall.net/products/haritorax2HaritoraX2(ハリトラ2)のフルトラをVRChatでやってみた【2025年4月30日版】(前編)
HaritoraX2(以下、ハリトラ2)のフルトラをVRChatでやってみました。ハリトラ2は、シフトールが発売しているIMU方式のフルトラデバイスです。実質的に、前回のハリトラワイヤレスの後継機にあ...
Add-on “R”の発売時期: 2025年秋である点要注意
HaritoraX 2を拡張し光学トラッキング併用型にする「HaritoraX 2 Add-on “R”」を発表しております。当初は、一つのデバイスとして発売予定だったのですが、オプション品にする形で光学式を付与する形になりますしかし、Add-on “R”の発売時期: 2025年秋となっており、だいぶ先になる点要注意です。実質利用できるのは冬以降とみていいかと思います。光学式とIMU方式の複合的なメリットを得たい方は、既に予約が開始されているContactTrackの予約を推奨いたします https://ja.shiftall.net/news/20250107-2HaritoraX2のメリット
・軽くて小さい・トラッカーベルトが取り外ししやすい。ユニモーションやmocopiと比べて、ワンタッチで外せる機構があり、ハリトラワイヤレスよりも外れにくい。
・専用ドングルとBluetoothで接続方式が選べる。
・ベルトに伸縮性があり、ワンタッチで外しやすい
・USBで充電できる
HaritoraX2のデメリット
・初期設定がめんどくさい。中には12回ボタンを押す×6個といった作業も。・Bluetoothで利用する場合は、PC側の他の接続機器の台数の確認が必要
・同時接続用の充電ケーブルが特殊。充電がVIVEトラッカーよりは面倒
・足、膝を左右間違えて取り付けやすい。間違えてつけてしまった場合もう一度付け直す必要あり
実際トライした様子
【7】mocopi 価格:4万円~ +(別途スマホ必要)


mocopiのメリット(ハリトラワイヤレスやユニモーションとの比較)
・軽くて小さい・外で使える
・専用ケースに端子を1つさすだけで充電できる
・スマホ単体でモーションデータを取得・録画することができる
・SteamVR経由、OSC経由どちらも使うことができる新しいタイプのIMU方式のフルトラデバイス
・スマホ及び外部レシーバーの2つで接続可能。
・公式でSlimeVR対応。
・モーションキャプチャー等が手軽にとれ、様々な出力に対応
・2セット購入することで、モーションキャプチャー専用のmocopiproモードができ、スマホなしで接続できる
mocopiのデメリット(ハリトラワイヤレスやユニモーションとの比較)
・スマホ及び外部レシーバーが別途必要・地磁気センサーなしのため、動きの再現性は劣る
・肘の拡張キットがないので、肘トラッキングができない。
・VRChat用としては、他のフルトラ用デバイスと比べて、コスパが悪く、リアルな動きの再現性も低い
・トラッカーベルトがほぼおまけみたいなもの。他のものよりも圧倒的に出来が良くない。長時間は完全不向き。
・床が滑る現象が強めに出る
・下半身強化モード、SlimeVRモードとモードが多数あり、モードによってリアルな動きの再現性や動きが変わってくるが、VRChat用途では、ハリトラワイヤレスやユニモーションよりもリアルな動きの再現性は劣る
・モードによってはスマホを見ないとキャリブレーションできないことが多いため、没入感が減る

カメラ方式
カメラでモーションを読み取って、AIや姿勢推定して、VRchat上で動きを反映するタイプのフルトラです。ARマーカーを付けるタイプ以外は、トラッカー等を取り付ける手間がなく、スマホで手軽に始められるものもある点がお勧めです。光学式やIMU方式のトラッカーのものと比べると、再現性や速度も半分以上落ちますし、姿勢も限られます。カメラ方式で共通でよい点(光学式やIMU方式と比較して)
・装着するものなしでできる ・PC一台とカメラででき、市販のWebカメラを使えるのではじめやすいカメラ方式で共通で悪い点(光学式やIMU方式と比較して)
・再現性や速度も半分以上落ちる・カメラから映っていないといけないため、再現できる姿勢が限られる。
・カメラに体全体映る必要があるため、距離か広角カメラが必要
【8】MocapForAll 予算:3万円(ソフト1万円、カメラ等で2万円)

GOOD
TDPTとの比較 ・早い動きができるBAD
TDPTとの比較 ・PCが必要でGPUのパワーが必要。RTX3060以上は必要。 ・カメラも120°程の広角カメラが2台以上必要で、2台のカメラが同じもしくは、遅延が発生しないようにする必要がある
【9】Vseeface 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円(VTuber用途としても大活躍)

【10】TDPT 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で3000円 (VTuber用途としても大活躍)

GOOD
・カメラ1台ででき、非常に手軽、購入しやすい・カメラ代、アプリ代のみではじめられる。入手しやすく、すぐに始められる
・マシンパワーがそんなにいらない
BAD
・カメラから視界が外れると動作しなくなり、変な動きになる・メジャーなフルトラと比べるとできるポーズが限られる
・MocapForAllと比べて、動きがもっさりする
・動きの再現性が光学式と比べて低い、床がすべる。
【販売終了】11.HaritoraX(以下ハリトラX(有線)) 価格:3~5万円

海外製IMU方式のフルトラデバイスに気を付けてください。技適マークがついていない、PSEマークの事業者名非表示の違法デバイスに注意ください
IMU方式の場合、Uni-motion、ハリトラワイヤレス、mocopiなど販売実績がある国内メーカーの製品を推奨しています。 理由は以下の通りです。
技適マークがついていない、技適を取得していない海外製のフルトラデバイスにご注意ください
技適マークがついていない、技適を取得していないものに注意ください海外からネットで購入できるフルトラデバイスでは技適マークがついていないものやそもそも技適を取得していないものがあります。技適マークについ...

自作・フリーソフト・その他
メーカー品ではない、在庫がないもの等をまとめました。価格としては安価なものが多いです。 記事の分量が多くなってしまうため、詳細は別記事にしています。【12】SlimeVRを使ったIMU方式デバイスの自作・購入 予算1万~(*自己責任)
フルトラデバイスが手に入りずらいかった2023年前半までは、仕方なく自作した人も多かったのですが、メーカー品が購入できるようになったため、当サイトでは、初心者や初めての方、電子工作に疎い方なども多いことから、IMU方式は、国内メーカーの市販品を推奨しています。実際に自作に理解がない方で、チャレンジしてお金を無駄にした方を複数人知っており、しかも、購入されてから相談されます。
BNO085 での動作例はこちら
【13】ARマーカー使用群 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円


【14】Kinect使用群 予算:3千円(中古価格等)

コントローラーや別デバイスをトラッカー代わりに利用
【15】HMDのコントローラ 予算:2万円~不明
ヘッドマウントのコントローラをトラッカー代わりに使う方法です。詳細は以下別記事に記載しています。動きの例等は別記事で紹介しています
【16】任天堂Joy -con 予算:Joyconの数分

動きの例等は別記事で紹介しています
【17】スマホ

動きの例等は別記事で紹介しています
【販売終了】18.Xintracker 3~5万円他

【番外編】VirtualDesktopで仮想トラッカーを使う
HMDがQuestシリーズやPICOシリーズ+VirtualDesktopの場合だと、仮想トラッカー機能を使うことができます。 ただし、QuestProの場合、足が動かない等とフルトラとまでは言えないのが現状で、カメラのフルトラよりも精度が悪い状況ですが上半身のトラッキング精度は実感できると思います。ただ、下半身をViveトラッカー+上半身をVirtualDesktopの仮想トラッカーを使うことで 気軽にトラッキング点数を増やした動きをすることが可能です。VirtualDesktopの仮想トラッカーを付けた場合と、つけない場合の動きを下記記事に書きましたので、ご参照ください。 https://vrchat-fbt.com/virtual-desktop/実際使ってみた価格とトラブルの少なさの一覧

はじめての人が長くつづけるためのお勧めなフルトラをnoteで紹介中です。
https://note.com/hiro124vrc/n/nf5e7471b66ad目のまばたき(アイトラッキング)や顔の表情、舌の動き(フェイシャルトラッキング)、指の動き【指トラ、ハンドトラッキング】なども再現したい場合
VRChatでは顔の動きを再現したい場合は、「フェイシャルトラッキング;通称顔トラ」、目の動きを再現したい場合は「アイトラッキング:通称アイトラ」といい、対応HMDや付属品を取り付けることによって、それぞれできます。 https://youtu.be/9wuwJZuVMNg?si=OIUsGZc9RpH8ayDA 今回、市販で購入可能なQuestProで実施する方法はこちらで紹介しています。顔や目の動きも再現したい場合は、こちらをご覧ください。PCのスペックや対応HMDに条件があります また、指の動きを反映する技術は、指トラ、ハンドトラッキングなどと呼ばれ、Indexコントローラ、contactsheet for Quest、yubitora+などのデバイスで再現可能です。それぞれ違いがありますが、没入感や後ろのトラッキング重視だとIndexコントローラがお勧めです。しかし、入手性の問題から、Quest2,3,Proのコントローラーにcontactsheet for Quest、yubitora+を取り付けることをお勧めしています。実際に使った事例と必要な機材をこちらで紹介していますVRChatで指トラ(ハンドトラッキング)できるデバイス6つを徹底比較!使った感想も書いてみた【2024年12月版】
指トラ(ハンドトラッキング)対応のデバイス6種類とハンドトラッキングができるものを含めたコントローラー5機種を比較してみました。
HMDの違いなどでできないフルトラはないか?
各社公式HPとか正確なものを見てもらえると助かります。HMDがSteamVRに対応していれば、基本的にVRchatのフルトラ用に使えます。わからない場合は、公式サイトやHPに「VRChatもしくはSteamVRに対応していますか?」と公式の問い合わせ先に聞けばよいでしょう。IMU方式各社はディスコードなどで聞ける窓口が存在しています。当サイトでは、ValveIndexからQuestProに変更した際のやり方なども記載はしています。Questシリーズでフルトラしたい場合は、下記の記事が参考になります。Quest2,3でもVirtual Desktopを利用する場合は同じかと思います。VRChatでよく使われるヘッドマウントディスプレイ(VRゴーグル)のおススメを一挙紹介!!
VRChatのVRモードに必須のデバイスであるVRゴーグル【別名;ヘッドマウントディスプレイ(HMD)】そもそもVRゴーグルってどんなものがあるのか?以下説明していきたいと思います。VRchatで求め...
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フルトラデバイスでトラブル発生時の問い合わせ先はこちら
IMU方式のフルトラデバイス(HaritoraXシリーズ、Unimotion)のトラブルが発生した場合の問い合わせ先
当サイトでは、フルトラデバイス(ハリトラ、Unimotion等)のキャリブレーションなどのトラブルが発生した場合の問い合わせを受けますが、主な連絡先はこちらになります。
フルトラデバイスメーカー一覧はこちら
VRChatフルトラ用デバイス&ソフト作成しているところ一覧&悪質な販売業者にお気を付けください
デバイス名等で検索しやすい、わかりやすい一覧を作成しました。ユニモーションの検索結果で来られた方は、詳しいレビューなどはこちらにありますので、ご確認下さい https://vrchat-fb...