フルトラは体全身を使って操作する技術の略称で、正式にはフルボディトラッキング(以下フルトラ 英語:FullBodyTrackingでFBT)といいます。VRchat上では、一般的に使われている名称です。フルトラは【体全体をトラッキングする】という意味の【フルボディ】【トラッキング】の略称で、体全体にトラッカーと呼ばれる装置等をつけることで体全体を認識させます。
*この記事はPCで閲覧することを推奨します。
- フルトラについて
- フルトラムーブ別の各デバイスのおすすめを紹介
- 没入感はリアルな動きの再現性とキャリブレーションの少なさが大事!
- フルトラデバイス各種の紹介
- 【1】一番人気!VIVEトラッカー 予算:8万円~
- 【2】ユニモーション 価格:3~5万円
- 【3】HaritoraXワイヤレス(ハリトラワイヤレス) 価格:3~5万円
- 【4】mocopi 価格:4万円~ +(別途スマホ必要)
- HaritoraX ワイヤレス、ユニモーション、VIVEトラッカー、mocopiどれがリアルな動きの再現性がいいのか?
- 【5】HaritoraX(以下ハリトラX(有線)) 価格:3~5万円
- 【6】Xintracker 3~5万円
- 【7】自作(SlimeVR) 予算1万~(*自作は完全に自己責任です。)
- 【8】MocapForAll 予算:3万円(ソフト1万円、カメラ等で2万円)
- 【9】Vseeface使用 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円(VTuber用途としても大活躍)
- 【10】TDPT使用 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で3000円 (VTuber用途としても大活躍)
- 【11】ARマーカー使用群 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円
- 【12】Kinect使用群 予算:3千円(中古価格等)
- 【13】VIVEトラッカー (Ultimate) 予算:9万円~
- 【14】HMDのコントローラーなどをトラッカー代わりに利用 予算:2万円~不明
- 【15】任天堂Joy -conをトラッカーがわりにする方法 予算:Joyconの数分
- 【16】スマホを使用して、トラッカーがわりにする方法
- 【17】Tundra Tracker (調達状況による)
- フルトラと検索しても各社出てこない理由
- HMDの違いなどでできないフルトラはないか?
フルトラについて
フルトラとフルトラじゃない人って何が違うの?
動画を見ると、白い球1個=トラッカー1個となり、トラッカーをつければつけるほど、アバターの動作が現実の体に近くなっていくことがわかります。
どうすればフルトラになれるの?必要な設定は何?
1.「デバイス本体の設定」(ハードの設定、充電、体への取り付け、ベルトの設定等)
2.「デバイスやHMD用のソフトウェア」の設定
3.「VRchat側での設定」(フルトラになるとFBT調整用のメニューが出るようになります)
4.「VRchat側で毎回行う調整(以下キャリブレーション)」
あり、1~3はデバイス毎に大きく変わります。VRchat上で、鏡の前などでTポーズをしている人がいたら、4のキャリブレーション(動画参照)中と思ってください。
フルトラデバイスの種類やそれぞれのメリットやデメリットはないの?
1.光学系フルトラ(ベースステーションとViveトラッカーを利用したもの)
2.IMU方式(外部センサ不要で、センサを体に取り付けるもの)
3.カメラフルトラ(カメラを使って、モーションキャプチャーしたもの)
です。名称は一般的なユーザーにもわかりやすく私が作りました。
それぞれ特徴があり、床の認識に強いのは光学系、磁力に弱いのがIMU方式と色々あります。
フルトラのデバイスと言っても、体全体の動きを認識する仕組みが異なっています。
大別すると図のような感じになります。
カメラ方式や光学系は、布団などの遮蔽物があると動きが再現できません。対して、IMU方式は遮蔽物に強いのですが、精度が一般的に光学式より悪いです。カメラ方式は、スマホでできるものから、画像のデータを送信する回線の速さ、解析するCPUやGPUの処理能力が必要なものまで多岐にあります。VRchat上でダンス等の動きを一番正確に再現できているのがViveトラッカー等の光学式のため、IMU方式が万能ではないとわかります。
再現性や正確性がないと、アバターとの一体感が味わえないなど、最終的にフルトラをやめてしまう要因になります。なのでどういった用途で使いたいか?が選ぶポイントです。予算とムーブ(実現したい動き)、没入感が欲しいか等で、あなたにぴったりのフルトラが決まるのです。用途別に一覧にしてまとめています。
フルトラの人って何人いるの?デバイスは何を使っているの?
2023年4月23日の最新の調査で、おおよそ800人ほどフルトラの人がいることがわかっています。
2022年の調査と比べ、順位は変わっていませんでした。
【アンケート調査内容2】フルトラになるために使用したい、現在しているデバイスは何ですか?
希望回答数:100
拡散希望なので、拡散全然OK!詳細は、前ツイートあるので、元ツイート参照
haritorax:@shiftall_jp
unimotion:@uni_motion
vive tacker:@ViveJapanSup— ヒロ/VRCフルトラ猫研究所所長 FullBody Tracking Cat (@hiro124_VRC) August 1, 2022
まとめ:みんなが使っているVRchat内でのフルトラデバイス
全体の半数ほどがvive tacker、残り30%程度がハリトラ、5%ユニモーション、mocopiはまだ少数
*ただ、VRchatユーザーを目的にアンケートを作成しましたが、RTで拡散された後で、Vtuberさん用途で使われていたりする可能性もあります。アンケートは下に行けば行くほど回答数がどうしても減ってしまったり、RTによって回答数が異なる点はご注意ください。
フルトラってどう使われているの?
フルトラムーブ別の各デバイスのおすすめを紹介
先ほどの調査でよくする動き別におススメデバイスをまとめてみました。
ムーブの種類 | ムーブの説明 | IMU方式/Joy-conなど *デバイスや環境による差が激しいです | VIVEトラッカー(光学式) | TDPT/MocapForAll/ARマーカー等 |
---|---|---|---|---|
おはつい | Twitter等でおはようのあいさつと一緒に添付する写真。静止画。 | 可能 | おすすめ | 可能 |
VR睡眠 | 毛布やブランケットを被ってフルトラ状態で寝ること | 可能 | ×認識しない | ×認識しない |
座る | 机やいすや床に座る。VRchatは話しているときの方が多い | 可能 | 可能(座った際に腰トラッカーが隠れやすく、腰トビが発生しやすい) | 条件付きで可(膝同士をつけると認識しない) |
ラジオ体操 | ラジオ体操をみんなでやるイベント等あります | 可能 | おすすめ | 可能 |
簡単な踊り | 盆踊りのようなゆったりとした踊り | 可能だけど遅い | おすすめ | 条件付きで可(特定角度のみできる) |
激しい踊り | シャッフルダンスのような激しい踊り | 可能だけどおすすめしない | おすすめ | |
ひろさんムーブ | ひろがフルトラテスト用で使うくねくねした特殊動き | 可能だけど遅い | おすすめ | 特定角度、条件のみ |
没入感はリアルな動きの再現性とキャリブレーションの少なさが大事!
フルトラデバイス各種の紹介
【1】一番人気!VIVEトラッカー 予算:8万円~
市販品で一番初期導入が楽。没入感、動きの再現性、値段全て高い。在庫があれば公式以外からも購入可
なぜ高価なのにVIVEトラッカーを買うの? 理由:市販品で楽で高性能だから
トラッカーは、6点→8点→11点とトラッキング点数を増やすと、トラッカーと取り付けるベルトを購入すればすぐに拡張できることや日によって、6点~11点に簡単に調整できます。ほかのデバイスだと、市販されていないため、すぐに購入できません。初期設定もほかのIMU方式等と比べると簡単です。価格と在庫の少なさ、装着が大変等がデメリットになります。カメラ関係のフルトラと比べると、IMU方式同様に装着しないといけません。
Viveトラッカー3.0はずっと同じものを使えます。トータルの出費は高いですが、ムーブの種類が変わったり、激しい動きが必要になった時でも、トラッカー自体を変更しなくても、ベースステーションの更新をしていけば、動きを改善できます。
ベースステーション1.0と2.0の違いを動画で紹介!!
市販品なのにベースステーションがすぐに買えないことが最大の問題
GOOD!
市販品で中古品が出回っていて、入手しやすい
王道で多くの人が入手しているので、情報が多い
導入が簡単。追加も簡単。設定トラブルも圧倒的に少ない
応答速度が速いし、起動時間も実用的で十分
トラブルが圧倒的に少なく、キャリブレーション回数も少ない。30分以上の没入感を楽しめる
床をしっかり認識し、足が床にうもれたり、足が左右に振れない
ベースステーションからの距離を正確に測定するため、トラッカーの絶対座標を検出して、トラッキングするため再現性が高い
リアルな動きの再現性がこの中では一番よく、ダンスや動きの激しいものの再現、没入感重視だとこれ一択
指トラッキングもIndexコントローラの導入のみで済み、非常に簡単
BAD ×
市販品で中古も多いのに、人気すぎて在庫があまりない
高価。トラッカー1個につき、19000円、ベースステーションも別途必要なため、高価
V睡するときに毛布とか掛けれない、遮蔽物があると飛んでぐにゃぐにゃになってしまう。
フルトラを始めるには、導入コストが非常に高い。
PC側にトングルを設置する必要がある
トングル用のUSB拡張、充電用のケーブルなどが必要になり、高価
公式サイト等の詳細な情報はこちらをご覧ください。
【2】ユニモーション 価格:3~5万円
価格については、3万円台からでトラッキング点数によって値段が変わります。
GOOD
V睡するときに毛布とか掛けることができる
144Hzモードがあり、他のIMU方式と比べて、なめらかな動きを表現できる
乾電池駆動のため、電源がないところでも使いやすい
上半身モードがあり、Vtuberの運用にも使える
BAD
乾電池駆動なので、毎日電池交換の手間が発生する
VIVEトラッカーと比べるとリアルの動きの再現性が悪い
ユーザーが結構少なく、困ったときに聞ける人が少ない
VIVEトラッカーと比べ、キャリブレーション後に、体がだんだんずれていき、一体感が失われる。
Wifi環境がないと使えない
床がすべる
トラッカーベルトがハリトラワイヤレスやEozトラッカーベルトと比べ、外しづらい。
トラッカーベルト+デバイス入れを作る初期セットアップに時間がかかる
その他Unimotionの詳細については長くなるので、こちらの記事をご確認ください。
【3】HaritoraXワイヤレス(ハリトラワイヤレス) 価格:3~5万円
GOOD
・軽くて小さい
・ユニモーションやmocopiと比べて、ワンタッチで外せる機構があり、トラッカーベルトが取り外ししやすい
・専用ドングルとBluetoothで接続方式が選べる。
・ベルトに伸縮性がある
・USBで充電できる
BAD
・初期設定がめんどくさい。中には12回ボタンを押す×6個といった作業も。
・VIVEトラッカーと比べ、キャリブレーション後に、体がだんだんずれていき、一体感が失われる。
・Bluetoothを使うときは、PC側の他の接続機器の台数の確認が必要
・VIVEトラッカーよりはリアルな動きの再現性が悪い
・同時接続用の充電ケーブルが特殊。充電がVIVEトラッカーよりは面倒
・左足、膝と右足、膝を間違えて取り付けやすい。間違えてつけてしまった場合もう一度付け直す必要あり
・VIVEトラッカーと比べ、HaritoraConfigrator側で別で10秒ほどてキャリブレーションする必要がありめんどくさい。
その他の詳細については長くなるので、こちらの記事をご確認ください。
【4】mocopi 価格:4万円~ +(別途スマホ必要)
mocopiでVRchat上のフルトラをしてみた【自腹レビュー】(モコピ比較レビュー)
mocopiはソニーが発売しているモーションキャプチャーデバイスです。一応VRchatにも対応しているとのことで今回トライをしています。以降はVRchat上での話です。注意:古いバージョンでの解説にな...
GOOD
・軽くて小さい
・外で使える
・専用ケースに端子を1つさすだけで充電できる
・スマホ単体でモーションデータを取得・録画することができる
・SteamVR経由、OSC経由どちらも使うことができる新しいタイプのIMU方式のフルトラデバイス
BAD
地磁気センサーなしのため、ハリトラワイヤレスやユニモーションよりもリアルな動きの再現性は劣る
肘の拡張キットがないので、肘トラッキングができない。
VRchat用として、他のフルトラ用デバイスと比べて、コスパが悪く、リアルな動きの再現性も低い
スマホが別途必要
床が滑る現象が強めに出る
下半身強化モード、SlimeVRモードとモードが多数あり、モードによってリアルな動きの再現性や動きが変わってくる
詳細は長くなるので、こちらの記事をご確認ください。
HaritoraX ワイヤレス、ユニモーション、VIVEトラッカー、mocopiどれがリアルな動きの再現性がいいのか?
別の検証動画でもmocopiとslimeVR、VIVEトラッカー、HaritoraXと比較動画がありますので、こちらをご確認ください。
【5】HaritoraX(以下ハリトラX(有線)) 価格:3~5万円
有線のIMU方式のフルトラデバイスです。2022年9月15日以降、生産体制の見直しにより、予約が取りやすい状況になり、入手しやすくなりました。初めてのIMU方式のフルトラでお金が全然ないという人には向いています。再現性はトラッカーより当然悪いですね。トラッカーベルト等も大きいです。VR睡眠される方がよく使っています。値段も安価で情報も豊富です。ただ、有線なので、非常に煩わしく、LAN回線を壊してしまったという人が結構います。充電もワンタッチでできるので便利です。VR睡眠をする人は検討の中に入れてみましょう
以前までハリトラを購入するためには、メーカーに「応募」して「抽選で当選」する必要がありました。この条件が非常に厳しく、購入できた人も当然いますが、抽選に応募した人全員が当選する状況ではありませんでした。このため、フルトラにすぐになれない状況が発生していました。直近では即納状態になっていることもあるようです。公式HPにアクセスしてみてください。ハリトラはどういった動きをするかというと、下記の動画が参考になります。
・HaritoraXを使用している様子(*字幕必須)
そのほか詳細は、時系列にハリトラのまとめをご確認ください。価格については、3万円台~でトラッキング点数によって値段が変わります。詳細はこちらの記事をご確認ください。
GOOD(すべて当研究所が使っている人から聞いた情報による)
・2~3万円台と安く、拡張も可能なので、フルトラ入門機としておすすめ
・多くの人が入手しているので、情報が多い。特にトラッカーベルトに関する情報は多い。
・導入が比較的簡単
・V睡するときに毛布とか掛けることができ、トラッカーがとばない
・1つの箇所を充電すればいいので、充電が非常に楽。継続して利用できる
BAD(すべて当研究所が使っている人から聞いた情報による)
・VIVEトラッカーと比べると動きの再現性が悪い
・有線がわずらわしく、VR睡眠するときに足などにひっかかってしまう
・色んなバージョンがあり、それによって拡張性が異なりわかりづらい
・床がすべる
・VIVEトラッカーと比べてキャリブレーションをHaritoraConfigratorで10秒、VRchat側でする必要がありめんどくさい。
【6】Xintracker 3~5万円
GOOD
・安い
・買ってから出荷までが早い
・無線LAN+リチウムイオン電池なので、遮蔽物にも強く、充電するだけでOK。
BAD
・生産数が少ない
・まだ、できたばかりで、ユーザーが少ない
・IMU方式独特の床がすべる現象が起きている
公式サイト等の情報はこちらをご覧ください。
【7】自作(SlimeVR) 予算1万~(*自作は完全に自己責任です。)
または、こちら等でboothで販売しています。
https://booth.pm/ja/items/4692875
(霧雨なのはさん情報提供ありがとうございます。)
GOOD
・安い
・一度この業界にハマると作っては改善作っては改善となり、フルトラというよりデバイスづくりにハマっていく
BAD
・自作は完全に自己責任です。当サイトではおすすめしません。
・再現性の差が購入したデバイス次第となり、差が激しい。
・本人の技術力次第で、自己責任。部品代すべて無駄になることも
・自作なので、難易度はとにかく高い人には高い。
・道具が別途必要
カメラ方式
カメラでモーションを読み取って、AIや姿勢推定して、VRchat上で動きを反映するタイプのフルトラです。
トラッカーのものと比べると、再現性や速度が落ちる傾向にあります。メジャーなフルボディトラッキング以外の方が、なにをどう使って、VRchatでフルボディトラッキングをしているのか?という話になってきますが、メジャーなフルトラには現状お金が高い!入手できない!などの問題がいくつかあります。手間はかけれる人向けのものになるのが、今回のマイナーフルトラ系のフルトラかと思います。現在、把握しているのがこちらになります。
【8】MocapForAll 予算:3万円(ソフト1万円、カメラ等で2万円)
こちらについては、別記事や動画をたくさん作っております。詳細は以下をクリック
GOOD
装着するものなしでできる
本体1つとカメラ二台ではじめられる、はじめやすい
市販のWebカメラを使うので購入しやすい
TDPTよりも早い動きができる
BAD
GPUのパワーが必要。RTX3060は必要と思われます。
カメラが2台以上必要で、2台のカメラが同じである。もしくは、遅延が発生しないようにする必要がある
メジャーなフルトラと比べるとできるポーズが限られる
一回キャリブレーションしなおすと調整が必要
色んなポーズをとったり、動くためには、他のフルトラよりも広いスペースが必要
【9】Vseeface使用 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円(VTuber用途としても大活躍)
【10】TDPT使用 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で3000円 (VTuber用途としても大活躍)
Vtuber向け講座ですが、TDPTの使用については金曜日のびすたんさんの動画が詳しいです。
GOOD
・装着するものなしでできる。
・MocapForAllと比べて安くて、手間いらず。
・カメラ1台ででき、非常に手軽
・カメラ代、アプリ代のみではじめられる。入手しやすく、すぐに始められる
・カメラを使うので購入しやすい
・マシンパワーがそんなにいらない
BAD
・カメラから視界が外れると動作しなくなり、変な動きになる
・メジャーなフルトラと比べるとできるポーズが限られる
・MocapForAllと比べて、動きがもっさりする
・動きの再現性が光学式と比べて低い、床がすべる。
【11】ARマーカー使用群 予算:ソフト自体は無料、カメラ等で1万円
【12】Kinect使用群 予算:3千円(中古価格等)
GOOD
装着するものなしでできる。
とにかく安くフルトラ導入できる。
カメラを使うので購入しやすい
BAD
おすすめしません。古い技術となりつつある
動きがMocapForAllと比べても、ぎこちない。カメラに認識してもらう動きが必要
メジャーなフルトラと比べるとできるポーズが限られる
その他
【13】VIVEトラッカー (Ultimate) 予算:9万円~
VIVEトラッカー (Ultimate)【英名:VIVE Ultimate Tracker】基本情報
VIVEトラッカー (Ultimate)
・最大5台のトラッカー(どう頑張っても8点まで)
・¥31,000 (税込)/個
・重量94 g 充電時間:Quick Charge 3.0で平均2.2時間
・PCは必須ではなくなり、ベースステーション不要に。VIVEワイヤレスドングルをヘッドセットに差し込むだけ。
・接続 専用の2.4 GHz/5 GHz Wi-Fi
・接続時、VIVEワイヤレスドングルが必要:VIVE XR Elite、VIVE Focus 3。他のスタンドアロンおよびPC VRヘッドセットに対する
サポートは現在計画中。
VIVE Ultimate Trackerまとめ。何点フルトラまでできる?仕様、ツイッター、デメリットを一気に公開!まとめてみました(VIVEトラッカー(Ultimate)
【14】HMDのコントローラーなどをトラッカー代わりに利用 予算:2万円~不明
https://note.com/praecipua/n/nf7268ddd0b2f
https://hoshigari-gamer.com/vive-controller-tracker-change/
コントローラをトラッカー代わりに利用
現在のVRchat用途だと、やりやすく、とにかく安く、自分でソフト関係を調整できるのなら、お勧めの方法になります。
ベースステーションを導入できれば、安価で精度よくフルトラになれます。若干の変更は必要ですが、接続トラブルや設定トラブルも他と比べて少なめで、初期投資があんまりできない学生等におすすめです。
GOOD
メーカー公式品を使うので、信頼性が他と比較的高く、接続しやすい
メーカー公式のものを使うため、導入しやすい
安く入手できる
BAD
メーカー保証外の方法のため、トラブルが発生しても自己責任
本来の用途外に使うため、重たい、うまく体とフィットしないなどのトラブルが起きがち
メーカー非公式の方法なため、事前の準備が必要
コントローラやHMDを体に取り付けるので、重たいといったことから、挫折しがち
【15】任天堂Joy -conをトラッカーがわりにする方法 予算:Joyconの数分
GOOD
たくさん持っている人にとっては、トラッカー代が不要になる
リングフィットの付属品のベルトなどをそのまま流用できる
BAD
メーカー保証外の方法のため、トラブルが発生しても自己責任
本来の用途外に使うため、重たい、うまく体とフィットしないなどのトラブルが起きがち
メーカー非公式の方法なため、事前の準備が必要
うごきがぎこちない、バッテリーもちがわるい
任天堂製品なので、運を任天堂に任せる気持ちでトライする必要がある(アップデートなどで使用不可になる可能性あり)が、在庫不足などはないので、杞憂かもしれない
【16】スマホを使用して、トラッカーがわりにする方法
http://vrherokichi.com/2020/09/15/vsmarttracker/
GOOD
たくさん持っている人にとっては、トラッカー代が不要になる
BAD
メーカー保証外の方法のため、トラブルが発生しても自己責任
本来の用途外に使うため、重たい、うまく体とフィットしないなどのトラブルが起きがち
メーカー非公式の方法なため、事前の準備が必要
うごきがぎこちない、バッテリーもちがわるい
【17】Tundra Tracker (調達状況による)
こちらは、まずベースステーション(ライトハウス方式ができる環境であること)が、重要です。なお、日本法人ができ、日本での購入が可能になったようです。詳細な使い方については以下のページが参考になります。
公式サイト等の情報はこちらをご覧ください。
GOOD
とにかく軽い
導入が簡単。追加も簡単
応答速度が速い
BAD
市販品でないため、VIVEトラッカーと比べて入手しずらい
フルトラと検索しても各社出てこない理由
HMDの違いなどでできないフルトラはないか?
公式HPとか正確なものを見てもらえると助かります。HMDがSteamVRに対応していれば、基本的にVRchatのフルトラ用に使えます。わからない場合は、公式サイトやHPに「VRchatもしくはSteamVRに対応していますか?」と公式の問い合わせ先に聞けばよいでしょう。IMU方式各社はディスコードなどで聞ける窓口が存在しています。当サイトでは、ValveIndexからQuestProに変更した際のやり方なども記載はしています。
QuestProに切り替え、11点無線フルトラ+Indexコン+フェイシャル+アイトラッキングの完全体フルトラになるまでの流れを紹介!【完全体フルトラ(無線フルトラ+アイトラ+顔トラ)】【前編】
【最後に】この記事を作成した経緯について
めちゃめちゃ詳しい人は、HPやWebページ作るよりも、ワールド作ったり、自分で集会とかやったり、ツイッターで情報公開しているかと思います。当サイトで種類やワードをザックリ知った後、実際使われている方のサイトにいったり、ツイッターでフォローや直接聞きに行くほうが、実体験などがわかり、各種フルトラの導入はしやすいと思います。
当サイトでは、フルトラになる方法を
1.VRchatのフルトラを全く知らない人や初心者案内を受けれなかった人
2.日本人のフルトラのフレンドと時間的に会えない人向け
に、どうやったらすぐにフルトラになれるのかに重きを置いて、記事を書いています♪
今はすぐに導入したいのなら、BS入手してのトラッカー、もうちょい待ってもいいよならハリトラやジントラッカー等です。
フルトラデバイス別の利用状況の調査結果を知りたい方はこちら
【2023年5月速報用】最大回答1123票! #第二回VRCフルトラ国勢調査 調査結果 twitter: @hiro124_VRC
唐突で大変申し訳ありませんが、#第二回VRCフルトラ国勢調査 を開始します。今回も、質問を考えながら、やっていく予定です。デバイスも大変増えてきたので、それらの人気具合などを把...
Vtuberのトラッキングを知りたい方はこちら
【VRchat】VtuberのトラッキングってVRchatのフルトラッキングと何が違うの?
よくホロライブやにじさんじといったVtuberが使っているトラッキングについて、確認をうけますが、そもそもVRchatで一般的に使っているトラッキングとYoutuberが使っているトラッキングはメジャ...
フルトラデバイスでトラブル発生時の問い合わせ先はこちら
フルトラデバイス(ハリトラ、Unimotion等)のキャリブレーションなどのトラブルが発生した場合の問い合わせ先
当サイトでは、フルトラデバイス(ハリトラ、Unimotion等)のキャリブレーションなどのトラブルが発生した場合の問い合わせを受けますが、主な連絡先はこちらになります。
フルトラデバイスメーカー一覧はこちら
VRchatフルトラ用デバイス&ソフト作成しているところ一覧
デバイス名等で検索しやすい、わかりやすい一覧を作成しました。*フルトラは現在シフトール社の商標となっています。フルトラはフルボディトラッキングの略称なのですが、商標権を行使???して???(は?越権行...
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